サックス奏者 中村健佐のブログです

サックス奏者 中村健佐のブログです。日々の活動やその他、徒然なるままに書いていこうと思います。

リーダース

2014年03月27日 03時08分14秒 | Weblog
リーダース

TBSで2夜連続放送されたドラマ「リーダース」を観た。
後編ではだいぶ泣かされてしまった。
声出して泣くのも本当に久しぶり・・・なんだか気持ちの良いものだ。
トヨタの、どこまでリアル?どこまでフィクション?・・・まぁ、そんなことはどうでも良いや!・・・と、気持ちよく泣きながら思った。

ドラマとか映画とかを観て感動しました!みたいに書くのも久しぶりです。
で、内容は凄まじく懐古的です。
「3丁目の夕日」とかとも近いところもあるけど、でも違う。

前編では
「エンジンのシリンダーブロックのウォータージャケットを作るための鋳造技術はまだ日本に無く、何度も何度も中子の素材を見直し、鬼のような形相で鋳鉄を流し込む部長さんがそのうちぶち切れて暴れまくるけど、ある日その技術が叶い、社員みんなで大喜びする」・・・って、そんなお話しお茶の間の皆さんに共通に通じる感動なのだろうか?(私はもちろん痛いほど感動してしまったが(T△T))
・・・という「夢、技術、感動」の流れ。後編はそれをもっともっと大きく膨らませ、国家的な未来も絡めて考えていく内容。

「日本には資源が無い、だから技術力で世界と戦わなければならないんだ!!」

なんだか忘れかけていた言葉です。本当の本当の根幹であるはずなのに。。。
なんでここまで古新聞的?おととい来やがれ?・・・に、これが聞こえてしまう現代になったのだろう。
「そうなんだよ、その通りなんだよ!がんばろう!」って言っていられたのは10年近くも前で、もうひとつ時代が過ぎてしまった希薄感が強いからだろう。
必死で開発して作り上げてきた技術・・・知的財産、これしかない国なのに、武士道と言えば聞こえが良いかもしれないが「自分が礼をつくせばそれで良し・・・」から来る錯覚?そして契約的な詰めは甘く。。。あれやこれやと人のものとされ、気がつけば後塵を強いられている有様・・・これを昨今目の当たりにするからかもしれない。

ある意味「こうあるべきだ!」という目標を持っていた時代から「どうあるべきだ?」という時代に変化しているのは事実として受けとめないといけないのだろう。せめてもの救いは「もうこれって一昨日のことではないの?」と思われるような、こういったドラマがまだ視聴率を取れることなのかも。

あともうひとつ。
このドラマの背景は1930年代。
出てくるのはクラシックカーばかり・・・、ブリキをトンカントンカンしているような頃。
でも、タイヤは4つ、ライトは2個、ピストンは4つ有って・・・という自動車の構成は成されている。
私が自動車会社に入社したのは1980年代。
もうライトはパカッと開くし、バルブタイミングはカラクリで変わるし、流線型だし・・・というふうに「現代車」に既になっていた。
このドラマから40~50年後だよなぁ。。。
そしてもう今はそこからももう30~40年も経っているのだ^^;)
そこでの進化は?・・・ハイブリッドや燃料電池やらやらと、電気的なお化粧直しはたくさん進んではいるけど・・・、タイヤは4つ有ってぇ。。。
・・・とまぁ、なんとも、その前半戦の技術進化の急激度合いを感じないわけにはいかない。

なんろうなぁ。。。昔観た映画とかマンガでは2010年ぐらいには車は空を飛んでいた気がするけど。。。^_^;
コメント (2)
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藤巻幸大さんを偲んで

2014年03月21日 01時38分26秒 | Weblog
3月15日、54歳の若さで永眠された藤巻幸大さん。
増上寺でおこなわれた告別式。
1500名にもおよぶのではないでしょうか、本当に多くの方々が今日ようやく、氏とのお別れを実感できたのだと思います。

数年前、たまたま有楽町でお聴きいただいたことがきっかけで、その後本当にお世話になり、たくさんの出来事、たくさんの人との出会い、たくさんの思い出、楽しかったことから・・・そして最後にはこんなに悲しいことまで。。。
とにかく感謝しています。

式に参列していた全ての人を、きっと藤巻さんは名前で呼べてしまうのでしょう。
そこが素晴しい人だったと思うのです。
所謂「輪の中心に居る人」というのは多くの場合、というか普通は「自分のため」であり、「こんなに人脈があるのだよ」をかざすものだと思ってきました。それは一般的なことでしょう。でも藤巻さんはそれがまったく違う、そこがすごく素敵な人でした。
カリスマバイヤー、そして最後は参議院議員というポジションこそはありますが、彼の根っこは「ご自身を通して人と人が結びついていくこと」に最高の意味を持っていることだったと思います。
その純粋な藤巻幸大という像が有り、そこに多くの人々が惚れ込んできた・・・その表れが今日の姿だったのかもしれません。

「けんちゃん!けんちゃん!今度こんなのやろうよ、考えていこうよ!」・・・時と場所を考えずに電話が鳴り、「それって最高だよね!」と高らかに笑います。きっと私のようなこういう人が千人、二千人と。。。
そう、お葬式に2000人集まるような、社長さん、政治家、大先生・・・どんなケースもあると思いますが、「一人一人を’ちゃん呼び’出来る」・・・そんな人って居るでしょうか。。。?
私はこの藤巻さんしかきっと知りません。
本当に一人一人と真剣に向き合い、付き合っていくことでしか、こんな「スーパーマンのようなこと」は出来ない。

54歳、あまりに早すぎます。
藤巻さんがいつもクチにしていた「人生の師と仰ぐ人が居てね」・・・その方がご弔辞で「藤巻よ、100年分を半分で生きやがってばかやろう!」と仰っていました。本当にそうですよ。

多くの人を愛し、愛され、そして今日見送られた藤巻さん。
もちろん、志半ば・・・ではあることでしょう。
でもきっと幸せな人生をまっとうされたことでしょう。

たくさんの感謝。
本当にありがとうございました。
安らかにお眠りください。

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ライフコミューン川崎さんで

2014年03月12日 17時00分36秒 | Weblog

川崎大師そばにあるライフコミューン川崎さんで今日はミニコンサートでした。初めて伺いました。暖かい昼下がりに皆様の笑顔、私も楽しくコンサートさせていただきました。お世話になりました!ありがとうございましたm(_ _)m
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裏磐梯到着

2014年03月01日 17時13分57秒 | Weblog

お客様からの御依頼で今晩はミニコンサート。猪苗代じゃなくて裏磐梯でした^_^;ホテルグランデコさん、素敵なホテルです。これから仕込みです。うーん、白銀の世界にスキーヤー、私の格好の浮くこと^_^;
19時からコンサートして、終電に飛び乗るスケジュール、いけるか?
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猪苗代へ

2014年03月01日 12時27分58秒 | Weblog

東京駅なう。今から猪苗代へ。お客様からの御依頼で今日はスキー場のホテルでミニコンサートです。そして終電で帰ってくるという、とんぼ返りスケジュール^_^;一瞬だけ猪苗代の空気を吸ってまいります!
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