あなたの毎日に楽しく実践!宇宙の叡智♪アーユルヴェーダドクターのブログ

アーユルヴェーダは、古代から人々を癒してきたインドの伝統医学です。おうちでできる簡単な免疫力アップ法!

W.H.O.も認める、世界にひとつだけの体質 後編

2020-07-27 23:02:22 | ラッド先生の診察室
こんにちは!
東洋の叡智アーユルヴェーダ医学実践法
ブログ、前回の記事の続きです。

W.H.O.も認める、
アーユルヴェーダ医学実践法の求める
体質のバランスが良い状態とは、
生まれつきの体質に近い状態
を意味します。

生まれつきの体質とは、
基本的な体質として受胎時に決まります。
受精の時の
父側の精子と
母側の卵子の状態が
5大要素(地、水、火、風、空)の
どれが優位なバランスで組み合わさっているか、
によって
7つのタイプに分類されます。

以前の記事でご紹介したように

5大要素のうち、
動きのある3つの要素に注目して、

(と水)要素がメインのカパタイプ
(と水)要素がメインのピッタタイプ
(と水)要素がメインのヴァータ タイプがあります。

その3種類の組み合わせから以下のような7タイプです。

A)3種類のうち、どれか一つが優勢なタイプ(シングル)

タイプ1、地(と水)要素がとても優勢なタイプ;カパ タイプ
タイプ2、火(と水)要素がとても優勢なタイプ:ピッタ タイプ
タイプ3、風(と水)要素がとても優位なタイプ:ヴァータ タイプ

B)3種類のうち、二つが同じくらい優勢なタイプ(ダブル)

タイプ4、タイプ1と2が優勢なタイプ;ピッタカパ タイプ
タイプ5、タイプ2と3が優勢なタイプ:ヴァータピッタ タイプ
タイプ6、タイプ1と3が優勢なタイプ:ヴァータカパ タイプ

C)3種類がどれも同じくらいのバランスのタイプ(トリプル)

タイプ7、タイプ1も2も3も同じようなバランス:ヴァータピッタカパ タイプ


C)
たとえば、
父側の精子は、タイプ1
母側の卵子は、タイプ2のとき、

受精卵は、
両方のタイプまたは、
どちらか優勢な方を受け継ぎ、
タイプ1
またはタイプ2、
もしくは、
タイプ1と2の両方をもつタイプ4
の子供になるでしょう。

このときのバランスが、
わたしたちの「生まれつきの体質」です。

一番体力があるのは、
タイプ7(ヴァータピッタカパ)ですが、めったに見られません。

そして、
このタイプ7を目指すのが健康ではありません。

生まれてきた状態の体質バランスが、
私たちの健康に一番近い状態です。
「世界にひとつだけの花」もとい
あなたは、『世界にひとつだけの体質」を持つのです。

生まれつきの体質は、
サンスクリット語でプラクリティ
と呼ばれます。

「本質」
「創造性」
「(宇宙の)最初の創造」

などといった意味です。

5つの要素(地、水、火、風、空)
体内で最初に表現されたものが
体質です。

だから、
この体質は、「生まれつき」であり、
一生変わりません。

それだけに、
判断するのはとても難しく、アーユルヴェーダの医師によって、
または、そのときの患者さんの状態によって
微妙に異なっていることがあります。

そして、
現在の体質は、
生まれてから今までの生活環境
食生活
季節、
年齢、
土地

などの
すごしてきた環境の特徴
によって
バランスが崩れてきます。

そのため、
まずは、
「世界にひとつだけのわたしの体質」
を知り、
今の健康状態に影響を与えている
食事や生活を知る

真の健康への道筋が
自然と見えてくるでしょう




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W.H.O.も認める、世界にひとつだけの体質 前編

2020-07-26 23:03:31 | ラッド先生の診察室
こんにちは。
東洋の叡智アーユルヴェーダ医学実践法は、
インドに5000年もの間親しまれてきました。

実は、
W.H.O. (World Health Organization 世界保健機構)
にも認められている伝承医学
の一つです。

W.H.O.世界保健機構では、

健康とは
「完全な肉体的、
 精神的及び社会福祉の状態であり、
 単に疾病又は病弱の存在しないことではない。」

と定義しています。

約20年前に、
W.H.O.世界保健機構は、
プライマリーヘルスケアのアプローチの一環
として伝承医学を採用しました。

とりわけ、
毒性がないという確固たる科学的証拠があるものだけ
を承認しています。
アーユルヴェーダ医学は、
W.H.O.に十分認められているのです。

インドの政府機関には、
伝承医学省(AYUSH省)
があります。

A(アーユルヴェーダ医学)
Y(ヨーガとナチュロパシー)、
U(ユナ二医学)
S(シッダ医学)、
H(ホメオパシー)
5つの伝承医学の研究と教育の発展
を目的にしています。


アーユルヴェーダ医学は、
現代医学との大きな違いとして
人それぞれ生まれつきの体質があり、
そのバランスがとれている状態を健康であると
考慮していることにあります。

アーユルヴェーダによると、

『体質のバランスがよく、
消化力があり、
体の組織がきちんと作られていて、
老廃物(尿、汗、便)がきちんと排泄されていること。
そして、
心、五感、魂が祝福に満ち溢れている人
を健康な人』

