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色々お散歩

ヨーロッパ好き乙女趣味な 旅写真・日常ブログです

死相学探偵5 十二の贄

2016年10月31日 21時50分21秒 | 

五感です

失礼、5巻です。

死相学探偵シリーズ、書くの久々になりますが実際は 最初にシリーズ1を読んだらハマり、即他全て購入し、一気に読んでしまったので8月に読んだわけですが…

本は全て買ったものの…
この本は何時間でも読んでられるので
ヨーロッパ旅行のフライトで読もうとか思いました。乗り継ぎもあったので。しかし本として持って行くと嵩張るし重たいし…

という事で電子書籍でも。iPad Airに。


iPadサイズのため字が大きいのはいいですが…
本を購入するよりデジタルのが高かった。
紙代も製本代も印刷代もかかってないのになぁ

ま、いいや。

さてこの5巻ですが

読むより先に 感想というか、これから読む人が読んでみようかどうしようかと参考にするような書き込みサイト
つまりネタバレしない程度の感想書き込みサイトですね。

本を読む前は必ずこうしたサイトで評判などチェックするので こちらを見たのですが。

ネタバレ含む場合は
ネタバレ注意とか 大抵は書いていますが、それでも犯人の名前を書くようなバカは今までどこにもいませんでした。

犯人が意外だった! とかのコメントは多いですが。

しかし!!!このサイトみたらいきなりバカが1人
いきなり 冒頭から
「犯人は〇〇です。」と最初に書いてしまっている人が1人!

バカァーーー((((;゚Д゚)))))))
犯人の名前を書くバカがどこにいる!!!???!

せめて最後 名前書くから、知りたくない奴は変えれ 的に注意を促して かなり間を空けて書くだとか

なんで最初に書く!!???

そんなわけで犯人の名前がいきなりわかっちゃいました。

物覚えの悪い私、日本人名を覚えるのが苦手な私。
うまく忘れられれば…なんて思いながら購入した
まだ読まぬ5の本を何となく手に取り開く…と
いきなり犯人の名前出てきた( ;´Д`)

完全に覚えてしまっていた。

そんなわけで 最初から犯人が分かってる状態で読む事に( ;´Д`)

なので別の楽しみ方を…と。
こいつがどうして殺人に至ったのか…このシリーズに関してはあまり因縁がどうのとか
そういうのは無いので
余計にそこがわかりにくくて面白いかと思うも
犯人がわかっちゃってるからなぁ…

でも相変わらずのイカれた一族とか

何より、シリーズ1のあり得ない程の無愛想さ満開の凄まじかった主人公の
命を重んじる心態度の変化と
すっかりコントの相棒的役割となった曲矢刑事

漫才相手の祖母が相変わらずヒートアップしており可愛い猫の僕にゃんやはり可愛いっ

楽しいです
一部の人はちょっと…反応しちゃう箇所がありましたね
そんなわけで犯人がわかっても色々とドキドキしました。
色々と。
次のシリーズ6は11月下旬と、もうあとすぐですっ!!
楽しみです

ちなみに日本からフランクフルトへ…はシリーズ1を読んでいきました。

乗り継ぎ、待ち時間も
読んでるとあっという間でしたo(^▽^)o


死相学探偵4 五骨の刃

2016年09月12日 21時34分40秒 | 
死相学探偵シリーズ、読みました的なブログは間が空いてますが
実際は一気にシリーズ5作読んじゃいました(*^^*)

本当にこの本は 時間の余裕さえあれば最後まで一気に読めちゃいます、活字・本が得意ではなかったこの私が!!
ただ読むのは遅いです。

この「五骨の刃」
猟奇的な事件が背景にありますが
文章だからいいものの、映像化したらホラー映画の見れない私はきっと目を覆っちゃいそうです。

犯人には驚きでした。
まさか…盲点でした

猫の僕にゃんの可愛さ…と言うか
不思議さっ!!!
大活躍な僕にゃん、立派に主人公・俊一郎の助手ですね!
俊一郎も
シリーズ1の ぶっきらぼうでは済まされない性格からは考えられないほど成長しまして
ちゃんと聞き込み、お話が出来るように。
それでも相手側が心閉ざした場合は可愛い猫の僕にゃんが相手の心を癒しほぐす

良い関係

俊一郎も探偵として 仕事を受けたから依頼人のみ助ければいいという考えから

仕事への責任、人の命について、助けたいと思う強い気持ちと、自分の限界という壁に葛藤

そしてやはり曲矢刑事の存在が良いです。
最強の相棒だと思います(*^^*)
だいたい2人でバカやってますが
たまに真面目に説教したりとなにかと兄貴的存在が大きいような、俊一郎に冷たい目で見られたりと

