ちびたの日常

のんびり息子と猫たち&イギリス人ハニスケと

大して重傷じゃないならそれでいいこと

2013-11-21 | 私の愛する仲間たち
最近友達からメールが来て、別の友人が落ち込んでいて変な宗教的な買い物をするってきかないんだよ。話しだった。

即「電話するよ」と言った。

友達は私が電話すると言ったことで何を言われるだろうと覚悟したみたいだ。

いろいろ話した。その買い物をする女性は私も知っている人で、その人の境遇などいろいろ聞いた。


「わかった。私、行ってみる」


と会いに行った。


すると自分からいろいろ話してくれた。子どものことや自分の将来のことを悩んでいること、その買い物の話し。


「makiちゃん。どう思う?」と言われたので正直に「それがどういうことなのか、誰も証明できないですよね。冷静に、じっくりと売っていた人の人となりを見てください。その人のことをどれくらい信用できますか?偽物か本物かわからないならせめて気持ちよく腹をくくらせてくれる人が良いですよね。どんな風に見えますか?」

彼女は「そうなの。わからないのそれが。」と言った。


私は「そんな買い物をしようと思ったのは自分が助けて欲しかったからでしょ。子どものため、将来のためっていう理由がなければ高いお金を出したことがむなしくなるからそういっているんでしょ。だけど苦しかったのだし、それで気分が晴れたなら無駄なお金ではないですよね」

そういうと彼女は「うん。もうほとんど寝てないの。やることもたくさんあるのに進まなくて・・・」


切迫していないなら今回のことはそれでいいのかもしれない。だから私は「重傷じゃないなら深く考えなくていいと思いますよ。」と言った。

彼女は「私、笑っているけど結構辛いの」と言った。


それから1時間くらい話しを聞いていたけど、結局私は「重傷じゃないならその程度であやかってなんとかなると思っていればいい。だけどそうじゃないなら自分の気の持ち方をちゃんとカウンセリングしてもらってきてください。今生きている私達には生きているものが考え出した方法もあるんです。無理矢理外側からなんとかなると思ってはダメですよ。問題は自分の中にあるのかもしれない、するとサイクルがかわってなにかがかわるかもしれないと考えてください。いつまでも変化のない相手に期待しないで自分が努力してください」と言った。

「私も子どもがいるから、どんなことをしてでも助けたい気持ちはわかる。でもそれだけじゃ自分がいなくなったら何もできない子どもになりませんか?」

そんな話しをしながら二人でケーキを食べて、私が帰るとき彼女は両手を振って送り出してくれた。
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