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僕たちは一生子供だ

自分の中の子供は元気に遊んでいるのか知りたくなりました。
タイトルは僕が最も尊敬する友達の言葉です。

過程が結果

2011-02-08 | Weblog
『結果がでるまでのドキドキが大好きです。落選したときのガックリも、当選した時のビックリも。素敵な時間をありがとうございました。』

これは、私があるアマチュアミュージシャン(以下Aさん)に返送したメールである。
尊敬するAさんから、自分のライブでギターを弾いてくれないか、と依頼があったのは昨年末のこと。そして、今年の1月29日(土)に、一緒にステージに立たせてもらった。Aさんとは、行きつけの店で何度かご一緒したことがあり、その個性の素晴らしさに、どこかで共演できたらいいな、と思っていただけに、とても嬉しかったし勉強にもなって感謝しきりなのだが、その後、さらにもうひとつ嬉しいお話を頂戴した。
それは、毎年5月に高槻で行なわれるジャズストリートへのエントリー。このジャズストリート、市内のあちこちにステージが設置され、毎年何万人という人が訪れる、今年で13回目を数える市を上げての一大イベントである。そこへ出場しないか、というのだ。
もちろん予選がある。しかも、毎年見に行っているが出場バンドはどこも非常にレベルが高く、そこを突破するのは簡単ではないことはAさんも私も分かっていた。しかし、Aさんの行動はとても素早く、エントリーの話があった翌日にはデモテープから何から全ての提出が終わっていて、その行動力のものすごさにビックリしていたのだが、その後Aさんがおっしゃった言葉に私は感動してしまった。
『とりあえずエントリー済ませました。結果はどうなるか分かりませんがここまでとても楽しく進めることができました。あとは待つだけです。いろいろありがとう』
これに対する私の返事が冒頭の文である。

素晴らしい音楽を奏でる人はやはり人間も素晴らしい。結果も大切だが、過程を全て楽しめる余裕があるからこそ、ためらいなく行動もできるし、音楽も人生も楽しむことができるのだろう。

結果は分からない。が、結論は出ている。過程が結果。それだけでいいこともあるのだ。