と定義しています。

一方、
西洋医学は、
一般的にいうと
データや分析に基づき、
多くの人に当てはまる状態であることを健康である
としているところが大きな違いです。


かといって、
アーユルヴェーダ医学は
決して現代医学と相反する治療ではありません。

インドで、私が通っていたアーユルヴェーダ大学病院には、
インド政府から支援されている癌研究所があります。
その研究結果では、
アーユルヴェーダ医学だけ、
もしくは、
西洋医学だけ
よりも
アーユルヴェーダ医学と西洋医学の治療を併用した
癌治療が
一番成果があったと発表されていました。

現代医学の化学療法や放射線治療をうけながら
アーユルヴェーダ医学による食事生活療法を実践したり、
浄化療法を受けて
体質改善を図って
癌治療下の患者さんの生活の質向上に役立っていました。

私の学んだ
アーユルヴェーダ医の
サダナンダ先生も
ラッド先生も、
どちらも
現代医学とアーユルヴェーダ医学の併用
をすすめられていました。

決して、
西洋医学の治療の代わりではないのです。
お互いの良いところを使って、補い合うことができます。

では、
アーユルヴェーダ医学の求める健康の条件の一つ、
体質のバランスがよい、とはどういうことでしょうか?

W.H.O.も認める、
東洋の叡智アーユルーヴェーダ医学の
世界にひとつだけの体質のお話
は、

次の後編記事へ
つづきます。


東洋の叡智アーユルヴェーダ医学による
体質改善、デトックスに興味のある方は、
まずは、アーユルヴェーダの体質診断を受けられることを
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甘い味から食べ始めよう!

2020-07-24 23:02:23 | ラッド先生の診察室
こんにちは。


皆さんは、食事のとき、何からお箸をつけますか?

ごはん?おかず?お茶?


東洋の叡智アーユルヴェーダ医学実践法では、
食べ物の味を6味に分けて、それぞれ働きがあると教えてくれます。

甘味、酸味、塩味、辛味、苦味、渋味です。

例えば、前回ご紹介したデトックス粥(キチャリ)の味は、甘味とちょっと渋味。

他には、小麦、米、ミルク、飴、デーツ(なつめやしの実)、リコリス(甘草)、砂糖なども
甘味です。

甘い味を食べると、口の中がネバネバしませんか?
甘い味は、五大要素(地、水、火、風、空)のうち、地+水の要素が多く、
主に、体を作るバランス(カパ)です。

ダイエットしたい人や
むくみ、
アレルギー、
かゆみのある方々(カパ、主に地+水のバランス高め)は、
少し控えた方がいいと言われますが、
かといって、全く甘い味を取らない方がよいわけではありません。

インドの「わんこそば」、もとい『わんこカレープレート』ともいえる
カレープレートには、
全部の味が載っています。
甘い、酸っぱい、塩っぽい、辛い、苦い、渋い
ものを少しずつ。


食べる順もすすめられていて、

甘い、酸っぱい、塩っぽい、辛い、苦い、渋い

の順に食べます。

なぜでしょう?

甘いものは、体のエネルギーを作るもとになる栄養分なので
しっかり摂る
必要性があります。

また、バランス的に五大要素の「地+水」が多いので、
『重い』性質です。

たとえば、『軽い』食品の例としてポップコーンがありますが、
『重い』食品の一つ米を鍋で炊こうとすると、
軽いポップコーンのような食品より火を通すにも
時間がかかります。

同じように、身体で消化するにも時間がかかるので、
他の食品よりも先に胃に入れた方が、
消化されやすいので
甘い味を
まず少し口にして食事を始める
こと
がオススメされるのです。

インドでも、今ではスイーツや甘い味が食後に出されることが
ほとんどです。
しかし、アーユルヴェーダでは、このような理由から
食事のはじめに甘い味のものを食べるようにすすめています。

甘い味といっても砂糖の甘さだけではなく
お米を炊いたご飯や、ムング豆(皮なし緑豆)のように
甘味のある食品があります。

それから、酸っぱい、塩っぽい、辛い味を食べると
食欲も刺激され、消化も促進されます。
これら3つの味は、全部五大要素のうち
火の要素のバランスが高めです。

だから、これらの味をいきなり胃にいれるより、
甘味を食べて、
胃の中が荒れないように守ってあげることも
できるので、理にかなっています。

そのあとに、
苦味をとると
熱を冷ましてくれます。

食事の最後は、渋味で締めくくります。

渋味は、熟れてないバナナやお茶の渋味のことです。
他には、ざくろやウコンがあります。

渋味を食べると、口の中がさっぱりします。
また、塩味や辛味のように食欲をそそることもありません。

だから、最後は渋味で箸を置きます。

ただし、
お茶は、食後すぐにのまないように
しましょう。
それから、フルーツも食事中や食直後は控えましょう。

食直後の水分は、胃液を薄めてしまいます。

食事をしながらすこしずつ白湯を飲むのが
一番おすすめされています。

フルーツは、食事と一緒に食べると
消化の邪魔をしてしまいます。

あ!誤解のないように、、念のため、、

この順序は、

甘いものだけを先にたべて、
その次に、酸っぱい味だけをたべて、
それから塩味だけ、、というわけではありません!


最初に、甘味を一口、それから、最後に渋味で締める!!
その間は、六味全てを、お好きなように楽しみます。

また、
体質チェックなどで、控えるべき食品の味がかかれていても
ゼロにする必要はありません。


調味料も使いすぎない程度に
体質にあっていないものも
控えめに、
取り入れて
もちろん大丈夫です。

皆、五大要素のバランスが違うだけで
全部のバランスを含んでいます。

なにより、
あまり考えすぎないで、、
楽しくおいしく、
ゆっくり味わっていただくのが一番!!!



