ちびたの日常

のんびり息子と猫たち&イギリス人ハニスケと

子どもから少年に

2013-11-22 | 子育て日記

先日息子の学校へ行ったときのできごと。
夜、暗くなるまで部活をしているのでたまに車に乗せて帰ります。
そのとき、仲良しの男の子もいっしょに連れて帰るのですが、二人の内一人が車に乗りませんでした。

「どうしたの?暗いし寒いじゃん」というと

「あいつは乗らないって。」と息子がいいました。
同時にもう一人の子は車に乗り込んできたんですが、表情を見た瞬間になにかあったんだなとわかる感じでした。

発進すると同時に息子が彼に「おまえ、あれはやり過ぎだと思うよ・・・」

そういうと彼は吹き出すように泣き出しました。

息子は「あいつも強情なところがあるからな。お前の気持ちはわかるけどやり過ぎだと思う。」

そういうと「気持ちなんてわからないよ・・・」と言いました。

すると息子は「オレだって余計なこと言わなきゃよかったんだよね。」と言うと彼は「オレもそういうとこあった。」
といいながら黙り込んでしまいました。

そのまま到着するまで二人は沈黙で、ドアを開けると同時に彼が「送ってくれてありがとうございました。ホッシーいろいろごめんな。」と言いました。

息子は「別にいいよ。」とわかっているからとでも言いたげな感じでいました。


息子と2人きりなってから何があったのかと聞くと、1人で帰った子とケンカして泣いていた彼が殴ってしまったんだと言いました。
どうしてそうなったのか経緯を話してくれたのですが、私は息子が余計なこと言わなきゃよかったといったのが気になってそこを聞くと「みんないるところでいろいろ始まったからケンカするなら2人でやれっていったんだよ。でもそれでケンカになったんじゃないんだけどさ。オレは口を出さなきゃ良かったと思って」

そんな話しをいろいろしながら、こうやって男の子は育っていくんだなあと思いました。

昨日、ケンカしていた2人は和解したようでその話しに誰も触れなかったと言っていました。

息子が「あれはやり過ぎだと思うよ・・・」と言ったときちゃんと育っているんだね・・・と感じた瞬間だったし、良い友達に恵まれて本当に良かったとしみじみ感じました。


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