しかしこの曲矢刑事は出てくるたびにどんどん好きになります、わたくし。(*^^*)

俊一郎は最初から好きですが

そして毎回の 俊一郎の祖母
愛染様…面白すぎます毎回!
かたや
俊一郎と愛染様、孫と電話漫才
俊一郎と曲矢刑事のコント
俊一郎僕にゃんの微笑ましくも楽しいやり取りはもう可愛くて可愛くてっっっ

事件は悲惨なホラーと言った中で
一方で主人公の周りがこんな賑やかなので楽しく読めちゃいます(((o(*゚▽゚*)o)))

登場人物がとにかく魅力で

しかし 今回の登場人物、犯人が意外で、そこまで殺意を抱かせる想い…なんとも陰惨めいてもいるけど、切なさもありますね…

そして 怖いもの好きな依頼人の付き添い、
ゆりあちゃん。
すご過ぎ!!!ここまで恐怖に強い女性って実際に居るのかなぁ〜〜((((;゚Д゚)))))))


私は実際、すんごい怖がりなんですよ。
本当に!!!
よく、怖さに強いと誤解されてますが、寝るときはお母さんの部屋で一緒に寝てる位の怖がり!

1人でホテルとか泊まると電気つけっぱなしです。
ヨーロッパ海外は時差も手伝って 怖がる間もなく寝れますが。

そんなわけで
時間に余裕があればいくらでも読めちゃう死相学探偵シリーズ、
来週、またヨーロッパへ行くので長時間フライトに読もうと思いまして(*^^*)

シリーズ4の五骨の刃
シリーズ5の十二の贄

これを持って行こうと思いましたが…
難点が。

フライト中、暗くされるので
読書灯。灯りがトラブルの原因になるともわからない。
トラブルまでいかなくても
「消してね(^_^;)」 って言われるかも。

それに対して批判は感じません、私も光が苦手。
光を見るとクシャミが出ますし、頭痛と吐き気がするんです。蝋燭の光とか、スマホの灯りも。

そんなわけで電子書籍なら読書灯がなくても
消灯中読める
とネットで言われているので
仕方がなくネットでシリーズ5を購入しましたが…

本も持ってて 電子書籍でも購入。
しかも電子書籍の方が高いんですよね…
紙代も印刷代も製本・カラー印刷PP加工もしてないのに
なんで高い!????

なんて思いつつも どこにでも持ち運べる、本が紛失しても大丈夫って事で買ったわけです。

本当はiPadで読みたいですが
荷物になるのが嫌なので仕方なくiPhoneで。

私の電子書籍の本棚
この画像はまだ5の「十二の贄」しか置いてません

ただスマホ画面でかなり目と頭をやられてしまう自分。

灯りは最小限のモードにしてますが
背景の色を目に優しいセピアにして
文字も老眼かってほど大きく。

こんくらいならなんとか耐えられるだろう…

それでも辛くなれば文字を大きくしよう。

本当は読んでないシリーズをフライトで読みたかったけど、もし怖かったら…飛行機の中は沢山人がいるけど 現地について怖くて寝れなくなったら
悲惨なので
シリーズ全部読みました。






死相学探偵3 六蠱の躯

2016年08月31日 21時21分43秒 | 


都内の若い女性の連続殺人事件
体の一部を残したまま 他は酸で焼かれると言う奇怪な事件が多発する

俊一郎は警視庁から協力要請を受ける。

このシリーズは回をおうごとに俊一郎の成長が見てわかるのでとても良い(^ ^)

最初は 依頼人の命さえ助ければいい。

と言う考えから 関係者も助けようと考えるまでに成長していた。

また読んでいる限りでは 依頼人との言葉のコミュニケーションも何ら問題ないように見える。

と、話の中ではかなりよくなったものの
普通の人と比べるとまだ 話すのが苦手な様子…。

すくなくとも
「帰ってくれませんか」は言わない(^ ^)

事件の背景にはいつもの如く黒術師の影が見え隠れするが

可愛がっている愛猫の僕にゃん
これが可愛くて癒されたり

相変わらず祖母との電話は漫才だし

曲矢刑事とはもう完全にコントと化し
第1作目の懐疑的に腹の探り合いをする風な嫌な感じとはうって変わって
俊一郎もこの曲矢刑事に対しては 祖父母や僕にゃんと同じ様に
何の気兼ねもなく話す様になっている。

この2人のやりとりが何とも面白くて好きです(^ ^)

