あなたの毎日に楽しく実践!宇宙の叡智♪アーユルヴェーダドクターのブログ

アーユルヴェーダは、古代から人々を癒してきたインドの伝統医学です。おうちでできる簡単な免疫力アップ法!

宇宙から生命の真実を知るアーユルヴェーダ1

2020-07-12 10:05:14 | ラッド先生の診察室
こんにちは。

宇宙の生まれた音ってきいたことありますか?

東洋の叡智アーユルヴェーダ医学には、
5000年にわたって
宇宙のリズムに寄り添って生きる
生命の智慧がたくさんあります。
とはいっても、
そもそも、
生命はどこからきたのでしょうか?

アーユルヴェーダのもとになる
哲学のひとつに
サーンキャ哲学があります。
サーンキャという単語は、
サンスクリット語で
サット(真実)とキャ(知る)という語源
を持ちます。
ひいては「真実を知る哲学」
という意味なのです。
アーユルヴェーダは、
その「真実を知る哲学」に
深くつながりを持っている智慧なのです。


その昔、
カピラという聖者が、
「宇宙から地球や生命が創られるまでに 
要素が24ある」 
という発見をしました。

24の要素のうち、
プラクリティ(根本的な宇宙の原理) という創造力、創造性の元になるものが
宇宙の創造の起源である、
とされています。

それは、
女性的エネルギーをもち、

対照的なエネルギーである
男性エネルギーをもつ 
プルシャ(純粋な宇宙の精神)として、
女性的なエネルギーである
プラクリティ(根本的な宇宙の原理)
を見守っている存在とともに
宇宙を創り始めるのです。

そこから宇宙の進化が始まります。 

まるで、
たくさんの部分が集まって
一つの全体を構成し、

その各部分が密接に結びついて
互いに影響を及ぼし合っているような
エネルギー
によって起こります。

そのエネルギーは3つの性質を持っています。

1、純粋な本質、光(サトヴァ)
2、動かす性質、活発な生命力(ラジャス)
3、安定した性質(タマス)

これらは、
もともと
女性的なエネルギーである 
プラクリティ(根本的な宇宙の原理)のなかに
バランスよく含まれているものでした。

それらのバランスが崩れ始め、
お互いに影響を及ぼしあうようになると、
宇宙が創造され、
進化していくエネルギーになります。

まず、
進化が始まって最初に、
宇宙の知性(マハド)がうまれます。

宇宙の知性とは、
宇宙の秩序、
たとえば星や天体の位置、
動きなど
なにかしら働いている原理のことです。

そのおかげで
地球から空を見上げると、
毎日太陽は東から昇り、
西から沈んでいきます。
そのような知性がなければ、
宇宙の秩序は保たれないでしょう。

また、
個人的な知性(ブッディ)もうまれます。
個人的な、というのは、
宇宙全体よりも小さい単位、個体であることの気づきです。

宇宙の知性が現れると、宇宙という大きな存在のなかで、ある点に

自我(アハンカーラ)が起こります。

それは、

『私』
という感覚です。

『私は、人間だ』とか
『私は、マンゴーの種だ』
といったような

他のもの 
他の人、
他の動物など


「私」を区別する
感覚です。


そこに「私」という個の単位がうまれます。


その個体が、
それぞれ「私」を認識するために

「私」を感じることができる五感があります。

「私」という感覚は、
純粋な本質(サトヴァ)を使って、

目、耳、鼻、舌、肌、
口、手、足、排泄器、生殖器といった

5つの感覚を感じる五感と
5つの行動を行う五大器官として

はっきりとした生体としての姿、形を
表すようになります。

五感で「私」へ 
聴覚、触覚、視覚、味覚、嗅覚
といった感覚として刺激がとどけられます。

その情報を、
思考・感情・記憶などをつかさどる心、
精神(マナス)

で気づくことができるので、

なにかをつかむ手をうごかしたり、
歩くために足をうごかしたり、
口をうごかして話したり、
排泄や生殖活動といった
5大器官を使った行動につながります。

このようにして、

有機的な生物の世界が成り立っていきます。

また、
「私」という感覚が、 
安定した性質(タマス)を使った時、

地、水、火、風、空
という物質的なエネルギーのはじまりである、
5大要素(マハーブータ)をあらわしていき、

無機的なもの、物質の世界が成り立っていきます。
それらの有機的な世界からなる有機宇宙と
無機的な世界からなる無機宇宙、
どちらの方へ動かすかは、
動かす性質(ラジャス)次第です。

つまり、

純粋な本質(サトヴァ)と
安定した性質(タマス)は、

どちらも動かないエネルギーなので、 

動かす性質(ラジャス)のエネルギーを必要としています。

この
純粋な本質(サトヴァ)は、
宇宙の創造力の源とされ、
ブラフマ神とよばれます。
安定した性質(タマス)は、
宇宙の潜在的破壊力の源で
シヴァ神。
動かす性質(ラジャス)は、
宇宙を維持する源で、
ヴィシュヌ神。

ちなみに、
サンスクリット語の「あ、う、ん」
という音は、
それぞれ
あ=始まりの音

う=始まりと終わりの間の音

ん=終わりの音

です。

たとえば、口を開けて声をだしましょう。

「あーーーー」

そして、声を出したまま、

口を閉じていくと

『あーーーーうーーーーんーーーー」

だんだん、

『あ』の音から『ん』になる間の音が
『う』にきこえませんか?

この宇宙のなかの音なき音、
「あ」という音が
宇宙を創造する 
ブラフマ神
「う」という音が
宇宙の維持をする 
ヴィシュヌ神
「ん」という音が
宇宙を破壊する(終わりにする)

朝をスッキリと迎えたいあなたへ、
たった20分だけで簡単にできる実践法
をご紹介します。
一度、アーユルヴェーダってどんなものか知りたい、体験したい方、
この機会へどうぞ!
お申し込み、詳細はこちらから↓



ストアカ






大橋 美和子


東洋の叡智アーユルヴェーダ医学実践クラス








当サイトのプライバシーポリシーについてはこちらをお読みになってください。
当サイトのコンテンツや情報において、可能な限り正確な情報を掲載するよう努めています。しかし、誤情報が入り込んだり、情報が古くなったりすることもあります。必ずしも正確性を保証するものではありません。また合法性や安全性なども保証しません。健康上の相談、病気や疾病などの治療は、お近くの病院の診察を受け、医師の指示に従ってください。
Copyright © miwako ohashi All Rights Reserved.





最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。