デトックス粥(キチャリ)で
デトックスして、体質改善を図りたい方は
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デトックス粥レシピ

2020-07-21 23:41:49 | ラッド先生の診察室
東洋の叡智アーユルヴェーダ医学実践法
人気の!
デトックス(パンチャカルマ)で消化力アップに使われた
前回の記事のデトックス粥レシピをご紹介します。
夏バテ、からだがだるい、食欲のない時にもおすすめ!!
妊活にも、ダイエットにも!!


『超簡単!デトックス粥(キチャリ)レシピ』

材料
バスマティ米 1カップ
ムング豆(皮なし緑豆)1/2 カップ        

水 7カップ
岩塩 少々
ギー 大さじ2
マスタードシード ティースプーン1/4
クミンシード(粉でも可) ティースプーン1/2
ターメリックパウダー ティースプーン1/2
コリアンダーパウダー ティースプーン1/2
フェンネルパウダー ティースプーン1/2
アサフチダ(ヒング) ひとつまみ
レモン汁 数滴

ただし、マスタードシードは
からだに熱を帯びていたり、
赤みをもっていたり、
炎症のある人は、省いてください。

代わりに、
コリアンダーの葉っぱや
ココナッツパウダー
があれば、
できあがったお粥に
少しふりかけると
クールダウンしてくれます。


手足が冷たい人、冷え性の方は
生姜粉をひとつまみいれるとよいでしょう。


作り方

1、米とムング豆(皮なし緑豆)を水でとぐ。
2、研いだお米とムング豆(皮なし緑豆)に水を加えて、火にかける。
  柔らかくなるまで約20分ほど炊く。
3、2が調理されている間に、*体質にあった野菜を小さく切っておく。
  ご飯とムング豆(皮なし緑豆)が炊けたら、野菜を加えてさらに10分炊く。
  火を止めて、蓋をしたまましばらく置いておく。
4、小さめのフライパンに入れたギーに
  マスタードシードを入れて炒めて香りをだす。
  マスタードシードが弾けた音がきこえたら、
  他のスパイス5種全てを加えて弱火で炒めて香りをだす。
  スパイスの香りがでてきたら、火を止めて、3に混ぜる。
5、岩塩 ひとつまみ
  レモン汁 数滴、
  コリアンダーの葉 少々
  ココナッツパウダー 少々を
  ふりかけたり、
      ギー 少々

  を混ぜて召し上がれ!

どなたにもオススメの野菜は、
ズッキーニや、アスパラガス、さつまいもです。
一緒に炊くと、
やわらかく消化によい
たきこみおかゆになります。




ご注意

このお粥だけを数日間にわたって、
召し上がるときは食物繊維が不足しがちです。
きちんと毎朝お通じがこないときは、
1日1回プルーンジュースを飲むとよいでしょう。

デトックス粥(キチャリ)で
デトックスして、体質改善を図りたい方は
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食べる絶食デトックス粥とデトックス茶

2020-07-21 22:57:00 | ラッド先生の診察室
こんにちは。
東洋の叡智アーユルヴェーダ医学実践法で、
人気のデトックス!
浄化療法(パンチャカルマ)中に
召し上がっていただいた
デトックス粥&デトックス茶をご紹介します。夏バテ対策にもオススメです!!

先日の記事で、ご紹介したアーユルヴェーダで妊活成功の治療の時にも活躍しました。
デトックス粥は、
キチャリ
という名のスパイス入り豆とコメの粥です。

キチャリとは、
「混ぜた」という意味です。

一般的には、
皮なし緑豆とバスマティ米を混ぜた粥です。

皮なし緑豆(ムング豆)は、
黄色くて小さめの豆です。

お米と一緒に炊くと、
とても柔らかく潰れて、
まるで卵入りのお粥のように黄色くなります。

辛い唐辛子なども入っていないので、
インドのアーユルヴェーダ病院に
入院されていた
日本から来られた患者さんに
一番人気のメニューでした。

ちなみに、
インドのアーユルヴェーダ病院のほとんどは、
キチャリに限らず、
他にも消化の良いインド食が
いろいろ出されます。

ただ、
消化力アップのために
効率よく
胃腸を整えるために
欧米で現代に取り入れられる実践法を
教えてこられた

アーユルヴェーダ医師のラッド先生は、

だれでもどこでもできる
デトックス粥、キチャリだけ
を食べるようにすすめていました。

食べる絶食療法のようなものです。

もちろん、ずっとではなく、
浄化療法の前後あわせて3週間だけです。

実は、
インド料理は、一般的に
スパイスを油で熱して香りをだして使われるものがほとんどです。
そのような料理は、
食べ慣れていない
欧米人やインド国外の人には、
浄化療法中や、
胃が弱いときには、
毎日何週間も食べられません。


インドで治療を受けていた
インド人の患者さんに
話を聞いてみると、

例えば、
ギーを1日に料理に使う量は、
普段からとても多く
驚くほど食べ慣れています。

その量は、
大さじ何杯ではおさまらないんです。
カップ3分の1?4分の1?
それほどたくさん摂取しているといいながら、
目の前で、
ギーをさらにスプーン何杯もごはんに
かけている光景に
びっくりしました。

