賢太郎の物書き修行

IT系と政治関連の事件を中心にコラム風に書いています。趣味は舞台、だけど最近は殆ど観てないな~。

Apple Watch

2006-12-20 11:15:54 | ハードウェア

iPodの楽しさを広げるアクセサリーたち

楽しいですね。iPodエコノミーという奴でしょうか。実に楽しくてカッコよくてオシャレなアイテムが盛りだくさん。車載のためのアイテムが多いけど、個人的には持ち運びやオフィスなどのビジネスシーンでも使えるアイテムの充実もお願いしたい。「iTalk」秘かに狙っている。あと、BlueToothヘッドフォン。これは携帯と兼用できると嬉しい。

最近の話題は「iPhone」。残念ながらCiscoが商標登録をしていたとかで

「iPhone」ついに登場 ‐ただしシスコから

製品は違う名前になるらしいが、今から楽しみだ。

ただし、こういう観測もある。

「iPodマジック」は起こらない--アップル製ケータイを待ち受ける壁

 ところが、iPodの成功は1度きりの現象に終わるのではないかと思われるのだ。当時の状況を思い出してほしい。2001年後半のiPod発売によって、当時のMP3プレーヤーが抱えていたいくつかの大問題が解決された。その頃のMP3プレーヤーといえば、64Mバイトとか128Mバイトといったフラッシュメモリ型の小容量タイプか、そうでなければ2.5インチのハードドライブ搭載という大型タイプしかなかった。そして、当時のポータブル音楽プレーヤーの王者ソニーは、まだポータブルCDプレーヤーを忘れられないでいた。

 ここで、Appleは他メーカーが見向きもしなかった1.8インチのハードドライブを選んだのだ。このオプションに気付かなかったことこそ、業界他社が犯した大きなミスだった。1.8インチドライブの採用により、Appleは小さな筐体に大容量ストレージを収めることに成功した。従来のMP3プレーヤーでは解決し得なかった問題を克服したのだ。最初のiPodで5Gバイトのストレージが実現された。これは、大きいフラッシュメモリプレーヤーと比べても 40倍近い容量である。また、Appleはしばらくの間1.8インチドライブを独占的に確保したため、他社も追随できなかった。

なるほど。確かにiPodが発売された当時、ポータブルプレイヤーでこれほどの大容量をユーザが要求するとは誰も思っていなかった。だから、iPodは画期的だったし売れた。しかし、競争力の源泉は、HDDを独占していた時期があったということだ。これは頷ける。今になってiPodと同じ様なプレイヤーが各メーカーがこぞって出している。
だが、もう一つ忘れてはいけないのはiTuneだ。もし、iPodがハードウェアだけの存在であったら、今の環境下で、つまりより安い同じ様なスペックの競合品がある状況下で、iPodが一人勝ちできるということはない。Appleの偉大さはiPodをアドバルーンとして足元ではiTuneで音楽流通を押さえていることで市場を席巻しているということだ。だから、ユーザは用意にiPodから他に移ることができないのだ。

しかし、所謂「iPhone」でAppleは一体どんなサービスを考えているのだろうか。ハードウェアだけで勝ち残ることは出来ない。独自の電話サービスはどうなるんだろう。単にiPodに通話機能をつけただけだったら、失敗に終わるだろう。まあ、だからこそ何が出てくるか楽しみだ。


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