東電福島第二原発廃炉

2019-07-25 19:20:39 | 日記
 東京電力福島原子力第二発電所の廃炉が決まった。元の自然に帰るには今後40年もかかるという。ただの発電所であるならば現在の日本の建設技術ならば2~3年もあればみるみるうちに取り壊してしまうだろうが原子力という厄介なものがあるために途方もない時間と労力がかかる代物なのだ。東京電力は廃炉にかかる費用を今後40年にわたって負担しなければならないし、現在第一原発の廃炉作業に一日7,000人以上の労働力がかかっているので第一と第二を合わせて廃炉となるとこれからの労働力は莫大なものとなることが予想されるが東電の企業だけでは到底賄いきれまい。当然国民からの電気代上乗せという形でその負担が国民すべてにおわされるであろう。原発建設時にこのようなことを想定できたであろうか。今となっては原発はやはり手を付けるものではなかったということだろう。原子力を知っている人ほど原子力を知れば知るほどこれ程危険なものはないという認識をしていたのである。
 放射能で汚染された地域でも一部帰還が許された地域もあると聞くがそれはほんの一部であってほとんどは8年前と同じである。山積みになった汚染土を入れたフレコンバッグのあの袋は今は当時と同じ状態であるであろう。早く汚染土の袋を撤去してくれと思っている地域の人々の要望をできるだけ叶えてあげるためにも福島第二原子力発電所の跡地へ持ち込んであげて欲しいものだ。それが事故を引き起こした当事者東京電力株式会社のあるべき姿である。日本国第一の超有力企業と自他ともに認めていた企業であるならばそれくらいなことはできるだろう。ところで第一原発での廃炉作業に現在一日7千人以上があたっているとで危険手当を含めて日当1万円として一日の人件費7千万円で半分として3千5百万円でとてもじゃないが東電の企業では持たない額である。
 統一地方選挙に大阪の堺市長選挙に補欠選挙、そして参議院選挙と一連の選挙が終り、マスコミはいよいよ迫った東京オリンピックへと話題を切り替えてこよう。原発事故から話題を遠避けようとするかのようだが8年後の放射能被災地の今の様子を確実に日本全国に届けなければならない。子供たちの甲状腺被ばくを丁寧に取り上げて福島の人々の実際のある状態を逐次報告しなければならない。小出裕章さんに今中哲二さんの最新の講演会をこれからはみるようにしたい。

参議院選挙

2019-07-22 09:12:46 | 日記
 参議院選挙が終了した。やれやれがとりわけ大阪維新の幹部の皆さんの感想であろう。大阪ダブル選挙で始まり堺市市長選挙から大阪12区の補充選挙とそして参議院選挙と令和元年の前半はまさに選挙で明け暮れた。前半と書いたが令和は5月からだから令和前半という表現はややおかしいのかもしれないが、とにかくこの年の前半は選挙一色の大阪だったことは間違いない。日本維新の会は兵庫でも議席を守り、首都圏でも2議席獲得の大健闘だった。NHKのニュースで真っ先に当確が出たのは兵庫の維新の議席だった。東京神奈川でもそれぞれ獲得したのはやはり松井大阪市長と吉村大阪府知事の応援の存在が大きく寄与している。
 20日にたまたま飲み友達4人が集まって久しぶりに日ごろ鬱憤を晴らすかのように居酒屋でのいっぱいだったが、私はなんば高島屋前での維新の会の応援演説があるのでお先に失礼と中途退席した。高島屋前では既に枝野立憲党首の演説が最中で多くの有権者が集まっていた。国民民主の平野代表もその後やってきた。維新の会の演説時間は6時から8時までで二人の候補の演説の後吉村大阪府知事が始まると大きな拍手と歓声が沸き起こった。大とりはやはり松井代表で市長室での記者会見やNHK討論などではあの~とか言葉を選ぶ間隔があるが、選挙演説となると一変し流暢で分かり易い言葉が次々に現れ聴衆を魅了する。この人の魅力であり実力である。同じことが吉村維新の会代表代行にも言える。この二人の存在がまことに大きい日本維新の会である。暫く待っていたが松井市長と吉村知事には会えなくて梅村みずほ候補とは握手が出来た。地下鉄なんばを出発したのは9時過ぎであった。久しぶりに乗る夜更けの地下鉄であのサラリーマン時代の毎夜の残業で頑張った時代を彷彿と思い浮かべた。それにしても電車の中が大勢の乗客でごった返しているのには少しびっくりでそれだけ大阪市内が賑わっている証とみた。
 与党自民党は公示前123議席から113議席へ大きく割り込んだが公明が28議席と公示前25議席を3つ増やして過半数を獲得して何とか面目を保った。立憲が32議席で公示前の24議席を大きく伸ばした。1人区の野党共闘が一応成功したのではなかろうか。連合や組合の応援議席であろうがそれにしてもなんとも魅力のない政党ではないかが正直な感想である。教職員はもちろんこの連合の一部であろうが学校の先生は果たして本当に世の中の仕組みをご存じなのであろうかとふと疑問に思うことがある。子供相手の毎日だから経済や為替や株価の動きとは無縁の毎日であるので止む負えないとはいえるが、枝野さんの演説など反対の為の反対意見でビジネスに携わる大衆からは納得の同意はえられないのではと思う。
 選挙は終わった。次はやはり来年の東京オリンピックであろうか。そして注目は次の衆議院総選挙である。それから大阪では都構想の住民投票という大きな大きな投票が待っている。