ギーは、食欲アップ効果がある
バターのような油です。

とはいえ、、


わたしも、
アーユルヴェーダ大学の学生食堂で
食べ慣れない
お昼ご飯を一年中
食べ続けるには無理がありました。

家に帰って、
スパイスを使わない、
蒸しただけの温野菜と
白いご飯を食べると
体がほっとして、
美味しく感じます。

スパイスは、
ほんの少しの量を
消化力を上げる程度に
使うと
とても役に立ちます。
例えば、
デトックス茶は
特に体がほてったり、熱がこもっている状態や発疹がある人の消化力をアップさせるのにおすすめです。
トマトや唐辛子などを食べて
体が熱を帯びているときなどに
飲むときにもオススメです。デトックスになります。
簡単で、
飲みやすいお茶です。
デトックス茶の作り方は、

スパイスのなかでも
からだのほてりをとったり、
利尿作用のある
コリアンダーシードや
消化力を上げる
クミンシード&
フェンネルシード
この3つを同量ずつ混ぜます。
混ぜたものを

茶さじ1杯ほどをカップまたは急須にいれて
熱湯をそそぎ
褐色になったら
お茶として飲みます。
デトックス粥(キチャリ)にも、
このような
消化によく、辛くないスパイスを使います。


そのため、
この粥を毎日3食、
美味しく召し上がっていただけます。

体質にあった野菜といっしょに
食べると、他の治療をしなくても
食事療法だけでも
随分からだが軽くなります。

それは、
消化の火を取り戻すことができるからです。
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アーユルヴェーダで妊活成功 その2

2020-07-20 06:40:46 | ラッド先生の診察室
こんにちは。

東洋の叡智アーユルヴェーダ医学実践法オンライン講座開催中!!

インド在住12年目、
アーユルヴェーダ医のhamsaです。
(現在ロックダウンで、日本に帰国中)

1年以内に、妊娠に至った女性のアーユルヴェーダ治療のお話
(先日の記事)のつづきです。

3週間の浄化療法のプログラムは、
こんなかんじ。

3週間のあいだは、ずっと、食事療法
インドのスパイスや豆の入った
消化にいいお粥
を3週間食べながら、
胃腸を休めます。

これは、食べる絶食療法のようなものです。

体中にたまった毒素を排泄するには、
汗、尿、便から出す必要があります。

毒素といっても
実は、食べたものがきちんと消化されず、
体の中に未消化物がたまり、
ネバネバした毒素になり、
その人それぞれ違うからだの弱点に
溜まっていって
病気の源となっているものです。

その原因は、

消化の火がうまくはたらいていないこと。

消化の火が強すぎたり、

弱すぎたり、
不安定だったりするために

お釜のご飯(胃腸の食物)
がきちんと炊けず、

からだをつくる栄養の中に
排泄物が混じった状態

になります。
そのような
不完全な栄養が
身体中に回ってしまい

もともと弱っていた関節や内臓などで
病気をつくるもとになるのです。

浄化療法では、

オイルを使い、
手先や足先から体幹へ
向かってマッサージします。

そうすることで
身体中に巡った毒素(未消化物)が
胃腸へ戻る
のを助けようとしています。


胃腸に毒素(未消化物)がたくさん戻ってくる
と、
胃腸が、普段の食事を消化する負担
になってしまいますよね。

だから、

消化の火を守るために、
消化にいい食事をすることが大切なのです。

また、
そのような治療により、
オイルマッサージ中の体は、一時的に
いつもよりだるく、重たく感じられます。


仕事や家事からも休められる環境でないと
よい効果が望めません。

新倉敷のクリニックまで、
治療に来られたこの女性は、
岡山県外在住だったので
2週目だけ7日間、
近くのホテルに滞在されていました。


2週間目には、
体やこころのバランスにあわせたオイル
を使って
気持ちのいいオイルマッサージ
頭にオイルを垂らすトリートメント
(シロダーラ)
を7日間
受けていただきました。

オイルマッサージの直後に
薬草入りのスチームサウナに入っていただき、
しっかり汗をかいてデトックスします。
開いた毛穴からオイルも染み込んで
からだの深部へ行き渡ります。

からだの緊張もゆるんだところで、
もう一度ベッドの上で仰向けになって
額の上から、ちょっとあたたかいオイルが流し落とされます。

脳のマッサージ
といわれるくらい、
額の特に眉間のあたりのツボに
オイルをタラタラ垂らすのは、
オイルが滴下された地点から、
ちょうど額の奥にある、
脳の第3脳室へ刺激が伝わる
からだと言われています。

第3脳室は
自律神経の働きを調節
意識・神経活動の中枢をなす

間脳内のものを指します。

間脳は、
自律神経の調節・中継部位です。

嗅覚(きゅうかく)系以外の感覚神経や、
内臓の働きや内分泌の働き
に重要な働きを担っていたり
感情や情動の活動と密接な関係ももち、
抗利尿ホルモンや、
子宮筋収縮および乳腺分泌を促す
ホルモンの分泌や、
自然な眠りを誘うメラトニンの分泌など
体温調節、
抗利尿ホルモン、
血圧、
心拍数、
摂食行動や飲水行動、
性行動、
睡眠、
子宮筋収縮、
乳腺(にゅうせん)分泌などの本能行動、
及び怒りや不安などの
情動行動(大脳新皮質と辺縁系皮質)の調節

