以前にも使った写真をまたまた使用・・・m(_ _)m
「コンサートで新しい楽器の登場がなかったですねぇ・・・」
とのお声もよくいただくので、ちょっとばかり楽器のお話し。
6月でしたっけね、「新しい楽器ですよ!」とかとか紹介しました。
その名もピンキー・・・と呼んでいます。
ただ単にピンクゴールドの楽器なので・・・さぶ。。。
街明かりの中だとピンクゴールドに見えないのですがね^_^;
ただの金色。。。
12~13年の付き合いのフラセル(フランスセルマーの略)は、表面の
ラッカー・・・それも塗りなおしのラッカーすらも剥げているらしく、
「サックスってこんな色だっけ」とか「にしても汚い楽器だな、新しい楽器
買ってあげなよ」って、スタッフさんに通りがかりのおじさんが1000円
渡してくれたり。。。
ピンキーの登場は、いい歳で(自分と同じ歳)昨今入退院もしょっちゅうな
フラセルの代打が出来る「手間のかからない新しい楽器」が理由でした。
楽器を始めての年数の大半を過ごしてきたフラセルの代打が出来る楽器、
というのに出会うにもだいぶ長い時間がかかっています。
なーーっかなかピンとこないものなんです。
たまたま突然「お・・・これは!」と出会ったピンキー。
特徴は、フラセルに比べてですが
「多少元気がある、豊かな・・・感じ?」
とは言っても、違いはケンマニア(そんなんいないって^_^;)でもないと
わからないぐらいかも。
で、
一番の違いは「音が大きい」です。
そのようなわけで、
「周りの喧騒が大きい場所・・・ピンキー」
「比較的静かで細かい音まで聴こえる場所・・・フラセル」
という感じで最近は登場しています。
そうこうしていると、最近では最初に聴いたのがピンキーと言う人も。
たまたまフラセルをお聴きだと、「今日体調大丈夫ですか?」^_^;
フラセルの人がピンキー聴くと・・・「まだまだ若いわね」^_^;
いや、その通り、的を得ています。
それはハゲハゲの楽器と、新品ピッカピカ重厚な楽器でまったく同じには
いかないもので。。。
元々の芸風といたしましては、もちろんフラセルでして、今までもこれからも。
古くてダメだから買い換えたのではなく、いたわるために若いのを登板させるだけ!
という予定でしたが・・・しかし意外と、
「こういうニュアンスはこっちの方が」
みたいな場面があるもので、「たいしたやっちゃ!」とも思っています。
ホールは?
やはり基本芸風のフラセル1本でした。