公明党が白旗を揚げた

2019-05-11 18:53:00 | 日記
 公明党が大阪都構想の是非を問う住民投票の実施に賛成の意向を固めたようである。今回の大阪ダブル選挙で大阪維新の大勝の結果この民意を無視できない状況と判断したようだが、このウラには次の国政選挙で維新とまともに戦うとどうも勝ち目が無くて公明党の存続が危ぶまれるとの危惧があるようだ。これから維新との調整が始まるだろうがおそらくこれまでのように公明選挙区に維新の対立候補を立てないでくれとの条件を付けてくるだろうことは想像できる。松井大阪市長と吉村大阪府知事はそんなことはもう十分承知のことでこれからいかに判断されるかだ。維新との約束を反故にして法定協議会であれほど難癖をつけて会議の妨害をし、法定協議会を潰そうとした公明党だから油断ならないとして今度こそははっきりとした確約書を締結して裏切りのないように万全の対策が図られよう。
 今回の大阪ダブル選挙は大きな教訓と選挙の重要さを広く国民に知らしめたのではないだろうか。国民一人ひとりが1票を投ずることで世の中が変わるものだということを改めて教わったのではないか。そして公明党のイメージが大幅にダウンしたのではないかと私は思う。クリーンな政党と自負していたが今回のあの大阪都構想の法定協議会における公明党の態度はクリーンな政党とはおよそかけ離れた醜い自己都合の汚い政党だということを広く国民に植え付けてしまった。そもそも宗教団体とは何者ぞということだ。ひとの弱みに付け込んでウラで密かにニンマリほくそ笑んでいる誰かがいるということだ。そして強いものにすり寄る寄生虫のように単体では生き残れない存在として生き続ける。自民党と組んでというより自民党の補完勢力として生き続けようとする態度はまさに寄生虫のようである。そして今回の大阪ダブル選挙である。もう勝ち目が無いと判断すると急に維新にすり寄るのである。本当ならば松井代表はこの際、公明党と決別して公明党壊滅に出たいのが本音であろうが、先方が白旗を揚げてすり寄ってくるというのだから辛抱強い代表だから受け入れる公算が強いと思われる。11日にも公明党が発表するがその内容を注視してみたい。これでほぼ都構想に実現が見えてきた。あとは住民投票の結果待ちでいかなる結果がでるか待ち遠しい。