また、
内分泌(ホルモン)系の中枢
といった
間脳という重要なポイントを刺激してバランスをとるのです。

一般的には、
太白ごま油ベースの薬用オイルなどをあたためて、
ポットの中に入れ、
糸のように流れるオイルを
たらたらと20分から30分くらい
垂らします。
髪の毛も頭まるまるオイルに浸った状態
になります。

まるで胎児がお母さんの子宮のなかの羊水に包まれていた時のように


リラックスする人気のトリートメントです。

これは、
シロダーラ
(頭にオイルを糸のように滴下する治療)
と呼ばれています。

前回の記事で紹介している
不妊治療中の女性の場合、
体に熱がこもっていて、ピッタ(主に火と水のバランス)が高くなっていました

そこで、
2度目の治療の時には、
この女性には、
室温の牛乳を額に垂らしました。
室温なのですが、
この女性にとっては、
冷たく感じられるとおっしゃられていた
のが印象に残っています。

牛乳を額の真ん中へ、
一点集中して垂らすことにより、
額の奥にある女性ホルモンのバランスをとる
脳のポイントへ冷たさをとどけることも、
狙いの一つでした。

もちろん、
自然な睡眠を誘うメラトニン分泌のバランスとられるので、
いつのまにか
気持ちよく
リラックスして
トリートメント中は
ぐっすり。

短時間のうちに、深いリラックスを味わっていただけます。

妊活に疲れたこころもからだとともに
癒されるトリートメント
です。

そのあと
胃腸に戻ってきた毒素を排泄するため、
腸へ薬草の煎じ液を浣腸法で
届けて排泄させます。

そして、
3週目は、自宅で食事療法として
スパイスと豆入り粥
続けていただきました。

それまでは、
ストレスで甘いものや
間食がやめられなくてお困りでした
が、

2週目の治療を受けられた後は、
食べたいものが変わったとおっしゃっていました。

前のように間食をしなくても平気になった!
喜ばれていました。

これは、
体に溜まっていた未消化物である毒素がデトックスされたからです。
未消化物がなくなり、
舌の苔の白っぽさも少なく、
ピンク色になってきました


消化の火がきちんと働くようになると、

からだが軽くなったり、
やる気がおきたり、
スッキリした気分が味わえるようになり
体に良いものが自然と食べたくなってきます。



特に、この女性が気をつけた食事は、
他にも、
     
*間食なし、冷たいものを控えること
*アグニティー(消化力アップのスパイスティー、カフェインなし)
をお茶代わりに飲むこと
*生姜、塩ひとつまみ、レモン数滴を食前にかじること。

それから、

体を冷やさないように気をつけて、できるだけゆったりと
すごしていただきました。


このような治療を半年くらい間をあけて2度受けていただいた結果、

体の毒素(未消化物)を排泄したおかげで、
なやみだったからだのだるさも軽くなり、


体質にあった食事、生活を続け、
ホルモンバランスを整えられ


数ヶ月後には

産婦人科にて
 体外受精をホルモン注射なしに妊娠成功!

されたと喜びの報告の
お手紙をいただきました。


決して3週間の治療だけではなく、
消化の火を守り、
体質にあった食事や生活をされた効果
です。

お悩みを解決されたのは、
この女性の努力のたまもの
でした。

東洋の叡智アーユルヴェーダ医学は、
宇宙のリズムに寄り添った生活、
自然な食事をする
具体的な方法を

体質やバランスを手がかりにして
あなたがあなたの主治医になれるのです。




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大橋 美和子


東洋の叡智アーユルヴェーダ医学実践クラス








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アーユルヴェーダで妊活成功

2020-07-15 22:16:31 | ラッド先生の診察室
こんにちは。
インド国家資格アーユルヴェーダ医師免許をもつ薬剤師のHamsaです。

東洋の叡智アーユルヴェーダ医学実践法で妊活をしたい方へ
アーユルヴェーダ治療後、妊娠された女性の例をご紹介します。
 2008年に倉敷光クリニックでアーユルヴェーダ担当として勤務していた時のことです。
その女性は、当時38歳、倦怠感、生理不順、不妊に悩まれ来院されました。
そして、2度、アーユルヴェーダ浄化療法(パンチャカルマ)を受けられたあと
妊娠されました。


はじめに来られた時は、産婦人科で人工授精に挑戦しながらも、子宮外妊娠に失敗され
心身ともに疲れ切っておられました。

とても体がだるくて、顔色もわるくみえました。
人工授精のためのいろいろな治療は、
精神的にも身体的にもしんどく、とてもお疲れになっていました。

しかし、健康にも気を使って、お茶やコーヒー、アルコールなども
控えめの食生活をおくられていました。

ただ、頻繁に間食をしてしまうのだとおっしゃっていました。

この方は、アーユルヴェーダの浄化療法に希望をもって来院されました。

アーユルヴェーダ医学で治療前に考慮する点は、以下のとおりです。(カッコ内は、この女性の場合)

1)体のどの組織に体質バランスの乱れがみられるか?(、乳糜やリンパや血漿に乱れあり)
2)どんな地域にお住まいか?(乾燥地帯でもなく、湿地帯でもない、暑くもなく寒くもない地域)
3)体力は?(やや弱め)
4)季節は?(9月、初秋)
5)消化力は?(強いが、不安定)
6)体質は?(ヴァータピッタ=風空の要素多め+火水要素多めのバランス)
7)年齢は?(38歳)
8)精神的気性は?(行動的、外交的)
9)アレルギーは?(なし)
10)食生活は?(不規則)
11)生活習慣は?(夏は昼寝する)
12)排泄は?(かため)
13)未消化物は?(多量)
14)症状をおこしている原因は?(不規則な生活)