と、呪術系の事件が背景にあるも登場人物たちが俊一郎の周りで騒ぎ楽しくしているので
何とも読みやすく面白い。

死相学探偵シリーズは誰にでも楽しめるような作品だと思う。←もっとディープな不気味さの漂う作品が好みの方はまた別作品が合うと思われる

この「六蠱の躯」
連続殺人の犯人の動機については思い当たるものがあったものの…

このシリーズは私は伏線へと視線をずらされてしまうので
謎解きがかなり楽しみだったりする。

困ったのが
元・大の本嫌いな私も文章・本を読むことに慣れてきたのもあるかもしれないが
このシリーズに関しては集中力が途切れない。

普通面白くても数時間読むと疲れや、少し飽きが来て 続きは明日〜〜

となるのだか
この本は おそらく時間に何の問題もなければ最後までノンストップで読み切ってしまうだろう

それほど飽きも疲れもこない。
「四隅の魔」を読んだ時は休みの日だったので24時間以内で読み終えてる。

読むのが遅い私としてはかなり速い。
おそらく休憩なく読んだからだと思うが…

そんなわけだから読んでると夜の3時くらいになってしまう。
私は6時起きで会社に行くので
これ、完全睡眠不足。
仕事中にかっくり寝てます( ;´Д`)

やめられない とめられない本なので
そこがちょっと困りどころです。

死相学探偵2 四隅の魔

2016年08月18日 21時47分52秒 | 

死相学探偵2 「四隅の魔」

死相学探偵1が面白くて登場人物が魅力的で
すぐ2が読みたくて会社帰りに池袋の書店で購入。

当然 たまたま表紙買いしてハマっただけなので作者の名前がわからないと言う…
なので駅中の書店では探し出せず。

何となく名前こんな感じだったからと探した名前
後々名前確認すると 名前違うやん!

名前わからないとか致命的ですね。

ただ角川ホラー文庫だったのが救い。

角川ホラー文庫は以前 金田一シリーズでここのを買っていたので
背表紙だけですぐわかる。

が、作者別で名前順に出版者はバラバラに置かれた小さい本屋ではもうお手上げ←普通、作者の名前は覚えとくもんだろ〜

そんなわけで大きい書店で購入!

地元ツタヤはかなり推してるようで
目につく様に 数カ所にシリーズで並べている。
今度からそのツタヤで買おう!

そんなわけで仕事帰りから読み出した
「四隅の魔」

夜、部屋で1人読んでいたけど…怖いっっっ!!!
電気つけて(そりゃ字読むんだから電気必須だろ〜)
戸を開けて廊下の電気もつけて…それでも怖い!

翌日、昼間読んでも家に1人で…怖い!

私は今まで怖いもの見たさで怖い本を探し読んでいたけど あまり怖いと思ったものが無い。

夜中に1人で読んじゃだめ、怖いと色々口コミで言われている本を わざわざ深夜に一人きりのシチュエーションで読んでも
どこが怖いんだ!? なんて反応だったが…


これ、怖かった!!!!!!((((;゚Д゚)))))))

けと陰気めいていたり 後味悪いと言うことはなく
今回登場人物は大学生達でわんさかしていだから良かった。

そして買った翌日に読み終えてしまった!
読むのが遅い私にはかなりのぺース。

と言うか、止まらないんスよ。

シリーズ1より主人公の俊一郎は曲矢刑事に皮肉が増えた様な
会話が面白くなってきた。

祖母には頭上がらない様で
と言うか滞納金が……!!

猫の僕にゃんもいて
だんだんとやりとりが面白くなってきた。

そしてただクールでぶっきらぼうなシリーズ1よりだいぶソフトで口数が増えた印象。←猫ちゃんとか話す相手がいるのもあるかもしれない。

なかなか成長してました(^ ^)

猫ちゃんの可愛さにも癒されます〜〜
(((o(*゚▽゚*)o)))

この四隅の魔で学生達が行った降霊術、知ってる知ってる〜!!
知ってるけど怖いんでやらない。
やったこと無い
いや これが出来るだけ共通の友達いないから無理!


今度このシリーズ、夜読むときはお風呂はいった後にしよう。
お風呂はいるのが怖くて怖くて!!

昼間ですら風でゴミ袋が カサッと音がしただけでビクついてました。

しかし本に夢中になりすぎて寝不足。
今日は読書は休んでと。
明日また買いに行こう〜〜(((o(*゚▽゚*)o)))

死相学探偵1 十三の呪

2016年08月18日 21時25分55秒 | 
死相学探偵

買ったのはたまたま偶然で。

友達が 「欲しい漫画があるんだがマイナーなのか古本屋にはどこにもない」と。

だからそこのツタヤに探しに行きたい
という事で

一緒に探し、ないことが判明。

しかし田舎の書店ってのは横にだだっ広くて人が少ないので自由気ままにいつまでも眺めてられるのが良い!
田舎の本屋好きかも!!

