望遠鏡の練習

年末に作った天体望遠鏡。

手作りの天体望遠鏡。

この不器用世界大会で全世界で50位には楽々入るこの絶世の不細工・・・じゃなくて不器用な自分が（いや、間違ってないが）
作った天体望遠鏡

本当に写るのかと一度外に持っていき月を見たが見えなかったので
流石は自分！自分がガウディを目指せるわけがない。

蚊がガリレオを目指しても無理なわけであり
ハエがナポレオンになどなれるはずもなく・・・。

で7か月放置したが　なんとなくいじりだしたら

家の簾のずっと無効にヒマワリを見つけ、なんとなく望遠鏡で探す。


心霊写真ではないが青く囲った部分にヒマワリがある


いる・・・。たしかに見える・・・。霊感は無いが見える・・・。

そう、初の望遠鏡でいきなり空にむけても無謀である。
まずは昼間に地上の近場でフィルタを使い標準あわせとピントあわせの練習が必要である。

ルネッサンスの巨匠達もヒトラーやナポレオンも　NHKのアナウンサーたちも生まれ持っての天才ではない。
最初は皆、赤ん坊である。
努力と言うものを積み上げた結果なのである。

そう、マリーアントワネットも、天皇陛下も生まれ持っての皇族ではない。努力の結晶なのだ
（いや、生まれながらの皇族だろ）

わたしも今はまだこの21世紀初頭、名もない、ただの蚊に育つボウフラでしかないが・・・

ほら。


ちゃんとヒマワリの姿をとらえてピントもあわせられた。
たまたま偶然かもしれないが私は蚊になって大空へはばたいた気がした。

その周囲の目を付けたヒマワリにあわせる・・・。


しっかりと捉える事に成功し、撮影にも成功した。

星はこの様に簡単には写らないが、まずまずの進歩である。

もう　蚊　だなんて呼ばせない！！！わたしはハエになった。虫界の戦闘機である。


三脚を移動し　新たに標準を合わせる

ターゲットは青く囲った　電柱の上の方　十文字みたいになった部分・・・



見れた！！そろそろゴキブリに成長したのではないか？
人間もおびえる存在感大のゴキブリ！台所の王者！！！


ちなみにヒマワリの横のピンクの花

あとあと外に出て確認したら
ピンクの薔薇であり、画像ではヒマワリのすぐ隣に見えるが　実際はかなり離れた
後ろに存在する花であることが分かった。

大空の天体では　まして夜ではこうはいかない。
夜は夜で十分な練習が必要そうだが
星が出ないので
それまで望遠鏡内に被写体を収める訓練をぬかりなくやろうと思う。

これで土星を入れ　撮影に成功すれば　自分はもうダースベーダと呼ばれてもいいであろう。

この望遠鏡で土星が土星とわかる形に捕えられるかは謎だが。
製作者はあくまでボウフラだから・・・いや、蚊だから。