色々お散歩

ヨーロッパ好き乙女趣味な 旅写真・日常ブログです

天文台でふたご座流星群

2012年12月16日 03時23分11秒 | 
前回の天文台観望会は11/23の祝日。

ボランティアでお客さんでは無く、迎えて星の事やら何かを教える側として参加できる機会があったが
あいにく、昼間から悪天候。
雨が降ったり、とにかく曇り。

しかし曇っていても雲の切れ間から星が見える事はよくある為
観望会は開催された。

この日は雲が切れれば月と木星が主役となる。
が、この日の雲は凄く厚い!!!

結局満足に見る事が出来なかったが、悪天候の為訪れる人も少なかった。
ものすごい寒さで曇りだが夜景は見事でスカイツリーも双眼鏡なしでしっかり確認できた。
(この場所は秩父に近い山の標高800メートルの位置)

大きな双眼鏡では葛西臨海公園の観覧車やお台場の観覧車が見える。
千葉は房総方面まで見えたのがわかるが夜の為、昼の様には把握できなかった。
横浜方面は天候の為よく見えなかったが、晴れていれば横浜まで見えるとの事。

東京、千葉、横浜方面もみれれば
逆側の夜景も綺麗である。

この日は星の観望会としては天候が悪かったが、帰り道
鹿が出てきた。角を持って目の前に。
こちらにビックリして立ち止まる困惑していたが、結局元来た林の中へ引き返して行ったが
野生のシカは初めてである。
とっても可愛かった!


さて、今回は今年最後の観望会。
いつも連れて行ってくれる友人がこの日も連れて行ってくれた。
今回は大きな望遠鏡で星を見たことが無く、前回も楽しみにしていた木星が
悪天候で見れず残念がっていた母も同行させてもらった(私が勝手に友人に頼んだ)

この日の予報は夜が曇り。
ここ数日晴れて木星が綺麗に輝いていたのに何故!?

東京のオフィスから空を見るがだんだん夕方にかけて曇ってきた。
会社の人たちと雲の動きを見ていたが千葉は完全に曇りとの事。
千葉の人は前日、流星群を堪能したそうだが、この日の雲に腹を立てていた。
秩父を調べると一応は晴れになっていたが・・・

こうして夕方5時半
ダッシュして会社を出る。
それでも到着は8時を過ぎる。東京からは距離的に遠いいのだと思い知らされる。

母を乗せた友人が迎えに来てくれる駅には7時半近くに到着。
私が勝手に友人の車と間違えて全く別の車に乗りそうになる。

無事友人の車に乗ると、早速天文台に向かうが
前の車(私の乗りそうになった車)がやたら遅い!!
しかも方向が途中まで同じ。早くどこかへ曲がってくれ!と私と友人は相当苛立ていた。
かなり苛立っていた。叩きたくなるくらい苛立っていた。
が、のちのちこのノロい足止めが幸運となる。

遅い車も横道にそれて
友人は車を走らせる。
真っ暗で細いけもの道をだいぶ走らせる。
この日の観望会は今年最後、木星も見頃。早い時間は晴れていたのだろう
火とも多いようで、見終わった車が下ってくる。
これだけ車が下ってくるのだから絶対に鹿は出てこないだろうと思い込んでいたら

いた!!!!!

友人と私が大声を上げたので母がかなり驚いていた。
今度は女の子のシカが道路を渡って林へ入ろうとしていたところ。




アイフォンを向ける私と友人。以前カメラ機能だけが取り柄の
カメラ機能のみで高価格だった10万円のガラケーや普段の一眼レフ慣れした私はこのスマフォのカメラの役に立たなさは
前から諦めていたが、くの暗い状況ではもうダメであるが
友人のアイフォンカメラに姿が捕えられた。
実際はもっと近くで大きく、顔もはっきりとわかる。

とっても可愛い顔の女の子。
え・・・ って顔で真ん丸の目をむけている。体はお尻を向けたまま顔をこちらに向けてしばらく止まっていた。
直感的にもう片側の方にももう1匹いるのでは!?
と反対側を向いた瞬間、暗い雑木林の中をガサガサと動く鹿の姿が!
私がこっちにもいる!!!と叫ぶ。
するともう1匹きた。

私達に気づいて木の陰から え・・・って顔でこちらを見ている




本当に写りが悪いが実際はもうクッキリはっきり至近距離である。
みんな可愛い子であった。


逆側の子たちは反対側の山奥に逃げてしまった。
白いハート型のお尻ははっきり写っていた。

もう大満足の私達である。

一方星の方は、山道に入る前には空高い部分の木星がハッキリ見え、大丈夫、バッチリ!真上は星が見えやすいから・・・
なんて言いながら窓から確認していたが天文台に近づくにつれて雲が支配してくる。

天文台に到着。あまり寒さは感じない。
雲は空を覆い尽くす勢いで迫っていたが
木星などの真上に近い場所は綺麗な星空である。

まだ満足に木星を見れてない母を(私の手作りの6㎝望遠鏡で最高の条件下で木星の縞2本、
土星は米粒サイズながらも輪と星の間の隙間はわかる位のものは見ているが。)
天文台の巨大な90㎝台の反射望遠鏡へ連れて行く。

・・・いつもは豚汁やおにぎりやお菓子などを作って売ってくれるおばさんがいるがこの日は昼間天候が悪かったため
来ていなく、食事は無かった。
もっとも、この日は300人が訪れたそうで私たちはもう最後の方の為、食事があっ田としても完売で食べられないだろう。

シーイングばっちり!!!
この日は木星の横に衛星、エウロパとガニメデの2つが見える!!!と思って見たら3つ見えた。
木星にかぶった衛星が木星の上から姿を出してた。

えっと・・・きみ誰?イオかな?カリストかな?

