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色々お散歩

ヨーロッパ好き乙女趣味な 旅写真・日常ブログです

フランス  ルーヴル美術館の前に目的と意気込み

2014年08月25日 01時02分55秒 | 美術・絵画
芸術の都パリ。
20年前から絵画が好きで憧れた地でありついにやってきたわけだが…

このフランスではまさかの悲劇が起きる。

ルーヴルでの写真データ消滅事件
最終日に再度ルーヴル訪問でそれがパリの全てとなった。他には無し!
そんなわけでたかが撮った絵画データ紛失で その絵画の絵は高画質アプリやら画集で持っているのだから・・・
と思われがちだが意気込みが違うのだ。
綺麗に撮ろうとかではなく言った証を 本物の見た物を残したかったのだ。
そんなわけでちょっと脱線して今回はルーヴルにかけた情熱をほざいてみることに。

結局パリのまともな写真はほぼ無いわけだが

まずはルーヴルでの目的。

ツアーの人や添乗員さんに色々話すと

絵が好きなのねー!

と言われる。
そしてオランジェリーやオルセーも勧められ、やはり動かすことのできない蓮の壁画など勧められるのだが

どれだけ知名度、歴史的価値と美しさがあろうと
私の性格は自分が美しい、好きだと思ったものこそが美しく、何が何でも自分の欲求のみを最優先する!
という性格から
きっとどれだけパリにとどまってもルーヴルなど決まった場所にしか足を運ばないだろう。

自分の欲求最大優先で他のことには興味がいかないのは一人っ子と関係はないだろうが よくわからない

ルーヴル美術館での目的は
大好きな20年前からの憧れ
ロココ絵画。フランソワ・ブーシェが主。

そしてギリシャ神話の大好きな神、アモル(エロス、あるいはクピド)

フランソワ・ブーシェ

ブーシェのポンパドールー夫人
まだ若いですね
ブーシェはロココ絵画の代表的で
鮮やかな色彩と可愛い女性の白い柔らかな肌、薔薇色の頬、繊細さから知らない絵でもブーシェだと容易にわかります




ギリシャ神話のアモル。プシュケも一緒だとないいです。

ギリシャ神話にしては綺麗で可愛い恋愛話です。

朝が来て まだ幸せな夢の中のプシュケを残して去って行くアモル

名残惜しげに振り返り見るシーンですが
男目線で評価する人、あるいはよく知らない人は下品なシーンだと言うアホな方もいらっしゃいますが
そーゆーんじゃないんですよねぇ…。

深い美しい赤と白いプシュケの肌の対比が素晴らしいです。

全体の色が朝靄の静かさを上品にまとめてあります。


こちらもアモルとプシュケ
愛おしいプシュケを壊れものでも抱くように大事そうに
触れるか触れないかの場所に手をやる

これは女性に人気の絵だそうで
色合いも爽やかです。
春の野田だとわかります。


眠るアモルとそれを見るプシュケ

愛の神アモルは母、ヴィーナスが嫉妬し憎む人間の美少女プシュケに恋し、自身の姿を隠したまま結婚し夜の暗闇の中でのみ通ってきます。

姿を見てはいけないという約束ですがプシュケは姉達にそそのかされ
光を灯して見てしまうのです。

愛を疑われ約束を破られ怒ったアモル
この絵は別の海外サイトから見つけたものでどこの誰が描いて、どこにあるのかもわからない絵ですが
怒ったアモルは飛び去ろうとします

そして捨てられたプシュケ

偽りと愛は一緒にいられないのです。

こうしてプシュケは再びアモルに許しをこうために彼の母、ヴィーナスの元へ趣イジメとも言える試練を与えられます。

これがプシュケの冒険物語です。
プシュケとら魂の意味で
直向きなプシュケ、魂は愛と結ばれ、喜びという女の子が生まれるのです。

アモルは人気者なので様々な神話絵画に登場しています

へレネの誘拐。穏やかですが
ここに愛の神アモルを描く事で
強奪とも言えないおだやかな愛による誘拐シーンが表されています


フランス革命の時代を生きた肖像画も好きです
やはりマリー・アントワネット!
しかしルーヴル美術館にはあまりないようで
しかしマリー・アントワネットのお気に入り 美貌の女流画家
ヴィジェ・ルブラン。
彼女の描く美しい女性、レースや服の生地、光沢の見事な表現力は必見です


娘と一緒の美しい自画像をはじめ…

数々の美しく書き上げる肖像画で貴族、王族からも人気。
革命後も各国で迎え入れられ賞賛を受けた。


こちらは有名な性教育的な意味を持つ少女の描。
この絵の注文主はルイ15世の寵姫デュ・バリー夫人

ルイ14世の有名な肖像画も見てみたいものでしたが
予定行動範囲からは場所が遠いようで…。


こちらはエンデュミオン
月の光、アルテミスの愛撫が神々しく神秘的!

見たい!!!と思うも展示室75と
シュリー翼から遠いいと一度は諦めたのですが
リシュリュー75と思えば
よく調べるとドゥノン75でした。


このアモルとプシュケやナポレオンの戴冠の絵と同じ展示室です。
ナポレオンの戴冠は絶対にツアーでルーヴルに行く際に見るはずだ!!!
その時にこのアモルとプシュケ、エンデュミオンも見よう!!
写真に撮ろう!!と思いました。

それができればツアー後に一人で来てもリシュリュー翼の上の階を見るのみだ!
と考えたからです。

この展示室75は他に

夜明け、オーロラの女神の絵があります。好き神ではないもののこの絵は美しく好きなのです。

この神はヴィーナスの愛人代表、軍神マルスと関係を持ちヴィーナスに嫉妬からつまらん男どもに片っ端から恋してしまうという災難を受けることに。

…ヴィーナスがアドニスに恋した時もマルスは嫉妬から(あるいはヴィーナスの夫か)獣に化けてアドニスを突き殺します。
嘆き悲しむヴィーナスの傍、アドニスはアネモネとなり血で赤いアネモネが出来た…と言う話ですが

まぁ、どいつもこいつもしょーもないって感じですかね。(おい!)





