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静かなる情熱 エミリ・ディキンスン

2017-09-07 14:30:07 | 文化系
映画『静かなる情熱 エミリ・ディキンスン』を観ました。

映画は、岩波ホールで9月15日まで上映中。
以降、順次全国でロードショー予定とのことです。

北米を代表する詩人、
エミリ・ディキンスンの生涯を描いた作品です。

生前は無名であった彼女の死後に発見された、
約1800篇もの詩は今なお、
多くの人々に影響を与え続けています。

南北戦争前後の、女性が抑圧されていた時代。
女性であるがゆえに蔑まれ、当時、
彼女の作品は、正当な評価を受けることはありませんでした。

周囲からの信仰の押し付けに反発し、
自らの信ずる道をひたすら突き進むエミリ。

ときに最愛の家族と激しく衝突し、
孤独感に苛まれながらも、
詩作にのめりこんでゆきます。

見ているこちらまでもが苦しくなってくるほどの、
魂の高潔さ。

そんな暮らしから生まれる、数々の研ぎ澄まされた言葉たち。

そういう状況下だったからこそ、
彼女の才能は輝いたのかもしれません。

さまざまな思いが、
見終わった後に、じわじわ迫りくる。
そんな映画でした。
名作です。

鑑賞後は余韻に浸りつつ、神保町をぶらぶら。

すっかり映画に影響を受けてしまった私。
私も何か書いてみようかな。
でも、詩は難しそう。
と思いつつ、大好きな三省堂書店へ。

購入しました。

『猫のほそ道』。

あれ、俳句?
しかも、猫?

何か違うような…

でも、これでいいのだ。

私は私。
のんびりゆったりとした暮らしの中に、
幸せを感じるタイプです。


ホリエ

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