もちろん、他にも、過去の既往歴や、家族歴なども伺いますが、
これらを考慮した上で、
治療を始めます。

アーユルヴェーダの治療は、2種類あります。
一つ目は、食事や生活、薬を使って体質改善する治療
2つ目は、浄化療法をして毒素を排泄する治療です。

アーユルヴェーダの浄化療法とは、
簡単にいうと、
体のなかにたまった毒素(未消化物)の排泄をして、
体のクリーニングを行い、
細胞や組織の若返りにつながる治療です。

毒素(未消化物)といっても、
もともとは、お食事です。

食事は、消化されて、体の栄養と老廃物(汗、尿、便)にわけられ、
老廃物は、排泄されます。

ところが、消化がうまくいっていないとき、
栄養とも老廃物ともつかない、あいまいな未消化物ができてしまいます。

それは、胃腸に残り、一部が栄養に混じって体に行き渡ります。
だんだんと、体の弱点にたまって、病気の原因になってしまうのです。

この女性の場合は、
その未消化物がたくさんありました。

舌をみると、真っ白く苔で覆われていたのが、その証拠です。
また、倦怠感も典型的な症状です。

この女性の場合、原因は、不規則な食生活、間食です。

そのため、倦怠感や、生理不順も、不妊に悩まされていたのでした。

早速、3週間の浄化療法を開始しました。

1年以内に、妊娠に至った女性のアーユルヴェーダ治療のお話、

続きます。





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宇宙から生命の真実を知るアーユルヴェーダ2

2020-07-12 13:03:00 | ラッド先生の診察室

こんにちは。
東洋の叡智アーユルヴェーダ医学は、
3つの体質をつかって
心や体のバランスをとる治療法
として有名です。
アーユルヴェーダマッサージ
も人気があります。
それは、
あなたの体質によって、
あなたのバランスをとる
薬草を含むオイルを選んで使うからこそ、
体がすっきりしたり、
痛みをとったりといった効果がでるのでます。
その体質を知る手がかりになるのが、地、水、火、風、空の5大要素です。

それは、
前回のブログでお伝えした
宇宙がつくられた24の原理
を説く哲学(サーンキヤ哲学)
から理解することができます。
今日は、その続き。

前回の記事でお伝えしたように、

宇宙がつくられた24の原理とは、
  純粋な宇宙の精神(プルシャ)が見守る存在とともに

1、宇宙の根本的な原理(プラクリティ)から
2、宇宙の知性(マハド)個人的な知性(ブッディ)

3、自己の帰属意識(アハンカーラ)
4、思考・感情・記憶などをつかさどる心、
  精神(マナス)
5、聴覚(五感)
6、触覚(五感)
7、視覚(五感)
8、味覚(五感)
9、嗅覚(五感)
10、話す口(五行動器官)
11、つかむ手(五行動器官)
12、歩く足(五行動器官)
13、生殖器(五行動器官)
14、排泄器(五行動器官)
15、音 (五感の対象物)
16、触感(五感の対象物)
17、形(五感の対象物)
18、味(五感の対象物)
19、におい(五感の対象物)
20、空要素(五大要素)
21、風要素(五大要素)
22、火要素(五大要素)
23、水要素(五大要素)
24、土要素(五大要素)

つまり、
何もなかった宇宙にあった、

男性エネルギーの源、
純粋な宇宙の精神(プルシャ)が見守る中で
女性的なエネルギーである
根本的な宇宙の原理(プラクリティ)
から最初に
宇宙の知性(マハド)が生まれ、
『私』という感覚があらわれたとき、
個人的な知性(ブッディ)が
生まれます。
そして、
宇宙の秩序ができていき、
宇宙が進化していきます。
宇宙は、 
たくさんの部分が集まって一つの全体
を構成し、
その各部分が密接に結びついて
互いに影響を及ぼし合っているような
エネルギー
によって起こります。
それは、
もともと女性的なエネルギーともいえる、
根本的な宇宙の原理(プラクリティ)
であるうちは、
バランスよく存在していたのですが 
 

3つの、
純粋な本質(サトヴァ)
動かす性質(ラジャス
安定した性質(タマス)
 

がバランスを崩し 

相互に作用しあうようになり、
宇宙を進化させるエネルギーとなったのです。
そして、
宇宙が進化してできた
有機物である生体と 
無機物である物
が生まれます。

それらは、
地水火風空という
5つの要素(マハーブータ)
から全て構成されています。


そこで、

アーユルヴェーダは、
宇宙から現われた生体も物も
この地水火風空 
の5つの要素(マハーブータ)から
できているので

私たちの体も
食べ物も
私たちを取り巻く環境も
すべて、
これらの5つの要素からできている、
と教えてくれます。

そして、
これらの5つの要素が 
どれくらいずつ含まれるか、
によって
体や食べ物が
いろいろな種類や違う状態、味
を作っているのです。

たとえば、
水が多いもの、汁気のあるものを食べると
体の水分が潤います。
そのようにして、
食べ物や環境から取り入れる
ものやエネルギーに
5つの要素がどれくらい含まれているか、
を手掛かりにして、
私たちの体のなかにある5つの要素のバランスを取ってあげましょう!
ということなのです。