絵画のみでなく アモルとプシュケは彫刻もあります


ヴィーナスの命令で冥界に行きペルセポネに美しさを入れた箱をもらってくる…しかし途中で好奇心から見てはいけない箱を開けてしまい、冥界の眠り、死に直面します。

探しに来たアモルが舞い降りてキスをし、プシュケは目覚めます。
その瞬間の彫刻で縁を描く腕、透ける羽と滑らかな肢体が美しいです。

王子様のキスで目覚めるお姫様などの話はこの神話からきてます。

これはドゥノン翼なので絵画同様に絶対に外せないです。

アモルといえば

蝶々に薔薇を見せるアモル


盗んだもので弓を作るアモル
他生意気そうなアモルなどの彫刻があるようですが
それらはリシュリュー翼。
今回時間後ないことからリシュリュー翼は完全に外すので残念…。


このシュリー翼上の階、展示室54だか53にアモルとプシュケがいます。
ここを起点にこのシュリー翼を回る計画です


0階にはピラミッド方からドゥノン翼へ入っていく際にアモルとプシュケの彫刻があります。
これを見たら一気にドゥノン翼を突っ切りシュリー翼の上へ駆け上がる予定でしたが実際に行って見ると
道がある場所 ない場所、入り組んでいたりどこだかわからなかったり

そうそう予定通りに行くものではありませんでした。
この画像でももってればまだ良かったですが。

下の赤い部分がドゥノン翼
展示室75がナポレオン戴冠、眠るプシュケとそっと飛び去ろうとするアモル、エウロラ、エンディミオンなどが。モナリザとも近い様子がこの画像からはわかります。

さらに上の階
シュリー翼と向こう側のリシュリュー翼。
かなり遠いいらしい広大なルーヴル美術館だからリシュリュー翼は諦めましたが
こちにアモルの団体彫刻や見事なナポレオンホールなどがあるようで。



見事なナポレオンホールも見たかったとか思いました。

と、まぁこれが今回のルーヴル美術館の目的と計画です。

絵画たちの展示室を知るためにルーヴル美術館所蔵絵画全書も買いました。
もうやる気満々なスタートでした。

こんなわけで最終日も午後はルーヴルへと向かいます。

フランス 一日目パリの夜

2014年08月25日 00時10分11秒 | 海外旅行・フランス
初日のパリ 私の頑張と感動のルーヴル美術館、市内観光写真などはあっけなくデータ全滅で幕を閉じようとしていた。

6時半頃だったかホテルのロビーに待ち合わせたOさん親子
いきなり私の今日美術館で沢山見てきた大好きな絵画彫刻、まさかのタペストリー発見、写真撮りまくってウキウキで帰ってきたんです!!!
と目を輝かせるようにして話していたのだろう、 皆さんもそれを
良かったねーと満面の笑顔で聞いてくれるのだ。
そしてラストに

「データー全部消えましたぁああああああああ!!!!!!!!!!!!!!」

と地面をぶん殴りながら言うので 聞き手も

「ええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!」とショックを受ける。

こんな会話を帰りの空港までに何人い話したか

ベルサイユ宮殿にいた一人旅女性にまで話した。

撃沈だが明日ベルサイユから帰ったらまたルーヴルに行きます。最初から全部撮ります。と決意をあらわにした。

そんなわけで気を取り直して 


ツアー客の方から教えてもらったパッサージュにある日本人経営のフレンチレストランの隣シェフの奥さんが経営する餃子店があると。
食材がお肉がとにかく美味しく日本語もつうじるわけで 行こう!となった。

パッサージュだが なんかもうバカンスでどこも休業、閑散としていて廃墟みたいだった。

これ本当にパッサージュ???
と思った。

旅慣れたツアー客の間では有名なレオンというムール貝のお店
皆さんはシャンゼリゼ店の事を話していたが 私はホテル近くのオペラ店が近いと言い そこに行くことに。



サクレクール寺院が見える!!!


場所はこのクレームブリュレの写真のあるここがレオン



店内入ると私はココットに入ったムール貝が欲しくてメニュー(カルト)を見て これだろうと
自己判断して注文

Oサンの飲み物が可愛らしかった


私はただのオレンジーナ


パスタが来てしまった!
この面の下はムール貝
一生分のムール貝を全部食べた

フジツボがついたるのも!

デザートにクレームブリュレ
大きいっ

ムール貝のフリット
これすごく美味しい

夜21時 ガルニエ。さすがにもう日がくれそう


夜は22時のエッフェル塔のシャンパンフラッシュを見にタクシーに乗る

Oさんに英語でまかせっぱないしな今回の旅だったけれど本当に頼りになって
もう感謝しっぱなしですっ!!!

ホテルからタクシーでエッフェル塔へ。
いい場所を取るも中国人のババアと女が割り込みして前をババア 斜め前を女 逆側は子連れ男

と やはりやりたい放題わりこみ放題中国人
女がド屋顔でエッフェル塔背景に自撮りしているので
真横からここぞとばかりに罵詈雑言を言う。日本語がわからないからどんどん言う
「チャイナ」の言葉に一瞬ぴくっとしたが あとはもう構わず言いまくる
「また割り込みですよ!キモっ、みてこの女 なんたらかんたら」「マナーとか以前にうんたらかんたらわりこみ」
ネチネチ言いまくるとシャンパンフラッシュが始まる(まともな方もいるかもしれない、でも今回の旅行では居なかった!)




ソフトクリームがまるで うん…いえ、なんでもないです

クロックムッシュが!


場所はここ

エッフェル塔と向かい合ってます
エッフェル塔撮影もここ

この後チュイルリー宮前の移動遊園地に行きたいと息子君が言い タクシー乗り場を探すが何故かなかなか無い

後ろに
人横並びに3人観光客を乗せる自転車があり それに乗ったノリノリのどこの白人男性3人が
「オ~シャンゼリゼ~!!!オ~シャンゼリゼ~!!!」 
と歌いまくって通って行ったのが可笑しかった。



Aux Champs-Elysé
オーシャンぜリゼ
シャシンゼリゼから、シャンゼリゼよりって意味だと思ってたんですが

訳ではシャンゼリゼで~って意味のようで…まぁ同じが!
無事タクシーに乗り込み
凱旋門を背にアイフォンで撮ったらアイホン位置情報でもちゃんと載ってます





エッフェル塔を見た後、そこにあったアイスクリームやパンやの写真でもエッフェル塔と直面している様が楽しいです


タクシーにチュイルリーと言っても通じないので「ミュゼ・ド・ルーヴル」と言ったら通じ、ルーヴル美術館へ

よく見ると物売りの黒人さん左に居ます。光るエッフェル塔もって。
ルーヴルのピラミッド、なぜか雷落ちてます。
写真でもわかるように私、相当着ぶくれしてますね、それだけパリの夜は8月とはいえ、寒いということです。
これで風かふくと寒くて震えます





移動遊園地 
豪快なのに移動式?ちょっと大丈夫なのか?
日本でいうヨーヨー救いでしょうか
アヒルが豪快に回りまくってますが早すぎやしませんか



観覧車は3周します
のってみることに

上がっていく 息子君は高いから下を見ると少し怖いみたい

怖さとは無縁な私は写真を撮りまくる

ルーヴル 向こうにはノートルダムも!


ガルニエとサクレクール発見!!光ってますねー!!!

エッフェル塔も

と、二回目のシャンパンフラッシュが始まった!!!


まさか2回も見れるなんて!!!
23時なのでしょうね ここにきて2回目もみれてこれは嬉しかったです








スプラッシュみたいなやつ。安全ベルトは無く、手足で踏ん張る物。落ちるところを写真撮られる様とかも同じ
のる場所に水がたまって バケツで出してました!原始的!!!

