ちびたの日常

のんびり息子と猫たち&イギリス人ハニスケと

人となり

2014-04-09 | 私の愛する仲間たち
最近友達と決別するようなできごとがあった。

私が怒った。

仲間のお金を盗むようなことをした。


昨日彼女のことを考えながら思った。私は彼女のことを妹のように思っていたんだろう。
継母に育てられて腹違いの妹達に囲まれて家族の中に居場所がなかった彼女は人にウソをついて取り入ること覚えた。


そんな彼女のことを憎めなかった。


彼女には娘がいた。


その子は私に助けを求めてきた。その子のこともまた私は自分の娘のように感じていたんだと思う。
母親のいい加減なところに振り回されていたその娘に少しでも楽しい子ども時代を過ごさせてあげたくて、キャンプに連れて行ったり泊まりにこさせたりしていた。


今回のことで私は彼女にいっしょに謝りに行こうといった。でも知らないの一点張りだった。

いっしょに謝りに行ってくれたら、その後は私が応援するから少しずつでも返そうと言うつもりだった。

でも応えなかった。


そんな彼女のせいで私は友達に責められることがあった。
よくいっしょにいるねと言われたことがあった。
だけどむしろそんなことを言う相手の方がいらないと思っていた。
それは私のことを考えのない浅い、単純なのといっしょにしているからだと思ったからだった。
私が彼女のそういう幼稚なところに気がつかないはずがない。

突き放さなかったのは娘のためだ。私は母性に掛けていた。あの母親の「母」としての心に掛けていた。

そこに目覚めなきゃ娘はずっと不幸だと思った。


まるで妹親子のように思っていた私には、簡単にあの子達を突き放せなかった。
私に「死んだらお墓の面倒は私が見るからね」とそんなことを言っていた。いろんな夢を話した。

私はその親子を大事にしようと思っていた。
彼女が私という人間を理解しているなら、今も心配しているとわかるはず。


私とずっと仲良くしてくれている友達は、彼女と私の関係を「なにか考えがあると思ってたよ。makiちゃんがなにも考えないで行動してるとは思ってなかったもん」と言ってくれた。

そして今回私が突き放したことを「あんなに理解していたのに突き放そうと決めたんだから随分悩んだんだろうね」と言われた。


私はいい仲間に恵まれていると思う。私という人間をちゃんと見てくれて信じてくれた。

きっとなにか考えがあったんでしょとか、いろんなトラブルが起こっても私が説明するまで黙って見ていてくれた。

そして詳しく説明すると巻き込んでしまうから話せないけど信じて欲しいというと「大丈夫。信じてますよ」と言ってくれた人もいた。

あの親子を今でも心配している。そしていつか必ず幸せになるんだよと思っている。


それをみんなは「makiちゃんならそう思っているとわかってたよ」と言ってくれた。本当に感謝している。
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2 コメント

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電話して (まりりん)
2014-04-09 11:58:31
大丈夫?マッキがいっしょに連れてきた子でしょ。
あんたいろいろあったんやね。
でもあんたがチラッと幼いところがあるからすぐ洗脳されるのよって言ってたね。
それ関係あるの?
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まりりんへ (maki)
2014-04-09 23:02:14
まあね…
私のあの半年くらいの心境は、会って話すよ(^^)
返信する

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