まほろばジャーナル。

趣味と道楽のみちくさ話し

第14号:くろ麦に行く!

2006年06月03日 | ◎蕎麦


今日の静岡はまずまずの天気、午前中に掃除洗濯を済ませ、昼食は久々に「くろ麦」へ行ってきました。静岡は水がおいしいため、全国的に見ても旨い蕎麦屋が多いと聞いたことがあります。そんな静岡にあって私の一番のお気に入りはこのくろ麦です。



店内は相変わらずの盛況です。五分ほど待ちましたが旨い蕎麦が食べられると思えばまったく苦になりません。客層も幅広く、一人でやって来て、さっと蕎麦をたぐる人。子ども連れの家族。なにやら訳あり風の男女。旨い蕎麦は人を選びません。



わたしが頼むものはいつもだいたい決まっており、今日は、ビール、玉子焼き、さらしなそばをいただきます。「さらしな」は原料十五貫からわずか一貫しかとれない特殊なもの。真っ白で適度なコシのある細打ちで、甘口のつゆによく合います。妻が頼んだおせいろ天盛りも、つまみつつ至福のひとときです。

古川修 著「蕎麦屋酒」によると「良い蕎麦屋は、蕎麦を堤供するということに関する店主の考えがしっかりしていて、美味しい蕎麦をお客に食べさせようという情熱と努力が伝わってくる店である。」とある。この店もそんな店のひとつだと思っています。

今日も旨い蕎麦が食べられて幸せです。

くろ麦
http://kuromugi.jp/
静岡市駿河区さつき町8-15
054-287-8539
月曜休み

※ビール(エビス)630円
※玉子焼き420円
※さらしな893円