なんて田舎の人から蹴り入れられそうなことを思いつつ
漫画コーナーから離れて楽譜コーナーと小説コーナーへ。

田舎の書店の悪い部分、人気ジャンル以外は種類が少ない。
まぁ言ってたらきりがないので
なんかわからないけど 小説コーナーで
面白そうなのがないかと探す。

私の好みはサスペンスもの。推理小説とか言うんだろうか。
自分は推理しない。
ただ推理ものは展開が早く テンポ良く進んでいくので 単純にそこが読みやすく気に入っているのだと思われる。

逆にエッセイ、恋愛小説は苦手。
そもそも恋愛ものは好まない←ほら、女の子らしさが無いから!自分。

なんてやってるうちに
たまたま偶然目に入ったのがこの
死相学探偵シリーズ。

表紙は黒髪のお兄さんと猫ちゃんのみで
5冊ほど出ていたが
かなり推しの様で
数カ所に纏められて 目につきやすく置かれていた。

私はCD(ピアノ曲)や本など 予備知識もなく
表紙買いなどで買ったものは大抵が外れで
好みでは無いものがほとんど。

そんなわけで2冊ほど迷ったが
片方は1500円。これ、面白くなかったらお金がもったい無い!

死相学探偵の方は半額以下なので
面白くなくても痛手は負わない。
という事で
死相学ってなんだ!?小難しいのか?
と思いつつも表紙に惹かれて表紙買い。

とりあえず最初の一巻だけ。
「十三の呪」

これがまさかのハマり様!
面白いっっっ(((o(*゚▽゚*)o)))!!!!!!
夜中1人で読んだけど怖いと思った。

犯人に行き着く前に 読者の視線を他に惹きつけるのが上手い!
犯人は 横溝正史の金田一シリーズ「夜歩く」程にビックリ!

主人公の探偵、ぶっきらぼうな俊一郎と祖母のやりとりが何とも面白くて笑える。

一巻が読み終わると もう早く2巻が読みたくて

会社帰りに駅前の書店に行こうとすると
その書店がなくなっていた!!!!!!
何故今まで気づかなかった!?
いや、本当に無くなってたのか?
夏休みボケしてただけじゃ?
或いは霊のしわざか!?←どんな霊だよ

猫ちゃんの「僕にゃん」は1番最後に現れた!

鯖虎猫という。
初めて知りましたぜ。
調べるとキジ虎猫と鯖虎猫がいるんですね。
勉強になりました。
忘れない様に気をつけてないと…最近の物忘れはもう痴呆症の老人のレベルに達しつつありますからねワタクシ。


簡単感想
主人公の俊一郎は死相が見えるという特殊能力のせいで幼少期が過酷なだけあって仕方が無いが
探偵を始める際のあのコミュニケーション能力の低さが…かなり…大変ダァ!!!!
((((;゚Д゚)))))))
いきなり 第一号の初めてのお客さん、「さやか」に

「帰ってくれませんか」
しかもこのセリフが毎回パターンとなって
さやか も慣れちゃうと言う…( ;´Д`)

この一作目の入谷家連続怪死事件の
入谷家の人々の個性が何とも面白い。

俊一郎がぜんぜんしゃべらないで
かーなーり、とっつきにくい、人によってはかなり嫌なタイプだろう
依頼人が 「さやか」だったからいいものの…

ツンケンして黙々と調べる俊一郎の頭は
入谷家の人々全員に死相が見える(消さない限りは確実に死ぬ それが形となって見える。原因、死因などは不明、それを探る探偵だ)

が、依頼人である「さやか」だけ助ければ自分の仕事はそれでいい。
と言うのが この時の仕事第一回目の俊一郎。

ここで警察の介入があり
曲矢刑事が出てくる。

正直 俊一郎が黙っちゃう超無愛想人間の為

曲矢刑事と俊一郎の間もなんか嫌〜〜な感じで
ジメっとしたような 懐疑的な雰囲気で
言葉もさほど交わせない為
余計に嫌なムードがただよっていた。

この刑事は 金田一耕助に出てくる刑事のように
俊一郎を慕うようになるのか、あるいは嫌味課長的な存在で今後も出てくるのか…

俊一郎目線でのお話なので
第一印象の曲矢刑事はかなり嫌な感じの人と感じました(今はすごく好きですよ!!)

でも本当は登場人物側から客観的に見た場合
1番嫌な印象与えるのは俊一郎だろうな この時は。
呪術に関しても何とも先が読めず面白かった。
死ぬ順番が途中でわかり
特に徐々に死が迫ってくる
きっと明日…なんて所はドキドキした!

無愛想極まりない俊一郎が 真逆の面白い祖母とも電話で会話するあたりは ギャップに笑える。

事件背景にどす黒いものを感じさせつつも
面白く読める作品でしたo(^▽^)o