春日部不動産日記

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魔方陣スーパーカーミュージアム

2016-07-10 13:15:42 | お出かけ
栃木県は栃木市にございます、
「魔方陣スーパーカーミュージアム」
へ行ってまいりました。

スーパーカー。
なんてステキな響き。
いつか運転してみたいけれど、私の人生において、
そんなチャンスは一度も訪れないことでしょう。
それならば、間近で見て楽しもうではないか!
というわけで、出かけてみたのでありました。

建物がユニークです。

旧栃木駅舎(昭和3年建造)を、保存のために移設したのだそうです。
すばらしい!

中に入ると…

レトロな駅舎!

運賃表と路線図もありました。

駅です。

改札口状の受付で、入場料を支払います。

入場券は、切符状です。
料金は800円。
JAFカード提示で100円引きになりました。(※平成28年7月現在)

改札を抜けると、目の前には輝くスーパーカーたちが!!

まさに、宝の山。
しかも驚くべきことに、柵がありません。

「お手を触れないでください」
との注意がありましたが、
みなさん、きちんとその決まりを守っているからこそ、なのでしょう。
世界に誇れるすばらしい国、ニッポン。

ユーミンの名曲『COBALT HOUR』の歌詞に出てくる、
ベレGを発見!

この曲を初めて聴いた小学生の私は、
「ベレGって何?」
歌詞の意味がまったくわかりませんでした。
お初にお目にかかります。
感激です。

トヨタ2000GT/MF10型。

日本が舞台となった『007は二度死ぬ』の、ボンドカーとしても有名です。
カッコいい…
色とりどりのスーパーカーたちの中の、「白」。
日本車ですけど何か?という雰囲気が醸し出されておりました。
いい色でした。

ランボルギーニ ミウラ P400。

オレンジ色!

まるで、つけまつげを付けているかのようなヘッドライト。

おめめパッチリです。

なんとも優美なジャガーたち。



昔読んだ映画監督の故伊丹十三氏の著書にあった、
「ジャグァ」という呼び方を思い出しました。

ピンクの車を発見!

アメリカ映画から飛び出してきたよう。
ブロンドを外巻カールにして、ヘアバンドをした女の子が乗っていそうです。

ニッサンのフェアレディ。

若き日のカルロス・ゴーン氏が愛した車です。

現在の私の憧れNo.1、ニッサンGT-R(1971年式)。

昔は、こんな形だったのですね。

個人的に気になったのは、ランチア・デルタHF。


ゾウさんのマークがかわいいのです。


このクルマは…


後ろが気になる!

Miuraの字体が、ランボルギーニのシンボルである猛牛風。
オシャレ!!

ザ・ランボルギーニ。


エンジンは、後ろにあります。


中を覗いてみたら…

レザーシートに、カットワークが施されておりました。
さすがは高級車!手が込んでいます。

車体だけでなく、タイヤの観察もおもしろかったです。
こちらのホイールをご覧ください。

このスポーク、どこかで見たことがあるような…
しばし考え、思い出しました!
以前、両国で見かけたお相撲さんが乗っていた自転車のスポークとそっくり。

クルマの展示場なのに、つくりは駅です。

こちらは、プラットフォーム。

休憩所は、電車の車両。


受付で飲み物や、アイスクリームなどを注文できます。

窓の外のスーパーカーたちを眺めながら、アイスクリームをいただきました。

奥は、お座敷列車風。

のんびりできそうです。

ひと休みしながら、もしも、
「この中から一台だけ、乗って帰ってもいいよ」
と言われたら、どれにしよう?と考えてみました。

悩んだ末に私が選んだのは、こちら。

ランボルギーニ350GT(1967年式)。

もちろんそんな状況はありえるはずもなく、
そもそもアクセル・ブレーキ・クラッチに足が届くのか?
という現実的な問題点は、無視した結果でございます。

私はクルマが大好きです。
かと言って、きわめて一般的な知識しか持ち合わせておらず、
まったく詳しくないのですが、ものすごく楽しかったです。

美しいスーパーカーたちを見ているだけで、ワクワク。
勝手に想像をふくらませて物語をつくってみたり、
こまかいところまで観察してみたり。
ずっといても飽きませんでした。
楽しみすぎて、閉館ギリギリまで滞在してしまいました。

受付の方の感じも良く、気持ちよく過ごすことができました。

スタンプもゲット。


外には栃木市出身の小説家、山本有三氏の文学碑が。


代表作『路傍の石』に登場する、「吾一の鉄橋」が再現されておりました。


映画『スタンド・バイ・ミー』感満載の眺め。

スーパーカーファンだけなく、
鉄道ファンおよび文学好きの方も楽しむことができるのではないでしょうか。

ぜひまた、訪れたいです。


ホリエ