あなたの毎日に楽しく実践!宇宙の叡智♪アーユルヴェーダドクターのブログ

アーユルヴェーダは、古代から人々を癒してきたインドの伝統医学です。おうちでできる簡単な免疫力アップ法!

甘い味から食べ始めよう!

2020-07-24 23:02:23 | ラッド先生の診察室
こんにちは。


皆さんは、食事のとき、何からお箸をつけますか?

ごはん?おかず?お茶?


東洋の叡智アーユルヴェーダ医学実践法では、
食べ物の味を6味に分けて、それぞれ働きがあると教えてくれます。

甘味、酸味、塩味、辛味、苦味、渋味です。

例えば、前回ご紹介したデトックス粥(キチャリ)の味は、甘味とちょっと渋味。

他には、小麦、米、ミルク、飴、デーツ(なつめやしの実)、リコリス(甘草)、砂糖なども
甘味です。

甘い味を食べると、口の中がネバネバしませんか?
甘い味は、五大要素(地、水、火、風、空)のうち、地+水の要素が多く、
主に、体を作るバランス(カパ)です。

ダイエットしたい人や
むくみ、
アレルギー、
かゆみのある方々(カパ、主に地+水のバランス高め)は、
少し控えた方がいいと言われますが、
かといって、全く甘い味を取らない方がよいわけではありません。

インドの「わんこそば」、もとい『わんこカレープレート』ともいえる
カレープレートには、
全部の味が載っています。
甘い、酸っぱい、塩っぽい、辛い、苦い、渋い
ものを少しずつ。


食べる順もすすめられていて、

甘い、酸っぱい、塩っぽい、辛い、苦い、渋い

の順に食べます。

なぜでしょう?

甘いものは、体のエネルギーを作るもとになる栄養分なので
しっかり摂る
必要性があります。

また、バランス的に五大要素の「地+水」が多いので、
『重い』性質です。

たとえば、『軽い』食品の例としてポップコーンがありますが、
『重い』食品の一つ米を鍋で炊こうとすると、
軽いポップコーンのような食品より火を通すにも
時間がかかります。

同じように、身体で消化するにも時間がかかるので、
他の食品よりも先に胃に入れた方が、
消化されやすいので
甘い味を
まず少し口にして食事を始める
こと
がオススメされるのです。

インドでも、今ではスイーツや甘い味が食後に出されることが
ほとんどです。
しかし、アーユルヴェーダでは、このような理由から
食事のはじめに甘い味のものを食べるようにすすめています。

甘い味といっても砂糖の甘さだけではなく
お米を炊いたご飯や、ムング豆(皮なし緑豆)のように
甘味のある食品があります。

それから、酸っぱい、塩っぽい、辛い味を食べると
食欲も刺激され、消化も促進されます。
これら3つの味は、全部五大要素のうち
火の要素のバランスが高めです。

だから、これらの味をいきなり胃にいれるより、
甘味を食べて、
胃の中が荒れないように守ってあげることも
できるので、理にかなっています。

そのあとに、
苦味をとると
熱を冷ましてくれます。

食事の最後は、渋味で締めくくります。

渋味は、熟れてないバナナやお茶の渋味のことです。
他には、ざくろやウコンがあります。

渋味を食べると、口の中がさっぱりします。
また、塩味や辛味のように食欲をそそることもありません。

だから、最後は渋味で箸を置きます。

ただし、
お茶は、食後すぐにのまないように
しましょう。
それから、フルーツも食事中や食直後は控えましょう。

食直後の水分は、胃液を薄めてしまいます。

食事をしながらすこしずつ白湯を飲むのが
一番おすすめされています。

フルーツは、食事と一緒に食べると
消化の邪魔をしてしまいます。

あ!誤解のないように、、念のため、、

この順序は、

甘いものだけを先にたべて、
その次に、酸っぱい味だけをたべて、
それから塩味だけ、、というわけではありません!


最初に、甘味を一口、それから、最後に渋味で締める!!
その間は、六味全てを、お好きなように楽しみます。

また、
体質チェックなどで、控えるべき食品の味がかかれていても
ゼロにする必要はありません。


調味料も使いすぎない程度に
体質にあっていないものも
控えめに、
取り入れて
もちろん大丈夫です。

皆、五大要素のバランスが違うだけで
全部のバランスを含んでいます。

なにより、
あまり考えすぎないで、、
楽しくおいしく、
ゆっくり味わっていただくのが一番!!!



デトックス粥(キチャリ)で
デトックスして、体質改善を図りたい方は
まずは、アーユルヴェーダの体質診断を受けられることを
オススメします。
アーユルヴェーダドクターの
アーユルヴェーダ体質診断による
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