八重山旅行2008 三日目

今朝もさわやかに起床。
でも夜中にベッドから落ちたピナは背中に打ち身と擦り傷が。
ちょっと痛そう・・・。彼女の寝相の悪さは天下一品です。
一方、久々にピナに蹴飛ばされなかったケロッタは熟睡できました。

そろそろ旅の疲れが・・・ってことで、午前中はホテルでのんびり。
プールやプライベートビーチでパチャパチャ。
ホテルのプライベートビーチは安全上しかたないことなのでしょうが、“生簀”です。
生簀といっても、ハブクラゲ防止のネットがはってあるので魚はいない・・・
その生簀の中で、クロールでバシュバシュ泳ぎだすスイマー・父＆チビスイマー・クータ。
リゾートホテルなのに、スイミングキャップですよ・・・。

のんびりチェックアウトしたら、この日の目的地の白保へ。
アオサンゴの群生で有名な白保の海で、シュノーケル・ツアーに参加します。
まずは、昼食。白保食堂へ。
ガイドブックに載っている食堂ですが、とってもローカル色。
地元の人風のお客さんでいっぱいです。
八重山そば、そーきそば、やきそばを注文。
沖縄そばの麺を使ったソース味の焼きそばが美味しかった～。八重山そばもボリュームがあって満足♪

シュノーケル・ツアーは民宿マエザトさんでお願いしました。
とっても濃いキャラクターのオジさんがやっているというのも楽しみで。
ただ、心配だったのは、この日の午後ツアーの時間は大潮の干潮にどんぴしゃ。
白保の海は満潮の方が良いと聞いたんだけど、大丈夫かなぁ。
この心配は、のちほど当たってしまうことになります。（我が家に限って）

シュノーケル・ポイントへはグラスボートに乗船していきました。
デジカメを持ち込み出来なかったので、せっかくの美しい珊瑚礁の海なのに写真なし。
ご興味のあるかたは、こちらのページをどうぞ。

最初のポイント、二つ目のポイントはカクレクマノミ、ハマクマノミなど人気の魚のいるエリアを回ってくれました。
けっこう深さがあり、波にゆられて、ユラユラ・プカプカ・・・美しい海で極楽・・・のはずが、ここでケロッタは不幸な事実に気が付きました。
ワタシって波酔い体質だ・・・
去年の西表島でのシュノーケル・ツアーもそうだったけど、海の中で酔ってしまいます。
気持ち悪い・・・、酔い止め飲んでくるべきだった・・・
でも、ケロッタはピナ担当なので、バテてるわけにもいきません。
先に船に上がってしまうのも、なんだかプライド（？）が許さず？？

内心イッパイイッパイでやってきた三つ目の最終ポイント。
ここが最大の見所であり、そして新たな試練が待ち受けてました。

アオサンゴやキサンゴの見事な群生。魚もいっぱい。
だけど水深が浅い！ちょうど干潮時刻です！！
水面ギリギリのサンゴの合間、人ひとりがやっとの幅、水深３０㎝を全員が一列になって、這うようにして進んでいきます。
足は一切動かさず、手でサンゴをそっと掴んで体を進めてきます。
大人にとっては、それもまた楽しいのですが、問題はピナ。
縦一列だとケロッタが手をつないでひっぱってあげることが出来ず、ピナひとりだと手だけではなかなか進めない。
フィンをつけていない足はちょっとでも力が入ると、沈んでサンゴにぶつかってしまいます。
「けのびの姿勢で！力入れないで！！バタ足ダメ～！！」
叱咤激励し、身を挺してピナをサポートし・・・、ケロッタは波酔いどころではなく、もちろん珊瑚鑑賞どころでもなく、ひたすらアドベンチャーでした・・・
ピナはなんとか無傷でしたが、ケロッタの足はサンゴで擦った傷がいっぱい。
それでも、最後にたどりついた珊瑚のプールのようなポイントで、たくさんの魚に囲まれた時は満足感でいっぱいになりました。

民宿のオジさんも評判にたがわず面白い人でサービス精神満点。
ナマコの内臓吐き、ナマコ水鉄砲、クモガイのアクロバットなど、子どもが喜ぶ小ネタをいろいろ披露してくれました。

今日も楽しかったけど・・・、次回は（いつ？）満潮の時に酔い止め飲んで、ピナも訓練してから来たいな～。


最終日の宿は石垣市内に戻ってスリープイン石垣というビジネスホテル泊。
このホテルがまたおすすめなのです。なにせ、とってもリーズナブル。
今回ネット予約した価格は大人6500円くらい。×2人。朝食付き♪
そして、18歳以下の子どもは無料なのです！
出来て2年の新しいホテルなので、施設はとってもキレイ。
部屋も充分な広さ。ベッドは2つですが、セミダブルベッドなので、子どもと添い寝するには充分な大きさです。

八重山最後の晩は、お土産を物色しながら市場を散歩して、その後、居酒屋でのんびり食事して更けていきました。