きもの和らいふスタッフブログ/札幌を中心に北海道で振袖をレンタル&販売の日々

大正元年創業の老舗呉服店とは思えない(◎_◎;)スタッフのゆるーい日常を綴っています。

和裁のちえ

2013年12月09日 | 日記
キモノが仕立て上がってきたのですが・・・。

自分で着るのではなく、
若いスタッフのお稽古用にと、
ちょっと赤めの古い小紋を“洗い張り”して、仕立て直しました。


八掛は、擦れて、破れてしまったので
新しいものを付けました。


身丈が足りないので、
帯に隠れるところに他の布を足して、

似たような色の生地が無かったので・・・ちょっと極端ですが。)

当然、胴裏も足りないので接いでます。

ぼかしの八掛は、破れている箇所を除いて、
使える布は胴裏として使いました。
だから、胴裏が、“白”でも多少、色が違っています・・・)

それにしても、“キモノ”ってすごい
和裁って、「全く無駄が無い」って感心します。