goo blog サービス終了のお知らせ 

僕たちは一生子供だ

自分の中の子供は元気に遊んでいるのか知りたくなりました。
タイトルは僕が最も尊敬する友達の言葉です。

天使の羽

2012-10-16 | Weblog
このブログでお知らせしていた、孫たちの運動会が先日あった。

中でも、もっくんは、よその幼稚園の親御さんが、「今年のもっくんはどうなるか楽しみで見に来た」という人がいるほどの運動会のスター?だったらしい。
娘は、ありがたいやら、情けないやら、なんとも複雑な気持ちで、しかも、どういう結果が皆の期待に応えることになるのかよく分からない、てな状況だっようだが、とにもかくにも運動会は始まった。

「よーい、ドン!」
おお、今年は座り込んで砂遊びをしていない。とりあえず一歩前へ出た!
「走れ」「いや皆の期待に応えろ」複雑な願いに娘の気持ちは揺れる。

そして…もっくんは、ただ悠々とまるで散歩のようにゴールまで「歩いた」。
もっくんを見に来た人たちに、「さすがもっくんは期待を裏切らへんなぁ」という喜びを与えて。

考え方は色々あるだろう。
でも、私たち夫婦も娘たち夫婦も「まぁ去年よりは成長したな」ということで一致した。

彼は、亀の歩みであれ、少しずつ確実に成長している。
自分で飛べず、巣の中でエサをもらう立場にあるものは、とにかく愛情に包まれて、少しずつ成長すればよい。

なぜ天使には自分で飛べる羽があるんだろう。
羽が生えたら天使だと呼べない気がする。