歩いて帰ります、

日本にはおそらくまだ無いラデュレのチョコ専門店



ヴァンドームは修復中なのであの塔みたいなのは見れません


ここも修復中ですが絵が面白い 人の絵の表情が千差万別


ホテル近くのヴィトン


ホテル到着

ルーヴルで買ったチョコ

さて翌日はオプションツアーでベルサイユです

帰ってきたら0時を回り 眠い 眠いがアイパッドで目覚ましを設定しなくては
ベッドに入ったのは1時 起きる時間をセットしようとするも目を閉じてしまい はっとして
またセットしようとするもまた目が・・・

早くセッティングして横になって寝たい!
のに はっとまた気づくと
殺気目の前のアイパッド1時だったのが上半身起してアイパッド抱えたまま3時になっている!!!

上半身起したまま寝てるー!!!???腰痛いし・・・

なんともはや・・・って感じのパリの夜。

ルーヴル美術館窓の外から中の彫刻がちょっぴり見えるのだ


フランス 悲しみのパリ 一日目

2014年08月24日 22時17分13秒 | 海外旅行・フランス
突然ですがパリの景色の写真はほぼありません

これといった何か見たものも無ければ
スーパーでちょっと買った物以外、特に何かを買ったということもなく。

そんな哀愁のパリでした。

それではまずお話しします。
悲しみのパリの一日目を。

昨夜23時頃ホテル到着。
リヨン駅からのバス運転手さんはフランス人に変わっていた。
降りる時にそこにいて手伝ってくれたから驚いた、
そうか、紳士的なのだな


久々ゆっくりの9時集合。
この日はバスにて市内観光、その後ルーヴル美術館です。

朝、ホテルの窓の外は中庭に面していて
部屋が色々と向かい合うのでうかうかカーテンあけてられないです。

大きな建物で写真では取り切れませんでした


市内観光は車窓からコンコルド広場、シャンゼリゼを通り凱旋門、エッフェル塔などを回りコンシェルジュリ、ノートルダムを回るとルーヴルへ。

iPhoneで撮った数少ない市内観光写真

オルセー。以上!!!

そしてルーヴル美術館へバスで地下より入り団体ツアーと言う事でチケットなし状態での入場です。

このため、チケットがあるとその日は何回でも入れるので前売り券を買わなかったのですが団体でチケットなしとなると
解散後の午後自由行動では
ルーヴル美術館へ1人赴く予定が
新たにチケットを買うこととなります。


そんなわけでまずはバスにて市内観光、写真なし!いえ、撮ってましたが。

iPhoneはもう電池の関係で充電できないので撮りません。
カメラで撮影し
そしてルーヴル美術館。

ガイドさんが案内してくれます。
有名どころはこれで見ます。

モナリザ、ラファエロやダ・ヴィンチの聖母子、フランス革命時の自由の女神、ナポレオンの戴冠など

そしてサモトラケのニケ、ミロのヴィーナス、ミケランジェロの瀕死の奴隷

私はそれらのガイド中、その同じ展示室内の好きな絵画を目指して人混みをすり抜け走り回り見まくり撮りまくり

よくまぁ、こんなに素早く動けるものだと感心するほど。

他みなさん、絵画鑑賞で写真を撮っていますが私だけ戦場のカメラマンでした。

展示室75
ナポレオンの戴冠をガイド中、私はピコのアモルとプシュケ、エウロラ、エンディミオン、ピグマリオン、ヴィジェ・ルブランなどに走り回りました。

ダヴィッドの自画像もこのエリアだったと思いました。

ラストにミケランジェロの瀕死の奴隷の時は遠くに
プシュケの所に舞い降りるアモルの彫刻を発見!
行こうか迷いましたが遠いい!!!

人気作でイヤホンガイドしながら多くの人が集まっているので
我々のガイドもここを取り上げる!?と
期待して待つことにしたらスルーでした!
ヤバイ!!!
と、その彫刻を撮りまくるも後ろ側までは回れず。
そこから出口を出ると買い物タイム、集合と。

ドゥノン翼の目当ては全て観れた、あとは自由時間でシュリー翼のみで大丈夫だ!よかった。

相当遠いいだろうということで
リシュリュー翼は最初から外しました。

こうしてルーヴル美術館内で初めてのフランス人相手の買い物。

商品を持ってお兄さんの所へ行くと売り場が違ったよう。

でも笑顔で挨拶をしたら
お兄さんも笑顔で指差して何かを言いました。
あっちが会計場なのだと言葉がわからなくても伝わりました。

会計場では私の前に日本人女子が。

無表情で商品を差し出す、
日本のお店では私も普通にやっていること。
無言で無表情で買いたいものを出す。

フランス人お姉さんがボンジュール!と言う
袋はいる?的なことを聞いたようで頷く女子。
商品が袋に入れられ
バン!と渡されると
女子はそのまま受け取り出て行った。

フランス人は怖い印象なので
とにかく笑顔で
「ボンジュー!!」
と言うと
ニッコリ「ボンジュー!」

ん?なんか自分が言ってるのと違うぞ!
語尾が上がるようだ。
私のは下がる。

やはり袋を見せて
いる?的な動作をしたので頷いてみた。

商品を受け取り
満面の笑みで「メルシー!!!」と言うと
笑顔で「ボンヌジョルネ」と返してくれた。

さっきの女子にはそんなこと言わなかったぞ
フランスではキチンと挨拶すると対応が変わる場合があるとは聞いていたが、本当かよ、たまたまじゃねーのか?

と疑っていたものだが
やはりこちらの態度であちらも変わる様子。

ルーヴル美術館近くでランチ
小さなエスカルゴ、肉料理、デザートはアップルパイ

アップルパイは美味しくて記憶では食べ切れた。

食後は添乗員さんとギャラリーラファイエットに行き解散なのだが
私だけはルーヴル美術館に行くと言っていたのでルーヴルの方向だけ聞きここで解散になった。

どこにいるやらよくわからないのだが
半年も毎日ストリートビューでパリの町並み
主にルーヴル周辺を見ていたため
全くの初めての地で知らない場所ではあっても全くの焦りもなく

おおまかな位置がわかるともう全体を把握できた。
地図がなくともだいたいの場所がわかれば後はもう違う道に入り込んでしまおうと違うところに出ようと
どうって事もなく
僅かにこれだけズレた道から来たから
こんくらいあちらの道だ

とか 初めての場所もとにかく不思議なほど感覚的によくわかる。

ルーヴルへはあっさりだが
チケットがないのでポルトデリヨン、通り側のチケット所持者専用入り口はダメ

一番分かり易かった
長蛇の列のピラミッドから入ることにした。

行列はルーヴル外、美大の敷地内まで続いていたがそこに並ぶ。

あまり苦にならなかった。
それでも初めてのパリ。
治安の不安もあり
下手に動き回るより
じっとしていられるこの状況の方が安心できた。

列には沢山の黒人が物を売りに来るので怖かった
エッフェル塔のオモチャだったり
バケツに氷をいれ冷やしたペットボトルの水を売りに来る。

ペットボトルはミネラルウォーターの入れ物だが本当に中身もそうなのか?
水道水かセーヌ川の水じゃないのか?とか疑ってしまう。

そのうち、外国人の中で埋れるように立つ小さい私は下を向いたまま 体を小さくしてじっとしていると
黒人達は私のことはスルーするという事に気づいた。

子供と思うみたいで
親のいない子供には売りつけに来ない様子。

こうして思ったより待たずに入れた印象。
入ると窓口が見当たらず自動券売機のみがあり、ゲッと思ったが

買わないとどうにもならない。
機械は言語が選べるが日本語ってのがあった!