アーユルヴェーダで取り入れているもう一つの概念は、
同じ性質+同じ性質=増加
同じ性質+反対の性質=減少

です。
つまり、
同じ性質のものを取り入れれば、
その要素は増えます。
反対の性質をとりいれれば、
減ります。

そのようにして、
食べるものや、
環境にあるものが
すでに体に多い要素が多めのものは、 
取りすぎないようして
バランスを整えてあげられます。

だから、
アーユルヴェーダでは、
体質診断をして、
5大要素からなる 
タイプ3つ

ヴァータ (主に風と空の要素)
ピッタ(主に火と水の要素)
カパ(主に水と土の要素)

に注目して、

食事や行動、環境からとりいれる 
もののバランス
に気づきをもつことによって
それぞれの体質にあった
食事や行動をすすめることができるのです。
 
 

なぜ、
地、水、火、風、空の5大要素は、
5つあるのに
ヴァータ 、ピッタ、カパという
3タイプに分けているかというと

水、火、風という3つの要素は、
変動しやすいバランス。
それに対して、地と空の要素は、
変動しにくいバランス
なので、どの要素が多くて少ないかというバランスを
とるうえでは、重要視されないからです。

だから、
風と空の要素を重視したヴァータ
火と水の要素を重視したピッタ
水と土の要素を重視したカパ
という体質バランスをみます。

このように、
アーユルヴェーダは、
宇宙の原理を使って
宇宙のリズムに寄り添った智慧
をたくさん教えてくれます。
 
 
 

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宇宙から生命の真実を知るアーユルヴェーダ1

2020-07-12 10:05:14 | ラッド先生の診察室
こんにちは。

宇宙の生まれた音ってきいたことありますか?

東洋の叡智アーユルヴェーダ医学には、
5000年にわたって
宇宙のリズムに寄り添って生きる
生命の智慧がたくさんあります。
とはいっても、
そもそも、
生命はどこからきたのでしょうか?

アーユルヴェーダのもとになる
哲学のひとつに
サーンキャ哲学があります。
サーンキャという単語は、
サンスクリット語で
サット(真実)とキャ(知る)という語源
を持ちます。
ひいては「真実を知る哲学」
という意味なのです。
アーユルヴェーダは、
その「真実を知る哲学」に
深くつながりを持っている智慧なのです。


その昔、
カピラという聖者が、
「宇宙から地球や生命が創られるまでに 
要素が24ある」 
という発見をしました。

24の要素のうち、
プラクリティ(根本的な宇宙の原理) という創造力、創造性の元になるものが
宇宙の創造の起源である、
とされています。

それは、
女性的エネルギーをもち、

対照的なエネルギーである
男性エネルギーをもつ 
プルシャ(純粋な宇宙の精神)として、
女性的なエネルギーである
プラクリティ(根本的な宇宙の原理)
を見守っている存在とともに
宇宙を創り始めるのです。

そこから宇宙の進化が始まります。 

まるで、
たくさんの部分が集まって
一つの全体を構成し、

その各部分が密接に結びついて
互いに影響を及ぼし合っているような
エネルギー
によって起こります。

そのエネルギーは3つの性質を持っています。

1、純粋な本質、光(サトヴァ)
2、動かす性質、活発な生命力(ラジャス)
3、安定した性質(タマス)

これらは、
もともと
女性的なエネルギーである 
プラクリティ(根本的な宇宙の原理)のなかに
バランスよく含まれているものでした。

それらのバランスが崩れ始め、
お互いに影響を及ぼしあうようになると、
宇宙が創造され、
進化していくエネルギーになります。

まず、
進化が始まって最初に、
宇宙の知性(マハド)がうまれます。

宇宙の知性とは、
宇宙の秩序、
たとえば星や天体の位置、
動きなど
なにかしら働いている原理のことです。

そのおかげで
地球から空を見上げると、
毎日太陽は東から昇り、
西から沈んでいきます。
そのような知性がなければ、
宇宙の秩序は保たれないでしょう。

また、
個人的な知性(ブッディ)もうまれます。
個人的な、というのは、
宇宙全体よりも小さい単位、個体であることの気づきです。

宇宙の知性が現れると、宇宙という大きな存在のなかで、ある点に

自我(アハンカーラ)が起こります。

それは、

『私』
という感覚です。

『私は、人間だ』とか
『私は、マンゴーの種だ』
といったような

他のもの 
他の人、
他の動物など


「私」を区別する
感覚です。


そこに「私」という個の単位がうまれます。


その個体が、
それぞれ「私」を認識するために

「私」を感じることができる五感があります。

「私」という感覚は、
純粋な本質(サトヴァ)を使って、

目、耳、鼻、舌、肌、
口、手、足、排泄器、生殖器といった

5つの感覚を感じる五感と
5つの行動を行う五大器官として

はっきりとした生体としての姿、形を
表すようになります。

五感で「私」へ 
聴覚、触覚、視覚、味覚、嗅覚
といった感覚として刺激がとどけられます。

その情報を、
思考・感情・記憶などをつかさどる心、
精神(マナス)

で気づくことができるので、

なにかをつかむ手をうごかしたり、
歩くために足をうごかしたり、
口をうごかして話したり、
排泄や生殖活動といった
5大器官を使った行動につながります。

このようにして、

有機的な生物の世界が成り立っていきます。

また、
「私」という感覚が、 
安定した性質(タマス)を使った時、

地、水、火、風、空
という物質的なエネルギーのはじまりである、
5大要素(マハーブータ)をあらわしていき、

無機的なもの、物質の世界が成り立っていきます。
それらの有機的な世界からなる有機宇宙と
無機的な世界からなる無機宇宙、
どちらの方へ動かすかは、
動かす性質(ラジャス)次第です。

