賢太郎の物書き修行

IT系と政治関連の事件を中心にコラム風に書いています。趣味は舞台、だけど最近は殆ど観てないな~。

橋下弁護士“弁護士生命”ピンチ

2007-09-05 17:54:15 | TV・映画
橋下弁護士“弁護士生命”ピンチ

この件では僕は橋下弁護士を支持する。

今年5月、大阪のテレビ番組で、弁護団について「一斉に弁護士会に懲戒請求をかけてもらいたい」と視聴者に呼びかけた。そのため反響があり、「扇動」と見なされて1200万円の損害賠償を求められた。

反響があったということは橋下弁護士のタレント性もあるだろうが、そもそも光市親子殺害事件の弁護団に対する市民の怒りがあるということに起因する。そもそも、弁護士会に一般の人が懲戒請求をすることが出来るということも知られていない。もし、みんなが知っていれば橋下弁護士の呼び掛け如何に関わらず請求が殺到したことだろう。

確かに扇動したという面は否めない。しかし、橋下弁護士はテレビで「大阪の弁護士会は弁護士会全体の意見のように『死刑廃止』をHP上でうたっている。しかし、僕はこの意見に賛同していないし、賛同を求められたこともない。」ということを言っていた。弁護士会という集団が如何に偏ったイデオロギーに支配されていて、それが悪用されているかの証左である。

また、弁護士会は『死刑廃止』の様に国家権力から国民を守る正義の味方をしているが、弁護士会制度自体が国家権力に担保された「既得権益」なのだから、お釈迦様の手のひらで踊る孫悟空と同じ愚かさだ。

弁護士会というものは弁護活動をする人の「登録機関」であるという程度のものと自認したほうがいいだろう。

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