就職人気企業

2019-05-22 09:09:02 | 日記
 2020年度の就職人気企業の順位が出ている。トップに伊藤忠商事があり丸紅が7位、11位に三菱商事、46位に住友商事と商社の人気が高い。物産が51位とあるのが少し疑問。バブル絶頂期は金融機関がトップテンを占めていたようだがやっと47位に三菱UFJ銀行が、85位にリソナグループがあり続いて87位に三井住友銀行とある。食品関係の味の素が第2位でアサヒ飲料が8位、アサヒビールが15位、カゴメが16位森永製菓が17位ロッテが18位森永乳業が21位、明治Gが23位、キッコーマンが25位とこれら食品関係がトップ30位に多く出ている。JTBグループが3位、全日本空輸が5位、日本航空が19位、JR東日本が20位、近畿日本ツーリストが24位と国内海外旅行ブームの表れだろう。
 学生の人気企業は時代を映すものといわれる。その時その時代の花形企業が永遠に輝いてくれていればその企業に入った人は幸せな人生を送られるに違いないが実際にはほとんどがそうならないのが世の常である。22歳で入って20年後の42歳の働き盛りの頃にはどうなっているのだろうか。人気企業に入るのも猛烈な競争でとりあえず入社しておこうという考えもあろうが、入ってみて自分の思いの会社とは少し違うということで辞めてゆくものも多いだろう。人気企業もよいけれど人生の幸不幸や成功失敗はかなりの部分自身の努力もさることながら運不運が占める割合が多くあることは間違いない。