よかった!!!
と、途中から英語だがなんとか買えた!!

さて…実はAppleStoreが最初の目的だ。
iPhoneを充電できないと色々と不便で不安だしとにかく友達やいとことLINEしないとそろそろ孤独で寂しいのだ。

さてどこだ??とまよっていると
うっかりおじさんに捕まってしまった!

何かを話しかけられ
うっかり返してしまったのが運の尽き!
気をつけなくては!!!

フランス人のおじさんから解放されたくても何と言えばいいやら。

あちらは
チケット?モナリザ?とか言ってくる

ちがーう!チケットもう買った!
モナリザもう見た!

AppleStoreと言ったが通じない。
あちらはAppleStoreとは言わないのか?

もう時間もないのにー!買い物したら絵を見に行きたいのにー!!!

なんて感じでやっと解放されたのだがキスを要求された。

男性に親切にしてもらうと要求されるのは言っていたが
親切にされただろうか??

名前を聞かれて
名前なんか聞いてどーするんだ?と思ったが

「……モ…モンゴル・ナデシコ」

と言うと握手を求められ
ほっぺキスをやられて、こちらもやるという

たしかに見ていると よくそんな光景が見られたが
日本人女性としてはこんな習慣らないので
知っていたからダメージも少なかったものの 自分もされるとは思っていなかったので何とも…いい気はしないです

ただフランス人はいい匂いがします。

やっと受難か、解放されたとその時は思いました

本当の受難はこれからなのですが。

AppleStoreでなんとかそれらしきものを購入


まずは一番の優先順位として基準とする
展示室53
アモルとプシュケの絵画

シュリーの一番上の階

しばらくまよったが 隅に階段をみつけ
一期に駆け上る!
この私が足にくる…
ルイ14世の有名な肖像画が!!
いちなり目の前に。

予定での展示室53がわからは遠いいと思った場所

予定とは逆走した様子。
さまようとどうやら展示室70側からきたようだ。
その時はそんな事もわからず進んでいく

有名な絵画がたくさんでカメラに取って行く。

本当はアモルとプシュケの前に出る予定となっていたが逆走していたので
何処かの部屋に入り
振り向くとそこに目当ての絵が!!!

大きくて驚く




この絵だけはiPhoneでも撮ったのだ。
それ以外はカメラで。

シュリーで大まかに目当てのものを見て撮ると
半階段みたいなのを少しおりて暗い部屋があり覗く
可愛いポンパドール夫人の肖像画発見!!
カメラで撮る!
ルイ14世と同じく、その後は発見できなかった。

さらに微妙の動きをして豪華な部屋に出た。

ここは私の大好きなアモルとプシュケのタペストリーが!!!

この絵は海外サイトで探し回っていた時に見かけた絵で
日本のサイトでは出てこない、画家もいつ描かれたかもまったくわからないが
かろうじて
アモルとプシュケの絵を探し回ったさいに見かけたもの

まさかルーヴルにタペストリーになって出てくるとは!
写真を撮るが ここにはない。

これは予想外の収穫で大満足

満足した私はルーヴルを後にする事
出口で迷い出たらカルーゼル凱旋門の下

ちょっと周辺を写真に撮り
どこからだったか出て行った。

ストリートビューではカルーゼルの真横から出入りしていた

知らない道に出て
それでもまったく知らない外国のわりに
信号があっちにある、あっちに行こう
とか
動きたい放題に勝手に動きたい
どこへでもフラフラ入り込んでいた。

これはストリートビューで
あっちはどーなってるだろう?
と、安全な体はパソコンの前
あくまで画面の中でのみ好奇心から色々と動いて見ていた
あの感覚とまったく同じことをしているのだ
キョロキョロするでもなく
ここはどことか考えるでもなく
特に何か建物や位置を確認するでもなく

あっちが信号青だから
あっち、人が少ないから
車少ないから
と 、もうお前初めての場所かよ!?と今思い返すとそう思うが

全く何も考えずに
さささーっと早足でスタスタどこでも行った。
と…
綺麗な場所に出た。
写真は撮ったが無いので
メトロのサイトで紹介されていた写真を拝借




赤と青のビーズでできたような王冠が鳥かごみたいなコレ

添乗員さんが前日渡してくれた手書き地図にメトロの入り口と書かれ
この絵があった。

これかー!!!
写真より実物は凄かった!!
たくさん写真を撮り
さぁ帰ろう。

ここはどこの駅だがまったくわからない。
自分の位置も全く知らない場所。

でも、ああそうか、ここはカルーゼル凱旋門ではない
もっとあっち側から出てきたんだ

じゃあ自分はあそこら辺にいるんだな

あっち方面に歩いて行けばいい

と 二三本の道を入り組んでゴチャゴチャも 何も考えずに進むとガルニエが見えるオペラ通りに出た。

そうだ、モノプリ!!
あそこにフェルベールのコンフィチュールや紅茶やらチョコのお土産があるはずだ!!

モノプリを探す。
あったけど空かない。何か書かれていた。矢印も。あっちが入り口とか書いてあるのか?入り口って単語はないがやはりあっちに入口があったので他の言い回しで書かれていたのだろう

女性用品も買って
うーん、無い!!!
パリっぽいチョコ、クスミティーは可愛い配色のがあったが
コンフィチュールも無い
ボンヌママンのお菓子すらない

実は食品館は別にあったようだが知らなかった

ピエールエルメも探したが見つからず。
ストリートビューではまだ出てない時期なのだ。
だからよくわか、ないが道路反対側だったのかも。

こうしてホテルに帰る。

でも買い物は明日できる
ルーヴルでお気に入り絵画とまさかのアモルとプシュケのタペストリーを写真に撮れた!

窓の外からリシュリューの彫刻の庭や蝶々にバラを見せるアモルの彫刻の後ろ姿が遠目に確認できて撮影したりと色々満足でウキウキしていた。

メトロの飾りも可愛かったし!

まずはiPadにデータを移そう!と
機械に差し込んだ。

と、ここでパリで撮ったデータがすべてぶっ飛んで消えてしまったのだ!!!


ーーーー!!!????

これは泣きたいほどショックだった!!!

ドイツ、スイスのデータとは防犯理由からコードをわけていたので
こちらは残ったが
パリ初日はあっけなく消え去った!!!

