私とピアノと、日常と…

30年ぶりに再会したピアノや、日々を見つめるための日記みたいなものです。

小さな手を壊さないために

2016-06-08 20:52:11 | ピアノレッスン
ツェルニー40の後半はオクターブや跳躍がけっこうあって、力が入ってしまいがち…。
私の手は小さいのでオクターブが続くとどうしても力んで疲れてしまったり、痛くなったりしがちです

だからなのか、最近のツェルニーのレッスンでは、脱力方法がメインとなっているように思います。
ポイントは?
・親指の力を常に意識して抜くようにする。
・小さい手だと開いただけで力が入るのは仕方がないので、打鍵したらすぐ力を抜くこと。
・力が入ってしまうのがどうしても避けられない和音や音型の場合は、どこか力を抜ける場所を見つける。

ようするにいつでも、常にどこかで力を抜くチャンスを狙うということでしょうか。

先に述べたポイントは言葉で言えば簡単ですが、実践するとなるとすんごく難しい…。
確かに親指の力を抜くことを意識すると、あまり疲れず楽に弾けるように感じます。
でも、頭でここで脱力…と分かっていても、いつも出来るものではありません。
調子の悪い時など、どんなに意識していても疲れてしかたがない。

とにかく癖になるくらい、無意識に出来るようになるくらい、訓練することが必要だと思います。

次の35番は右手の分散オクターブ…。
常に手を開いている状態なので、どこで抜いたら良いのか?
早目に譜読みして練習していますが…。
力まない程度に手を開いた状態で手の振り運動を利用して…は分かるんですが…。
何度やっても疲れます。前腕が凝ってくる感じ。
次の曲の練習に支障が出るので痛くなる前に止めますが、いまだあまり進歩なし。

速度は無理に上げないで、ゆっくり弾けば自然と力は抜ける。
その状態を体で覚える…。
意識して繰り返すことしか道はないみたい。

本当にピアノって修行ですね。



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