賢太郎の物書き修行

IT系と政治関連の事件を中心にコラム風に書いています。趣味は舞台、だけど最近は殆ど観てないな~。

宮崎勤 死刑執行

2008-06-17 19:04:43 | モブログ
記事を読んで、あれから20年も経ったのかと思った。

当時僕は大学生。「オタク」という言葉が一気に広まり、偏った意見が許された。マスコミは「時代」を批判したが、正面から犯罪者を捉えようとしない弱腰を隠すためだったのではないかと思う。

宮崎勤は再審請求や恩赦を望んでいたそうだ。朝日新聞のサイトがあるジャーナリストの「宮崎勤は自分の犯罪と死刑を結び付けられていなかったのではないか。犯罪者が理解出来ないままに死刑が執行されて、罪を償うという刑罰本来の機能が不全になっている」という意見を取り上げていた。実に朝日新聞らしい記事だ。
死刑を回避しようと再審請求や恩赦の準備をしてたというのだから彼は自分の犯罪と死刑の関係を理解していたのだろう。面会したジャーナリストの目には彼がぼーっとして精神が変調をきたしているかのようにうつったらしい。ただ、20年だ。普通に社会生活を営んでいる人と比べれば、変なところはあるのだろう。
だからといって、判断能力は落ちてはいなかったようだ。彼は自分が死刑になることをちゃんと理解していたように思う。ただ、反省をしてたかといえば分からない。これは永遠に分からないだろう。人の心は見えないから。だから、償いの形として従容と刑に服さないといけないのだと思う。
死刑の確定から執行までが二年と短いことが伝えられている。だが、被害者の家族は20年待ったのだ。遺族は事件当時の土地から転居しているのだとか。何もなければ幸せに刻まれた家族の20年を思えば、遅すぎたと思う。

テニスサークル

2008-06-17 18:01:31 | モブログ
会社の近くにテニスコートがある公園がある。使用料が安いらしく、どこかの大学のテニスサークルが良く練習をやっているらしい。男女が半々くらいで毎日の様に駅の近くで待ち合わせして公園に向かっている。
最近は練習の前後でちゃんと着替えるらしく、ジャージ姿はほとんどいない。女の子は例外なくスカートにラケットをぶら下げている。
時々乗り合わせるのだが、彼女/彼らがテニスの話題をすることはない。サークルが男女のコミュニケーションツールとなっているというところだろうか。

しかし、ワンピースやスカートにラケットってアンバランスに思うのは年をとったということなのだろう。

副都心線

2008-06-17 08:11:12 | モブログ
開業した東京の地下鉄の経済効果は新宿にしか現れていないらしい。もっと言えば伊勢丹だけ。駅の真上に建つ伊勢丹。今までは交通事情で池袋や渋谷、新宿でもJR周辺止まりだった人の流れが変わるのだろうか。

ここ1ヶ月くらいが勝負だが、新宿も伊勢丹だけが頑張っても仕方ない。今や街の魅力はその街の総合力なので、会社や業界を越えた街作りがどれだけ出来るか?だと思う。