母も縞2本や3本どころではない、何本もの濃淡のあり色の違う縞模様をみて喜んでいた。90㎝もある望遠鏡でシーイング最高の条件下なら満月の様である。
一応、白い部分は高気圧で暗いいる部分は低気圧だとか言ったが、きっと聞いていない。
まあ、あの木星の姿に夢中になっているのだからそれでいい。

観終わると外にもサイズの違う望遠鏡がフル活動中でそちらも見せに行った。

外では木星を捕えている望遠鏡、アンドロメダ銀河(その後はプレアデス星団)、オリオン座の42星雲など冬の豪華メンバー達を捕えている。
そういえば私は自作の望遠鏡以外でM42は初めてである。
小学生の昔からの憧れで天体に興味を持つきっかけはこのM42であった。

天文台のボランティアの方に挨拶しようとしたらお客さんに何かを説明中。

プレアデス星団を映す望遠鏡の場所で 追いかけてくる的な事を言っていたのでオリオン座とプレアデス星団の神話を話しているのだろうと思った。
七人の娘達(プレアデス星団の肉眼で確認できる7つの輝く綺麗な星の集まり)はオリオン座の乱暴者も男が彼女らを求めて追ってくるのだから
鳥になって羽ばたいて逃げる・・・ロマンティックに思っていたがいざ文章に書いてみると物騒な話である。

・・・だからオリオン座の向き、進行方向にいつもプレアデス星団(七つの輝く星の娘達)は居るのだが
当然星なので追いつかず、一定間隔で動くさまが追いかけている、逃げている・・・と捉えたお話である。

なるほど、お客さんにこうやって星の神話を話すのもすごくいい!特に女性相手には。
参考にしよう!

なんて思っているとボランティアの方は巨大望遠鏡の方へ行ってしまったので
プレアデス星団を望遠鏡で覗いていた。

うん・・・綺麗だが双眼鏡かもう少し小さい口径で見る方が星が沢山で好みであるが
若い星が放つ周囲の光までがみえる。
 
と夢中になっていたら後ろに女性が立っていた。
私は無言でその人を見つめてしまった。
背丈が全然違うが暗闇で帽子や服装が母と似ていて間違えてしまったのだ。
当然相手は困惑している。

望遠鏡が見たくて私の後ろに並んでいたのだ。
「すみません!母と格好が似ていたもので・・・!」と誤って望遠鏡へ促すと

オドオドとプレアデス星団の説明をしてみた。
「これはプレアデス星団と言います。若い星達の集まりです。一気にエネルギーを燃やして死ぬんです。双眼鏡で見ると凄く綺麗です」

なんて緊張からの初説明だが最悪だ。
これでは星を教える人ではなく、横から口出しする人である。
輝く娘達の神話も頭からは消え、「死ぬ」とか言っている。
この若い星はどれだけの寿命なのかくらいは言いたかった。

言いたかったのは
1千万年ほどの短い命の(地球は今、約50億歳ですしね)
若い星たちの集団です。エネルギーを燃やし激しく輝くために寿命が尽きるのが早いのですが
肉眼でも綺麗に分かるほど素晴らしく輝いていますよね。
青白い光を放ち美しい若い星は~以下神話を語る

双眼鏡で見ると全体の姿が把握でき、素晴らしいですよ。(ここで双眼鏡輪渡せられればベスト!)
うん、次は双眼鏡を持参しよう。女性には重くてきついが。(自分も女だが)

と、その女性の息子さんがやってきた。
「若い星の集まりだって!」と息子さんに促す。
プレアデス星団=若い星  は伝わった!
が肝心なのは激しく光放ち燃える為に寿命が短い。
1千万年の寿命 って所くらいは伝えなければいけなかった(自分の場合は)

と、息子さんが望遠鏡にちょっと当たった!
しまった!!ズレた!!!

「ズレタかも・・・汗」と言う私、情けない。
やはりズレてしまっていた。
望遠鏡の倍率では少し動かせば大きなズレになる。息子さんは覗きながら動かしていたが
倍率が上がると少し動かすだけでとんでもなくズレてしまう部分は体験できたと思う。

自分の課題、どの天体も何を説明するかし頭に刻んで心も準備すること!!!

望遠鏡での星のとらえ方を教えてもらおう・・・自分が直せればそれで事は済むんだから。

冷静に考えてファインダーで目的を捕える・・・などの動作は同じではないのか?なぜファインダーすら見ず
無謀にレンズをのぞいて探そうとしたんだ自分!?無理なのをわかっていながら変な行動・・・。

冷静さを失いパニック。
これは改善しなくては。
しかもこの女性がプレアデス星団をのぞいている時に 大きな流れ星が空を尾を引いて横切り
私が大声を上げてしまい、女性をかなり驚かせてしまった。
平謝りしたが、真横で大声で叫ばれては 飛び跳ねてしまうのは当たり前。
大きな流れ星で大声あげるのは私の癖である。
大声出さない。今後の課題。

とこのような初めてとはいえ、反省ばかりのボランティア

冷静な対応
はじめに頭整理する
望遠鏡の扱いを教えてもらう
大声出さない

この日は焼き芋を作り販売しているお兄さんが来ていたが
焼き芋は好きではないので温まりながら話していただけだが
焼き芋への情熱とこだわり、頑張る姿に応援の意味で買って食べたが美味だった。
私でも美味しいと思い完食。
お店を出すそうなので、探して購入してみようと思う。
そしてらブログでも紹介する。

芋自体にもこだわり ここでは鹿児島の新しい品種の芋を使用
壺と炭で甘みを凝縮させ作っている様子で
見てると単純な姿だが 職人技ともいえる感覚などが必要とされる様子である。
本当に和菓子のようで
ふだんの焼き芋とだいぶ異なる。



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