あんなに頑張ったのに…

傷心、撃沈であった。
正直泣きたい
立ち直れない…

6時にホテルロビーでOさんと待ち合わせしているので
いとこと友人に愚痴をLINEで書き込む

そうそう
LINEはできるようになったのだ
充電器を買ったから!

そして考えた

明日、最終日のオプションツアーのベルサイユ観光が終わったらまたルーヴル行こう。

と。
そんなわけでパリ滞在はルーヴルで終わった感じだ。

そしてこの日の夜へと続く

スイス ユングフラウヨッホ

2014年08月24日 20時53分29秒 | 海外旅行・スイス

まず初めに
スイスの山とはどんな写真でも実際の迫力、絶景は表せません
その場に対峙してこその感動があります。

スイスに話を戻して
ユングフラウ鉄道では2年前100周年を記念してパスポートが作られました。

それをもらえることができました




スイスの朝は5時台起き 6時台には出発 私は昨夜遅い時間まで部屋番号を忘れたため全く違う階で犯罪まがいに不審に廊下をうろつきまくりそのたびに
向こう側の奥から赤い豪華なサリーを身にまとったインド人女性が小さな女の子を連れて現れる。
ピンク色の寝間着を着た小さな養女と真っ赤なサリーのインド女性が。

そんな事を繰り返したり予定外に女性特有の物も始まったりと もういぱいいっぱいだったが
しかもこの日は大雨予報の朝。
スイスのハイライト(ハイライトなっか言ってるな自分)


ホテル 牛さんの顔の横の窓が私が不審者ごっこをしては
向こう側の奥から赤い豪華なサリーを身にまとったインド人女性が小さな女の子を連れて現れる
ピンク色の寝間着を着た小さな養女と真っ赤なサリーのインド女性をみたあの辺なのだ。

早朝 ロビーに集合 朝早いなかも私は

「聞いてくださいよ!昨夜また番号忘れて締め出しくらいまして!で!!!」と
4階をさまよい 通路側に立つたびに
「向こう側の奥から赤い豪華なサリーを身にまとったインド人女性が小さな女の子を連れて現れるのですよ
ピンク色の寝間着を着た小さな養女と真っ赤なサリーのインド女性がぁああ!!!!
あの時は気づかなかったんですけど幽霊ですよね!!???」

「え~~~~!!!!!!????やっだー!!怖い!!!」

なんて早朝から昨夜の話をけしかける。

そんなわけで昨夜はトラブルがあったが 今日はスイス ユングフラウヨッホ登山列車での観光となる。
しかし晴れて景色が見えないと意味が無いのだがここでもまた大雨予報が気になるところ。

向こう側の奥から赤い・・・じゃなかった
昨夜市街地で購入した可愛いスイス土産 マグネット。


この日は7:37発にラウターブルネンを列車で出発する。駅まではバスで移動だが天気の方は・・・どんよりしているがユングフラウッホは見えている。

晴れ女添乗員さんが言うには この感じだと大丈夫、私はこの山と相性が良くて晴れなかった事は無いと・・・。
そうこうしているうちに到着。私は持参したカイロを腹側と背中側に貼り付け 中がモコモコしたブーツの中も足用カイロで温めていたが中で膨らんでいたのでそれは出す
それを履きバスを降りるとブーツが大きいようでうまく歩けずみんなに遅れて最後尾を遅く歩く

皆さんが階段を上っていた時からいらっしゃった番猫さん

お上品で隅によけて座ってらっしゃる。

通過許可をいただきまして。
と 添乗員さんが上の方で「ナメクジいるから気を付けて!」と。

別にナメクジなんて・・・と思っていたら日本にいるあの小さいナメクジのレベルではない かなり大きいそれがいた

これがスイスのナメクジか・・・。ナメクジの化け物がアニメ化されるわけだ・・・。

ラウターブルネン、ここから列車に乗ってクライネ・シャイデックへ。

駅員さんに眺めのいい方向を教えてもらい、そちら側を陣取る。
黄色と青が素敵な電車。
豪快な滝も見える


教えてもらった通り絶景
気分は仙人

世界の車窓から
ちゃらっちゃっちゃ ちゃちゃ~らちゃっちゃ~ちゃ~ちゃら~




アルプスの少女のような気分。ちょっと図々しいかな。アルプスの老婆の気分。




クライネ・シャイデック
赤と黄色の電車に乗り換えるわけだがまたしても 凄い霧が出てきて不安になる。


高山植物
集合写真用の犬がいる。アイドル件なので勝手に撮ると怒られると聞いたのだがみんな普通に撮っていたから
遅れながらカメラをむけたがもう後ろ姿しか撮れなかった。

乗り換えると電車は霧の中を進んでいく

最初の停車地点で窓の外が見れる。トイレにも行けるが5分すると容赦なく電車は動き置いてきぼりを喰らう人も結構いるとか。
なのでトイレには行かず窓の外を・・・霧で真っ白で何も見えない!!!
晴れていたら何が見えるのだろう?
それはいいのだがユングフラウヨッホ駅についても霧で何も見えなかったら・・・それが悲しい!

電車に戻る。

さらに次の停車駅、アイスメーア(3160m)
ここでもトイレと窓があり 窓の外を見に行くと・・・
見事な氷河!!! 雲の上に出たらしい。






ちょっと頭がクラッとしたのでチョコを1口かじる。
高山病にはチョコがいいと言われた。特にミルクチョコ。
ユングフラウヨッホ駅に到着(3454m)

ユングフラウは4158mの山
エレベーターでスフィンクス展望台へ上がる
3573mから360度見渡せる

外は見晴らしがよく、ただ風が強い。
顔が冷たい寒いと言うっ人もいたが私は特に何も感じなかった
マフラーとシャッターを押さない側の手には手袋をしていたが。カイロも腹と背についている。
背後はアレッチ氷河





下を見ると人間がいる(赤い矢印の。携帯だと見えないかも) 人が米つぶの様だ
右側に穴が開いているけど この人間の大きさと穴の大きさを比較すると
近くで見ると凄そうだ 落ちたら最後だろう
でもちょっと中が気になる。

足元はカネ張りになっている

方角的にあってはどちら側なのだろう・・・?

