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アーユルヴェーダは、古代から人々を癒してきたインドの伝統医学です。おうちでできる簡単な免疫力アップ法!

W.H.O.も認める、世界にひとつだけの体質 後編

2020-07-27 23:02:22 | ラッド先生の診察室
こんにちは!
東洋の叡智アーユルヴェーダ医学実践法
ブログ、前回の記事の続きです。

W.H.O.も認める、
アーユルヴェーダ医学実践法の求める
体質のバランスが良い状態とは、
生まれつきの体質に近い状態
を意味します。

生まれつきの体質とは、
基本的な体質として受胎時に決まります。
受精の時の
父側の精子と
母側の卵子の状態が
5大要素(地、水、火、風、空)の
どれが優位なバランスで組み合わさっているか、
によって
7つのタイプに分類されます。

以前の記事でご紹介したように

5大要素のうち、
動きのある3つの要素に注目して、

(と水)要素がメインのカパタイプ
(と水)要素がメインのピッタタイプ
(と水)要素がメインのヴァータ タイプがあります。

その3種類の組み合わせから以下のような7タイプです。

A)3種類のうち、どれか一つが優勢なタイプ(シングル)

タイプ1、地(と水)要素がとても優勢なタイプ;カパ タイプ
タイプ2、火(と水)要素がとても優勢なタイプ:ピッタ タイプ
タイプ3、風(と水)要素がとても優位なタイプ:ヴァータ タイプ

B)3種類のうち、二つが同じくらい優勢なタイプ(ダブル)

タイプ4、タイプ1と2が優勢なタイプ;ピッタカパ タイプ
タイプ5、タイプ2と3が優勢なタイプ:ヴァータピッタ タイプ
タイプ6、タイプ1と3が優勢なタイプ:ヴァータカパ タイプ

C)3種類がどれも同じくらいのバランスのタイプ(トリプル)

タイプ7、タイプ1も2も3も同じようなバランス:ヴァータピッタカパ タイプ


C)
たとえば、
父側の精子は、タイプ1
母側の卵子は、タイプ2のとき、

受精卵は、
両方のタイプまたは、
どちらか優勢な方を受け継ぎ、
タイプ1
またはタイプ2、
もしくは、
タイプ1と2の両方をもつタイプ4
の子供になるでしょう。

このときのバランスが、
わたしたちの「生まれつきの体質」です。

一番体力があるのは、
タイプ7(ヴァータピッタカパ)ですが、めったに見られません。

そして、
このタイプ7を目指すのが健康ではありません。

生まれてきた状態の体質バランスが、
私たちの健康に一番近い状態です。
「世界にひとつだけの花」もとい
あなたは、『世界にひとつだけの体質」を持つのです。

生まれつきの体質は、
サンスクリット語でプラクリティ
と呼ばれます。

「本質」
「創造性」
「(宇宙の)最初の創造」

などといった意味です。

5つの要素(地、水、火、風、空)
体内で最初に表現されたものが
体質です。

だから、
この体質は、「生まれつき」であり、
一生変わりません。

それだけに、
判断するのはとても難しく、アーユルヴェーダの医師によって、
または、そのときの患者さんの状態によって
微妙に異なっていることがあります。

そして、
現在の体質は、
生まれてから今までの生活環境
食生活
季節、
年齢、
土地

などの
すごしてきた環境の特徴
によって
バランスが崩れてきます。

そのため、
まずは、
「世界にひとつだけのわたしの体質」
を知り、
今の健康状態に影響を与えている
食事や生活を知る

真の健康への道筋が
自然と見えてくるでしょう




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