以下改変
さらに絵描きの意思を示すと「覚悟が足りん!」「あなたは本当のデッサンを知らない!」と叩いてくる。あのさ、ファンクラブとかネットの有料サービスだって「プレミアム会員」とか「レギュラー会員」みたいな階層があるじゃん。「レギュラー会員」としての支持も容認してくれよお前らさ
中川淳一郎さんのつぶやきの一部を改変しただけなのに、絵描き界隈をめぐる「下手は「どうやったら上手く描ける?」と尋ねるな」「とにかく描けば?」「トレスは邪道」などといった人々の意識の高さと、一部の先鋭化した運動家と合致する不思議。その心は「自分たちが正しい。お前らは邪道」かな?
一連の絵描きさん界隈のお話については、パトレイバーのOVAの「火の7日間」と同じで、自分が歩んできた道を唯一の正義だと思い込んで、若手を粛清しようとする、教育者ではない榊班長の限界が見えるわけで。あれに耐えられた者だけしか残れぬ職人界隈が、後継者不足になる現実を見ただけに
「アラブの春」とか「ジャスミン革命」みたいな言葉は、平和なところにいる連中が勝手に作った言葉だと思っているのだが、こういうことを言うと2年ぐらい前はけっこうツイッターで叩かれた。で、今あの時これらを礼賛した方々はどう思ってるの? ちょっと総括の文章読みたくなった
意識の高さとやらを他人に押し付ける行為って、歴史を見れば分かる通り、純粋な悪なのよね。ポルポトを見ればわかる。
そして戦争や問題って、そうしたマイルールの押し付けで起きるのよね。とんかつ屋でキャベツのお代わり無料サービスを「栄養価がない」とdisる山岡が追い出されたように
だから、問われたとはいえ、人に物を教えたり伝えることは尊いと同時に、恐ろしいことではある。すくなくともその道に進むかもしれない人の心をへし折ることを、無自覚に正当化したり、切り捨てる純然たる悪になりえるから。「この程度で折れるのなら、最初から目指すな」という言葉とともに
同じ理屈は美樹本晴彦先生も言ってた。 「最近のアニメーター志望の若者は情けない。私らが若かった頃は親の反対を」 つまり、本質的には他人に自分の苦労を背負わせて同化させたいという、無自覚な支配の本質が透けて見えてくるわけで。支配の本質は、相手の同化 リピートアフタミー
ここらの「無自覚な悪意と支配欲」については、耳が痛い、というか自分にも同じ面があるから気をつけなきゃならんな、と反省する。昔私も、ある少年から「どうやって絵を描くのか」と聞かれて「とにかく描け」と基本的なアドバイスを言ったことが。すると「いやそれはわかってる、そうじゃなくて…」
考えたら、あれからもう18年も経ったのか…。そこから私も少しは成長したのだろうか。今だったらもっと少年に適切なアドバイスが出来たかも知れない。
少年は頑張って描き続け成長した…が、ある日それはいきなり強制終了した
私のような老兵が生き延びて、何故将来ある青年が強制終了されてしまうんだろうね。今でもやりきれん。
…ところで少し話を戻すと、先のRTで興味深いと思ったのは、先鋭化した「社会運動」も、今回の「お絵かきテクあれこれ」も、相似形というか、行き過ぎた正義の横行、というか「我こそは正義」の乱立と闘いが根底にあると思う。星読みとしては「ああまた牡羊座天王星・山羊座冥王星かー」と。
まあそう言い出すと、昨今の問題には全てそれがあると言ってもいいと思う。例の「出生前診断の結果による中絶の是非」もそうだし、「同居人の大切なものを捨ててしまう身内」もそうだろう。「捨てちゃう妻」シリーズは真偽さまざまなので鵜呑みには出来ないが、あれを女性差別につなげるのは浅慮。
別に男女関係なく、共通しているのは「同居人よりも精神的上位になっている存在」による同居人へのパワハラなんであって。生活面を管理している母や妻がそれに該当しやすいのは傾向としてあるが、彼女たちが「圧力を受けて抑圧されている存在」ならば、まず勝手に所有物を破棄出来るわけがない。
ましてや流行り?もう古いかも?な断捨離だけど、これやってるのは圧倒的に女性のほうだよね。それも、「もともと管理や掃除が苦手な女性」が、無理やり所有物を整理するために破棄するためのテクニックだ。これ、すんごく心理的にキツいのよ。捨てたくないものを強引に捨てなきゃならんのだから。
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で、私も女性だからこそ言うのだが、女性というのは総じて「境界」が甘い人が多く、自他の区別があまりつかない。だから自分のものをイヤイヤ捨てているうちに、溜まった怒りを「(同居人)のモノも要らないよね、捨てましょう」と一気に捨てたり処分するんだと思う。ようは八つ当たり。
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まあ破棄する前に「捨ててもいいか」と確認するのが普通だと思うし、実際に確認前に破棄または処分してしまう人間というのは、もともと境界性の疑いが強い。相手が大好きなものを壊すことで心理的ダメージを与え、相手を支配する傾向があると思うから、断捨離が原因とはいえないかもしれないけどね。
捨てちゃう問題もふくめ、今起きている問題は、別に今に始まったことではない。けれど、極端化というか先鋭化しやすいのは、互いが持つ「これだけは譲れない」という価値観が強烈になり、それを通すためなら爭いも辞さない、という強固な姿勢を取りやすい傾向が全体的にあるからだと思う。
あと男性叩きが強くなっているのも、山羊座冥王星の「みんな同じ、均等になりましょう」という社会正義のために、伸びてくる「自我」をどんどん「去勢」しよう、という傾向があるからだと思う。しかし伸びる自我(牡羊座天王星)もそう簡単に殺されてはたまらない。なので泥沼地獄な闘いが発生すると。
山羊座の支配星は土星、つまりクロノスでありサターン。地の星座である山羊座に、死と破壊と復讐の天体冥王星が入ることで、その行動原理に「大地の女神、ガイア」の傾向が入る。彼女はクロノスに命じて夫であるウラヌス(天王星)の陽物(火星、牡羊座の支配星)を切り落とした。去勢衝動はそこにある
ガイアとウラヌスの闘い。そもガイアはウラヌスの母親でもあるんだよね。この闘いは、エヌマ・エリシュのティアマトとマルドゥクの闘いを髣髴とさせる。
先のRTで紹介している記事なんてモロに、このライター自身の内面の「強烈な性衝動」と「去勢衝動」の葛藤を表している。まず興味がなければこういう分野に手出ししない。その時点で「旺盛な性衝動」を持て余している証拠で、晒して叩いて去勢衝動をも満たす、というね。
晒す時点で自らの性衝動を満たしつつ、それを社会正義という大義名分で叩き、自分の行為を正当化しようとするの。いやー、こうやって書くとほんとゲスの極みというかね。もちろん晒される原因をやってる「やりすぎエロ本」も問題だよ。脇が甘いというか、わざわざネタ提供せんでも…と。割れ鍋に綴じ蓋
視点を変えれば「やりすぎてターゲットになり、去勢される」という構図は、ISなんかもモロにそれでね、ほんと愚かだと思う。何度も何度もいうけどさ、そうやってバカやっていいように標的にされて使いまわされるなんて、今は一番避けるべきですよ。巻き込まれないのが一番なんでしょうね。
差別って何で無くならないのかと言うと、差別は楽しいからなんだよね。
リベラルの人たちも「反差別」の看板を掲げながらも、一方で差別ゲームを楽しみたいという欲求を持っている。
だから連中は三百代言を尽くして自分たちの差別を正当化しようとする。
そこがリベラルの欺瞞性。