さすがにここからではイタリアは見えないだろうなぁ・・・

さてまたエレベーターで降りると今度はアイスパレスへ向かう。

100周年を記念してより見所ある物が作られたそうな。

エーデルワイスのトンネル




昔の写真


アイスパレスは氷をくりぬいて出来でいる。足元もすべてが氷
私は防備してしたので 周囲の方々からよく下準備してると言われた
くまさん







リス的ななにか


ペンギンランド





そして雪原にも出てみた。

入ったらいけない場所もある。中国人はかまわず入っていた。






「誰か知ってる人いないかな~」と言いながら同じツアーの人があがってきた。
私も見て写真をお願いされ、私も逆に撮ってもらう
スイス国旗があるが なびかない




世界一高い場所にある郵便ポストで昨夜ぼろぼろの状態でかいたはがきを日本宛に出す


切手は「切手5枚」が通じた!
そこは愛想のいい店員が土産物など売っている いろんなものがありリンツのお店もある

が食堂の方はどこが売り場だかわからないようなところもあり、そこで山の形のチョコを発見
なんとか買えたが しまわずに持っていたため
食堂で店員らしきおばちゃんが食事していて日本人客が買い物したいと英語で言うと何語だかわからないが対応するようでレジに行こうとしたが
私に指差して何語化さっぱりわからない言葉を叫んだ。


言葉はわからないが何を言っているのかが手に取るように分かった。
「あんたもソレ買うの!?」だろう。
そう見てもそうにしか見えないがすでに金出して購入したものだから 強気で「NO!!!」と言った。

しかし手に持ったままだと間際しい
レシートも一緒に持とうかと思ったがレシートが無かった。



おつりももらったかどうか記憶にない

どこかのトイレではマナーの無い中国人が汚して汚い・・・と言って出てきた方がいて
2箇所見てみたがすさまじく汚い。

また押された 押しのけられたとの文句もよく聞いた。
私は混雑時人の合間をぬったり わずかな隙間に滑り込んだり、うまくかわすので押されたり どつかれたりはしなかったが
けっこう 被害報告を聞いた。
皆さんかなりマナーの悪い中国人に憤慨してらっしゃった。
突き飛ばされたとか。とにかくマナーが無いと・・・
全ての中国の方がマナーが悪いわけではないはずですが こういった一部のマナーの悪い人ばかりが目立ってしまうのが残念です。
今回はそう言った方々にあたってばかりでして・・・

「中国人」といっしょくたにしまっては礼儀正しい中国人の方には申し訳ないですね
今回はこのようなタイプの方が多かったです。

帰りの電車では頭が重くぐったり 水を飲んだりチョコをひたすら食べまくりました。
駅員さんからチョコも配られました


青と黄色の電車が見えます


クライネ・シャイデックの駅舎でランチ


これ、今回右側周りで登ってきましたが帰りはここから逆側まわって グリンデルワルトに行きます。

ここにはスーパーがあるそうで女性用の用品も買えます。


キッコーマンの醤油が置かれていました。飲み物メニューも日本語です。
食後自由行動

 高山植物

新田次郎さんの石碑。山が見える場所にあります
小さくてわかりにくいので 他日本人の方で探している方が居まして すでに通り過ぎたあたりで
探している内容の言葉が聞こえてきたので 場所を教えました。



日本にはいなそうな顔だけ黄色のハエが居ました。










帰りの電車
今度はグリンデルワルトへ向かいます




羊さん


グリンデルワルトの街並みが見えてきました




三匹のロバが可愛い


まずはスーパーに直行です なんせ予定外の早い周期で来てしまいました
ただ、いつものようなつらい痛みは一切なかったのでこれは良かった!


スーパーにはまた潰れた桃がありました
日本に持ち帰れないのが残念

ミラベルも!
この桃とミラベルは持ち帰りたかったです


可愛いホテル発見



クラシカルでおしゃれな車


この日はローザンヌからTGVでパリへ。
パリ到着は22時過ぎ頃です


久々和食


パリはリヨン駅へ
それがどこにあるのかわからないけれど駅に着くと写真を撮っている方もいましたが パリではかなりの厳重警戒モードに
入ったためバスに乗るまでカメラは出さず!!!でした。

走行中、バスティーユを通過との事。特に何もない広場ですがベルばら好きには特別な場所です。
自身で歩かずに通過できるなんてラッキーです。



イメージではリヨン駅はオペラ座を中心として凱旋門より後ろ側から・・とイメージしていたので
バスティーユが現れマレ地区を通り市庁舎が


どうやら考えていた方角とは真逆のようだったと気づきます。



スイス 入国・ホテル閉め出し事件

2014年08月22日 23時16分33秒 | 海外旅行・スイス
ドイツ、ノイシュヴァンシュタイン城を後にし スイス、インターラーケンへ向かう。到着は遅くなるとの事。
そして翌朝は早く出発という一番ハードな日。
鳥さん。この子が飛ぶと白黒模様が面白くなる。

ドイツには野性の林檎が沢山!
 だが私以外あまり気づく人はいなかった。


オーストリアに入国しまして便所タイム。
ここはオーストリア。

オーストリアの便所

そしてオーストリアとスイスの国境。今は故郷の場所を撮影しても昔ほど文句言われないらしいので
撮ろうとしたが一体どこやら・・・

CHはスイス。
そしてこの為にバスは右側の席を確保していたのだがやはり通りました、リヒテンシュタイン王国!!!

入国はしなかったけれどとりあえず見れた。
これでドイツ、オーストリア、スイス3か国!一応リヒテンシュタインも見た!

先ほどからバスの中でオーストラリアオーストラリアと連呼している方がいる。
ちょっと面白い。 

スイスは日本人はそのまま入れるのだ。ドイツ人の運転手さんがちょっと何かある。

スイスの景色はスイス!と言う感じ。

それより明日は大事なユングフラウヨッホだが・・・雲すごくない???


さっきまでノイシュヴァンシュタイン城は雨けっこう降っていたし 霧も迫っていたし。
んで予報が 明日大雨とか・・・!!!!!!!

アルプスの水が溶けた湖は綺麗な色。透明な部分もあり晴れ具合で色が変わる。
アルプスの鉱物により色が決まるんだそうだ。

曇っていてもなかなかに綺麗。

インターで降りて買い物してみた。
スーパーみたいで中国人も沢山いた。
まぁ果物をガッツリさわりまくり人を押しのける、自分がされると叫ぶ 騒ぐ 順番抜かす
まぁ騒がしかった。
ここで赤い、明らかに見た目変な怪しいお菓子をノリで購入。
これが酸っぱくて意外においしい!

そして切られた大きめのエメンタールチーズが3€で売っていたので購入。
日本なら千円は超える大きさ。


ジャムパンをもらった。

インターラーケンは湖の間と言う意味でその名の通りブリエン湖とトゥーン湖の間に位置する。


白い馬の城馬車

ホテルに到着すると早々に夕食
インターラーケンのホテルは牛が刺さったホテルがあるのだ。ネットで見たことがある。
私の泊まるホテルがまさにそこだった。


多分私は牛の横の窓の下の部屋。
小さなエレベータがあるが皆が乗ったので私は若いから階段で4階まで頑張って上がってと言われる。
別にいいのだが4階まで上がって廊下を歩いて一番奥の部屋だった。
これがのちのち痛い閉め出し事態に発展する(海外ホテル閉め出しばっかだなお前!!)
チェックイン後はホテルの本館で夕食

周りにも可愛い牛が。




食事はここ。

大きなカウベルが飾られている。
牛さんが首につけるとなるのだ。
実際これを付けた牛さん達が草を食べているだけで綺麗な何とも言えないメロディが奏でられていた。
あまりに綺麗で動画を撮ろうとしたがミュンヘンで落としたカメラは録音機能が無くなり無音だった。

