なちゅらる

自然に生きていきたい

止まった時間

2007-08-06 | お出かけ


マドリッド最大のターミナル「アトーチャ駅」
構内は小さなジャングルのようです

ここからスペインの国鉄レンフェに乗って向かった先は。。。




トレド

16世紀で歩みを止めたといわれるこの街は
画家エル・グレコが愛した古都としても有名です

アトーチャ駅から半時間ほどの場所にあるのに
まるで別世界 駅の建物からもう中世の世界です(上の写真)





スペイン・カトリックの総本山、カテドラルは街の中心部にそびえ建っています

160年の歳月を経て完成したこの大聖堂は、
芸術と宗教とが見事に融合した不変の魅力を持ち続けていると言われています

中の一室は美術館になっていて、エル・グレコの宗教画、ゴヤ、ティツィアーノ
などの作品を観ることが出来ます





迷路のような路地を抜けると、アルカサルが見えてきました
内戦の舞台となったこのお城の内部には、内戦の爪跡が生々しく再現されているそうですが
ちょうど、改装工事のために入ることは出来ませんでした
ちょっとほっとしたki-rinでした・・・






中世の石畳を歩き疲れた私は、今日の一番の目的を果たすべく
タホ河の高台にあるパラドールに

日本で言う国民宿舎のようなもので宿泊もできますが
今日はここでゆっくりとティータイムです

カフェテラスからは、エル・グレコが描いた風景がそのまま目の前に広がります



時間の止まった街を見下ろす私の時間も・・・止まってしまいました






トレドの街をアルバムにUPしました
お時間がありましたらのぞいて見てください

長い間スペインの旅をお付き合いくださり、ありがとうございました