つまり、

純粋な本質(サトヴァ)と
安定した性質(タマス)は、

どちらも動かないエネルギーなので、 

動かす性質(ラジャス)のエネルギーを必要としています。

この
純粋な本質(サトヴァ)は、
宇宙の創造力の源とされ、
ブラフマ神とよばれます。
安定した性質(タマス)は、
宇宙の潜在的破壊力の源で
シヴァ神。
動かす性質(ラジャス)は、
宇宙を維持する源で、
ヴィシュヌ神。

ちなみに、
サンスクリット語の「あ、う、ん」
という音は、
それぞれ
あ=始まりの音

う=始まりと終わりの間の音

ん=終わりの音

です。

たとえば、口を開けて声をだしましょう。

「あーーーー」

そして、声を出したまま、

口を閉じていくと

『あーーーーうーーーーんーーーー」

だんだん、

『あ』の音から『ん』になる間の音が
『う』にきこえませんか?

この宇宙のなかの音なき音、
「あ」という音が
宇宙を創造する 
ブラフマ神
「う」という音が
宇宙の維持をする 
ヴィシュヌ神
「ん」という音が
宇宙を破壊する(終わりにする)

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カラーセラピー

2020-07-10 07:25:53 | ラッド先生の診察室
アーユルヴェーダでは、
薬草を使った治療(過去記事こちら)のほか、金属、宝石、鉱石などもお薬として使われます。

宝石や鉱石は、
何日もかけて
無毒化処理を行い、
加熱して
灰にして、
とても微細な粉になったものを
ほんのひとつまみほど
服用するお薬もありますが、

もっと簡単に

宝石や鉱石は、
指輪やネックレスとして
身につけたり、
宝石を一晩水の中につけて、
翌日飲んで利用したり(過去記事参照こちら
できます。

そして、
宝石だけでなく、
色もまた、
その色の波動で
癒しのエネルギーとして
使われます。

光の波長によって、
私たちの眼に見える色が7色
に分かれています。

赤、オレンジ、黄色、緑、青、藍、紫色。

このような虹の7色は、

体の組織7つ

1乳糜やリンパや血漿、
2血液のヘモグロビン、
3筋組織 
4脂肪組織 
5骨組織 
6骨髄、脳、神経組織 
7生殖器系組織

とつながりがあります。

赤色は、血液の色。
体をあたため、
血行をよくし、
神経や骨髄のエネルギーアップ!

ただし、
もともと血色のよい、
体に熱をもっているタイプの
ピッタ(主に火と水の要素)の方は、
使いすぎに注意しましょう。

たとえば、
肝臓や弱っている方、
怒ったりイライラしているときは
避けましょう。


オレンジ色は、
生殖器系のエネルギーアップ!
オレンジ色も体をあたためる色です。
むくみや滞りを軽くし、肌の輝きに良いです。

これも、
体に熱を持っているタイプの
ピッタ(主に火と水の要素)の方や
肝臓の弱い方は、
使いすぎに注意しましょう。

黄色は、
理解力や知性をアップ!
冷え性の方や冷性をもつカパ(主に水や土の要素)の方には、おすすめです。
消化を助ける色です。
ただし、
肝臓の弱っている方や
体に熱を持っているタイプの
ピッタ(主に火と水の要素)の方は、
使いすぎないように、
ほどほどにしましょう。


緑色は、
心を穏やかにするでしょう
幸せな気持ちになる色
ともいわれます。
どのタイプの方にもオススメですが、

使いすぎると、
ピッタ(主に火と水の要素)の方は
胆石ができやすくなることもあるそうです。

青色、藍色は、
心身を落ち着かせ、
クールダウン
白斑症や、
皮膚の赤み、
肝臓に
良い色です。

ただし、
冷え性の方や、鼻づまりのある人
冷性をもつ
ヴァータ (主に風と空の要素)、
カパ(主に水と土の要素)
の方は、
使いすぎると
鼻づまりを起こしたりすることもあるそうです。



紫色は、
体を軽くして、
知覚の扉を開く色です。

熱のこもった
ピッタ(主に火と水の要素)の方、
体が重く感じられるカパ(主に水や土の要素)の方に
おすすめです。

逆に、体の軽いヴァータ (主に風や空の要素)の方は、
使いすぎに注意しましょう。


これらの色の癒しのエネルギー
を使うためには、

水をいれたボトルやグラスを
使いたい色のセロハン紙で巻き、
日光に4時間ほどあてておきます。

そして、その水を飲むとよいでしょう。

ラッド先生の
アーユルヴェーディックインスティチュート(米国&インド)では、
浄化療法(パンチャカルマ)の患者さんに
カラーセラピー
を行なっています。

基本的には、
7色を全部
チャクラ(体のエネルギーセンター7つ)
の1番目から順にあてていきます。

ただし、
肝臓の弱っている人には、
赤色を避け、
青色を右腹の肝臓のあたりに照射します


色や音の波動を癒しのエネルギーとして
使う方法は、
他にもあります。

実際、それらを治療に使っています。

そのなかでも、
とりわけ簡単にできる方法を
ちょこっと
ご紹介してみました。

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