メニュー、「トマトジュースダ」が面白い。
フルーツジュースのアップルサイダーだけが値段が高い!
そして4%とかわけわからんこと書かれている。 価格と言い%と言い…酒でも入ってる!?
と横を見ると Apple wineと書かれている!!
アップルワインかよ!!! これジュースのカテゴリーにいれちゃだめだろ!
ドイツでもノンアルコールビール頼んだ人がアルコール入ってるとか言っていたが 日本語にする際に間違えたのだろう。
日本後メニューがあるだけ良心的だが気を付けないと日本人が書いているわけではないから間違えもある。



夕食はチーズフォンデュ!日本人には本場のチーズフォンデュはきつすぎるとの事だけど
白ワインをなるべく少なくするようにと添乗員さんが言ってくれていた。
味はチーズが好きな私には大変おいしい物だった。私にしては珍しく沢山食べた。
他の人も食べやすいかと言われるとやはり癖があるので何とも言い難いがチーズ好きには最高だ!
そしたらメインが来た・・・え、チーズフォンヂュだけじゃないんですか・・・?
そんなに食べれないぞ・・・とデザートも来た!
デザート可愛い!


店内


可愛らしい。
さて朝ドイツで買った物
ノイシュヴァンシュタイン城限定のフェーラー バンビとノイシュヴァンシュタイン城 四季

4枚セットで50€くらい。日本で買うより少し安い。
ノイシュヴァンシュタイン城のチョコ


夕食後はスイスの待ち中でお土産をちょっと買う。店員は一部韓国人がいて日本人の相手はこの韓国人の男女。


ポストカードを購入。ユングフラウヨッホのたぶん世界一高いところにあるポストから出すとユングフラウのスタンプが
押されるのだ。

関係ないけどノイシュヴァンシュタインのチケット発券。ぼっろぼろ!雨にやられた様子。


到着が遅いので夜も遅くなった。ホテルのどこかで一緒に探索したツアー客Oさんとわかれて部屋に戻ろうと階段をまた昇る。
そう言えば部屋番号を忘れた。
どうも毎日変わるホテルは番号を忘れてしまう。
古い洋館のローテンブルクのホテルはガチャキーで番号が書かれていたが部屋にたどり着くまでに毎回迷う。そして怖い
広間に出るときその階から入ったり上の階から通過して見たりと毎回違う通過となった。

今回のホテルはまず迷うような場所はない。
階段上がって一番奥だ。
4階に上がって一番奥の印象が強く残っていたので4の表示の部屋の階に上がってきた。そして一番奥に行くと
左右に部屋があった。
つまり左右に一番奥の部屋が存在するのだ。最初右の部屋だと記憶していたが部屋の中から声がするので

え・・・????違う???後ろを向くと逆側に部屋があるからここか!?

と・・・もうわからんから 気づかれないようにそっとカードを差し込んでみる。
赤ランプ。
いままでカードキーをさすと緑に光ってから開いたから赤はNGだと無知な私にもすぐに分かった。
ど・・どうしよう、中から声がする向こうの部屋にもとそっと刺すがやはり赤ランプ。
げ・・・ 逆側の奥か!?つまり自分がおぼってきた階段側・・・よく見ると両端に階段があるようだ。
実はこっちから階段を上がってあっちの奥に行ったのでは???と そちらに向かい歩いて行く・・・と
向こう側の奥から赤い豪華なサリーを身にまとったインド人女性が小さな女の子を連れて現れた。
ピンク色の寝間着を着た小さな幼女と真っ赤なサリーのインド女性。

やばい!!!カードキーをさして それが赤で入れないなんんて事をこの人の前ではできない!確実に私、ヤバイ人間になる!!!
ここはひとまずインド女性と途中ですれ違うようにして向こうの階段から一度降りよう。

インド女性はどこかのドアをドンドンドンとたたき中に入っていった。

おじけづていた不審者な私は端までやってきて 一度階段で下まで降りてみた。

スタート地点はチャックインしたあの階段と同じことを確認。みんなが乗っていったエレベーターもここにある

その横の階段をまた4階まで上がり4のフロアに出る。

息をのみ通路奥までを見渡す自分。
とりあえずこれは・・・全部屋片っ端からカードを刺し試さないとならない。見当がつかないのだから。

まず手前を・・・赤ランプ2
その逆側・・・人の声がする・・・赤ランプ。
正直ね、私のような生真面目で心優しい、素晴らしき清い人間にはこのような犯罪者的な行動をするのは気が引けるのですよ。
やましい、後ろめたい気持ちでいっぱいなのですよ。
そして端の部屋が反応しないことへの絶望感も手伝ってかなり焦りが現れます。だって端の部屋なのだから。

でも先ほど向こう端にカードをさしたわけだから、この手前側の部屋もダメとなるともう絶望感しか残らず残された道は
犯罪者の全部屋にカードキーを指していくと言う恐ろしい行為。
見つかったらとにかくやばいのだが3部屋目を誘うとしていたところ・・・

向こう側の奥から赤い豪華なサリーを身にまとったインド人女性が小さな女の子を連れて現れた。
ピンク色の寝間着を着た小さな幼女と真っ赤なサリーのインド女性。

「げぇ!!!!」これはヤバイ!!!確実にヤバイ!!!先ほども部屋の前をうろつく不審者として一度見られてしまった。
逆側からまた登場し先ほどと逆側で対峙する形となってしまった!!!!

もう不審者極まりないはずの私。 焦ってはいけない、私の計画を悟られてはいけない!
全部の部屋にカードキーさしまくる女と言う実態を知られたら最後、通報、逮捕、強制送還だ。

そもそもなぜ全部の部屋にカードキーさしまくろうとしているのかと考えるだろう
誰かを殺害・・・?とかんがえるだろうか。
実は宇宙からやってきた!美男をスカウトする計画!なんて発想は出てこないだろうから
犯罪臭しかしないだろう!どう考えても!

インド女性はどこかの部屋をドンドンドンと叩き 入っていった。

私は今度はエレベーターで降りた。そしてまたスタート地点。ここは本館ではないのでロビーに人はいない、いても何語でなんといえばいいのかわからない。日本なら
番号忘れては入れない助けてくれと言えば私の名前か添乗員の名前で割り出されるがここはスイス。
英語で部屋番号忘れたって・・・今冷静になれば泣きそうな顔してそれっぽい英単語ならべたらいけるような気もしてきたが 
ここは別館なので人なんていない。
ローテンブルクの締め出しの時は添乗員さんの部屋番号がわかったから呼びに行けたが
今回はうっすら聞いていたがその番号と頼りに行ってドンドンドンしてきたが なんか違うぽっくてドンドンダッシュして逃げてきた。

時間はもう22時をとっくに過ぎていたはず。
もう端だなんだ言ってられない!!明日は5時起きの6時台に出発だ。
片っ端からカードキーさしていくしか道は無いのだ!!!
ふたたび4階に躍り出る。
さあ・・・一つずつさすぞ!!さっきもやったけど・・・。誰も来るなよ!!!と一つ目刺そうとすると・・・

向こう側の奥から赤い豪華なサリーを身にまとったインド人女性が小さな女の子を連れて現れた。
ピンク色の寝間着を着た小さな幼女と真っ赤なサリーのインド女性。

おおおおおおおおおおおおおおおおおおおいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
なんでいつもあっちから来る!?????????
何やってんだアンタ 何回も何回も!!!!!

