黄緑の単車が駆けつける

いろんなことがあった。

お盆に帰ってくるの？と聞いてみた友人は最初「帰らんで」といった。

なんだ。そうなんだ。



でも友人夫婦はやって来た。


「いかなあかん」と旦那さんの言葉一つで二人は私のところへやって来た。

高速でバイクを飛ばしてやって来た。


汗だくで頭から雫が流れて、目からもなんだか流れて、いろいろびっしょりとなってその子は言った。


「あほやで！」


3人で友人の家に顔を出して4人になってもうすぐ閉店するという楽器屋さんのセールに行っていろいろと語り合う。

「ここは都会と比べたらしょうがない。昔、みんな高校生くらいのころは閉店でシャッターが降りかけた西村の店に滑り込んで無理矢理買い物したりしてた。あのころトラックの荷台でもライブやったなあ。大人はみんな酒ヤケで首まで赤くてなあ。牟田町は土曜日なんて車で横切れなかったし・・・」

そんな話をしながらまだなんとかなるんだろうね。今は今のスタイルでね。

という結論に至る。


「マッキ。がんばりや。」と言って大量に丸岡の餃子を注文して帰って行った。


ありがとうみんな。