無礼である。

2019-07-20 08:52:31 | 日記
 韓国の第二次世界大戦での徴用工問題で賠償を求める判決で日韓間で問題になっている。請求権は既に解決済であるにも関わらず慰安婦に続きまたしても徴用工にまで持ち出して日本からカネをむさぼり取ろうとする韓国に対して「無礼である」と河野外務大臣は南駐日韓国大使に声高に言いつけた。またしても徴用工などの問題を引き釣りずりだしていることに対してならば国際法違反だから仲裁委員会に立とうというとそれに応じない。日本側の意見には耳を貸さずに一方的に徴用工は請求権委は含まれないとしていることに対しての河野外相の発言である。慰安婦ではなんとか韓国の言い分を聞いてやったが今回の徴用工ではもう黙っておれないとする日本側である。国際的な取り決めを平気で反故にするまったく信用のない国韓国朝鮮である。これでは3流国家よりまだ下の5流国である。信用のない国とはそこそこの付き合いにしこれからはどんどん日本企業は引き上げるべきで種々の製品の輸出も停止していいだろう。困るのかの国で日本は痛くも痒くもない。
 もしこれが昭和の初めのあのきな臭い時代ならば韓国との戦争になっていたであろうことは容易に想像がつく。こういうお国柄だからちからでもって片をつけなければならない状況になってしまうのだろう。輸出国として韓国をホワイト国にしていたのが本来おかしいのであって全くのクロか限りないグレー国が本体の姿ではあるまいか。日本のお蔭でなんとかG20の一員になっているにも関わらず難癖をいいつずける韓国に対してはまさに「無礼者」と一括を突きつけたい。

台湾海峡にトンネルを・・・

2019-07-14 09:13:14 | 日記
 今日の新聞は中国が台湾海峡にトンネルを掘り台湾と中国の行き来を自由にしようという計画があるとのことだ。トンネルの全長は130キロという。なんとも壮大な企画である。万里の長城を作ったお国柄だからできないこともないだろうか。地上の山や谷に石を積み上げて作った塀で膨大な人力を投入しての完成だっただろうことは推測できるが、海底トンネルとなると少し様子が変わってくる。ただ単なる人力でとは行かない面が多々ある。
 昨日、久しぶりに「前展望 特急スーパー白鳥1号青森~函館」に乗ってみた。新幹線の工事の進捗状況はどうなっているのかを知りたくなってである。新しい映像で解説も豊富で面白く見られた。青函トンネルは全長53.85キロ、海底部のそれは23.3キロである。海底の最深部は海面下140メートルでトンネルはその海底地面の下100メートルである。従って海面下240メートルの地底にトンネルを構築しているのである。そこはたいへんな圧力があったはずでしかも海底という未知の地層との闘いで湧水との闘いでもあった。
 台湾海峡に構築するトンネルは青函トンネルの約2.5倍の130キロというから果たしてどんな工事になるのか楽しみである。台湾付近は地震多発地帯で地下の地層は多くの断層が走っているに違いない。充分は調査のうえで工事になるだろうが一筋縄ではゆくまい。中国が打ち上げた宇宙実験船が制御不能になって墜落したニュースも入っている。掛け声は勇ましいがその後の実績がいまいち発揮されていない現実があるようで掛け声倒れにならないようにして欲しい。日本のはやぶさ2のミッションなどあまり大々的には報道してこなかったが実績は着々と積んでいるのである。世界中がそれを認めているのである。月の裏側に探査船を着陸させたと大袈裟に報道しているが裏側に降りて何をしようとしたのかはっきりしない。ロケット誘導の技術ができたとでも言いたいのだろうが、日本ははるか離れた小惑星リュウグウに着陸して岩石を採取して持ち帰ろうとするミッションで静かな研究をしているのである。中国の云う”大国”とはいったいなんぞやといいたい。