って感じだがその時は自身のやましい犯罪意識によりそんな事は思わない
とにかく ヤバイという見られた罪悪感
何度も見られ
確実にあちらからは不審者以外の何物でもないはず。

インド女性からはきっと
おおおおおおおおおおおおおおおおおおおいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
なんでいつもあっちから来る!?????????
何やってんだアンタ 何回も何回も!!!!!

だろう。
心優しき私はこの状況に耐えられず しかしすぐ後ろ向きざまに脱げることもできずにさりげないふりしてすれ違い向こう側に
何気ない顔で通って行ったのだがもうすでに手遅れの様な気もする。
すでに通報されているかもしれない。
監視カメラがあったらそろそろ監視員が出て来る頃だ。
何度も現れ人の部屋にカードキーさしているのだから

実はドイツでも一度ちょっとしたことで添乗員さんに電話したとしたことがある。
番号は履歴に残っている。機内モード解除して国際電話覚悟だ。
今回もうそれしかない

と携帯を取りだし例のインド女性とすれ違い様普通のしぐさで通りすぎる。
女性はどこかの部屋をドンドンドンして入っていった。

狭い通路に出て携帯を触ると・・・
け、圏外・・・!!!

おおおいいいいいい!!!!!!!!!!!!!!!!

・・・やっぱりまた片っ端からカードキーさす?何気に両端2部屋にしかさしていないのだ。
ドイツ人・・・じゃなかったインド人に毎回妨害されたから。

もう一度くるりと向きを変えてその通路に立ち 2、3歩進むと・・・

やはり向こう側の奥から赤い豪華なサリーを身にまとったインド人女性が小さな女の子を連れて現れた。
ピンク色の寝間着を着た小さな幼女と真っ赤なサリーのインド女性。

もうここからあとは言わなくてもわかるだろう、何度やっても結果は同じ。
部屋は赤ランプ、まず
向こう側の奥から赤い豪華なサリーを身にまとったインド人女性が小さな女の子を連れて現われるのだ。
もうこれ運命なのだ。逃れられない。

私は夜の外国の市街地へ出ることにした。
きっと市街地は電波が入るだろうと。

スイスと言うのは軍隊、核を持ち 男子は決まった年になると軍隊の訓練を受ける。
銃器はその後持ち帰るので実はどこのうちにも銃器があるのだ。
平和そうだが実は今回何かあったら一番危険なのはスイスだったりする。

各家の地下には核シェルターがあったり 何かあると地下から鉄柵がでてきたりと抜かりないのだ。

市街地は深夜沢山の人が居た。
観光客の様だ。安心なーとはやや違う感じになっていた。
やかましい中国人集団も群れもあり目立った。

暗闇にまぎれてその中国人集団のうしろに紛れ込み
集団の中の一人になった。

電波のつながる所へ来たので
ここから添乗員さんに国際電話。

電波がつながるとこーゆーのが来る、

こうして添乗員さんにつながると電話代が怖いので早急に用件のみを
重要部分だけ伝える
私「部屋番号忘れて電波のある市街地まで出てきたんです、インドの幽霊が妨害するので私の部屋番号教えてください」

添乗員さん「まって、かけなおす」
私の言い方がまずかったようで 変な風にとらえられ うまく伝わらなかった。
二回目の電話で 部屋番号がわからなくては入れないとだけ伝え 無事自分の部屋番号GET!
3階だった。
ここで思い知らされた。
ついつい海外の階段事情を忘れ4階まで上がったから4に囚われてしまった。自分の認識している1階は海外では0階なので4階分上がればそこは3階なのだ。

こうしてまた暗い夜道を迷惑っぽく見られていた騒がしい中国人群れを発見し
さりげなく後ろにくっつき
「しぇいしぇい~ ハオハオ」とか言いながら やかましい集団の仲間に撤してホテル近くまでやってきた。

無事3階の端の部屋に入れる。
時間はもう23時を回っていた。明日早いのに。そしてやたらに眠い。
しかし購入したポストカードに記入しなくては明日いきなり書いては時間が無い。
今日中に書かなくては。その前にちょっとトイレ言って来ようと トイレに行ったら・・・

なんでだ^!!!!!!!!!!!!!!
何度計算しても帰国後に来るはずの女性特有のそれが始めっている!!!!
遅れても早まる事はそう無い自分なのに明らかに早い!自分の世間一般の人より長い周期から言って早い!
でも念のため2枚だけは用意してきたが明日山の高いところへ パリも2日、帰国の飛行機とまだまだある

とりあえず1枚は夜使ってと・・・最悪だ!!!私は症状が重い方なのだ。
疲れ果てて精神的にもまいってこの体の事情に打撃。そんな中で眠い中描いたポストカードのメッセージ
友達から届いたよと写メをもらったが すさまじい書きなぐりの字
内容は トラブルがあったと。そんな事だけ。これもらってもうれしくないなあ
でもわざわざ遠いアルプスからきた手紙、大事にしてね❤

とか言った。

そんな大打撃のスイスの夜だった。

ちなみに添乗員さん
私が幽霊が出るから部屋変えろ!の意味ととらえたらしく
実は添乗員さんてこのテの要求には慣れている。
よくある話らしい、特に古城ホテル。

とある心霊サイトで添乗員さんが書いているでもやはりその手の話が多く
添乗員さんはそのテの部屋に追いやられることが多いそうだ。

しかしあの頃は心優しき女性な私は自身の罪悪感から何も考えなかったが
あとから思うとあの
「向こう側の奥から赤い豪華なサリーを身にまとったインド人女性が小さな女の子を連れて現れた。
ピンク色の寝間着を着た小さな幼女と真っ赤なサリーのインド女性。」
ってのもかなり怪しくないですか?

かならず どこかの部屋をドンドンドンして入っていく

そして私とは反対側通路から舞かい現れる・・・
まぁ向こうからしてもアジア女が必ず何度も向こう通路側から現れるわけだから今頃インドのどこかのスイス旅ブログでは

向こう側の奥からピンク色の服を身にまとったアジア人女性が現れた。
ピンク色の服で入りの白いアジアの女。
が連呼され
コメントに
「え、それ怖くないですか?まさか幽霊?」

「添乗員はそのテの事には慣れているニダ。よくある話ニダ。特に古城ホテル・・・」

「妄想乙」

なんてなっているかもしれない。