香港の選挙

2019-11-25 21:08:27 | 日記

 香港政府の区議会選挙は452議席の内、民主派が385議席と圧倒的多数で中国寄りの親中派58議席にして破った。民意が自由な民主的な社会を求めていることを表している。北京を首都とする共産中国政府は一党独裁政治で民意の本音を抑え込んでいるが、これは民度がまだ不十分なままであるからこそ継続している。香港ではそれなりに民衆が自由な社会を経験して自由な社会がよいとして若者がデモなどでこれを希求するのだが、政府の首脳も取り締まる警官隊も複雑な思いであることが窺える。

 中国沿岸部の比較的恵まれた地域の民意はどうであろうか。選挙という民意を表す行為があれば果たしていかなる結果がでるであろうか。気になるところである。


勤労感謝の日

2019-11-23 08:19:27 | 日記

 今日は勤労感謝の日の休日である。土曜日と重なってしまいサラリーマンの諸氏にとっては一日ソンをしたように思っておられる方もあるのではないだろうか。勤労感謝の日とは一年の勤労をここでゆっくり休んで休養と取ってくださいという趣旨から生まれた日である。一年の生活の重要な糧の稲の収穫も終え感謝の気持ちを持ってこれから始まる厳しい冬の季節を乗り越えなければならないのである。雪国にはそろそろ降雪がはじまるであろう。しんと静まり返った冬の雪景色は囲炉裏端の家族のだんらんがこれから始まる冬の日本の景色の定番だった。母親は子供のために毛糸のチョッキを編む。父親は冬の薪の取入れに余念がない。それが昔の農村の冬景色だった。今は稲の刈り取りも機械で一気に済ませてしまう。一家総出での稲の刈り取り風景だった昔の姿は今はも見られない。刈り取りから脱穀収納をひとりの機械の運転手つまり今の父親が済ませてしまう姿なのだ。だから勤労感謝の日という本来の趣旨には添わない風景になりつつあるようだ。                                

 昔は都鄙の区別が明瞭にあったが車社会になってそれがなくなってしまった。手軽に移動ができてしまい道路にも照明が明々と照り映え夜の農村のイメージが都会並みになってしまった。豊かな日本になったということか。

 韓国がGSOMIA(軍事情報包括保護協定)の破棄を停止して継続する方針に変えた。破棄するという強硬策は自身の首を絞めるという逆効果と判断したようだ。韓国は日本のための防波堤になっているのだから日本は我韓国の要求を取り入れるべきだとのこれまで積もりに積もったうっぷんをはらす好機と読んだようだが、果たしてこの日米韓の軍事協定を破棄してまで怒りをぶちまけてよいのかどうかを迷いに迷って最終判断は継続となった。破棄した場合の米軍の軍事援助や駐留費増額問題にそもそもこの協定を破棄しても日本にとって何の対抗策にならないことをもう韓国自身が分かりつつあるのではないだろうか。日本には偵察衛星が常時北朝鮮や日本海や東シナ海を監視しているのである。北のミサイル発射の情報も韓国よりもいち早く察知する現状は日本が持っているのである。日本は韓国から取り入れるものはほとんどの分野で何もないが韓国は日本なしにはほとんどの面でやってゆけない現状をよく理解すべきである。ゴルフ大会が盛んにおこなわれているが、韓国プレーヤーがトップテンに名を連ね賞金を稼いでいる。外貨獲得に大いなる貢献をしているのである。そんな日本をどうして敵視するのか。なぜ学ぼうとしないのか。一流国家になれない原因はこの辺にありそうだ。文在寅さん、よくお考えになりなさい。

 

 


F35戦闘機

2019-11-22 13:04:26 | 日記
 日本が次期主力機とするF35戦闘機を147機とする方針が決定したとある。F35はステルス性能が向上していてこれが売りの基本になっている。F35には通常のF35Aと短距離や日本が保有する護衛艦から離発着する35B、空母艦載機35Cがある。我が国は本格的空母がないため買い入れるのはAとBであろう。
 空母に搭載される戦闘機は発艦と着艦に相当の技術や機体の強度などが要求される。発艦は短時間に急速な速度が要求され、着艦にはこれまた相当な強度がなくてはならない。搭乗するパイロットはかなりの体力と技術と強い精神力が要求される。これらの諸条件からの解放が求められて垂直離発着が今後の主力機と目されている。それを先取りしたのが日本の護衛艦「いずも」である。いずもは垂直離発着を想定して建造された空母でしたがって飛行甲板は短い。現在はオスプレイやヘリの運用であるが将来はF35Bを載せての運用であることは間違いない。
 第二次世界大戦で日本は乏しい経済力の中、多数のゼロ戦を作って戦った。当初は中国や東南アジアの諸都市の爆撃であり、終盤は米艦に向かっての自爆つまり特攻に使われた。何機作ったかはまだ調べていないが147機どころではなかっただろう。戦闘には消耗がつきもので当初は互角でも各戦闘で1機また1機と傷つき墜落などで次第に減っていく。そこで勝負は補給をどうするかで決まる。米軍はこの補給が成立していたが、悲しいかな我日本にはそれがなかった。次第に劣勢は免れなくなって丸裸同然の1億総玉砕を叫ぶハメになり無条件降伏となった。F35の1機とゼロ戦1機とでは性能や火器には相当な開きがあるにしてもあの第二次世界大戦時代の旧日本軍の空軍までには届いていないのかもしれない。神戸川崎重工業で最近最新式の潜水艦の進水があった。海に空に日本自衛隊は着々と軍備を進めているようだ。ゼロ金利で私たちが得られたであろう所得が軍備増強に流れているのかもしれない。
 明日は日韓の軍事情報包括保護協定GSOMIAの失効期限である。韓国がどう出るか。興味津々である。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

干し柿

2019-11-21 21:25:24 | 日記
 今年も干し柿を作るため道の駅で渋柿を買ってきて早いうちにと早速皮むきをした。約一か月ほどで食べられる状態になる。実の大き目を買ってみたが、最初はかなり大きいと思うが、乾燥してくるにしたがって萎んでそれなりのサイズになる。やがて白い粉のようなものが現れてきて甘みを増す。
 干し柿を作るため最初は近くの山に出かけて渋柿を探したものだった。クルマで出かけて探したこともあったが、なにせ野生のもので実も小さく採るのにもひと苦労したものだった。が道の駅で売っていることを知り今ではそこに行くことにしている。若いころは甘柿が頭にあって渋柿など見向きもしなかったが、最近は甘柿はもう要らなくて渋柿のほうに関心が行くようになった。甘柿に代わる美味しい果物が豊富に出回るようになった為であろう。春は桜を愛でてプランターにトマトの苗を植え付けその成長を楽しむ。夏はそのトマトをいただきスイカを食べ自然に感謝をする。秋は渋柿の皮をむいて秋の太陽に向けて干して楽しむ。これは1年の行事ともいえるのではないか。明日からは年賀状の作成に勤しむ予定である。