昨夜はブルーノート「デヴィッドサンボーンLIVE」に行ってきました。
6度のグラミーを受賞した、まさに世界のアルトサックス奏者。
特別としか言いようのない、「サンボーン節」とも呼ばれる演奏でフュージョンそしてR&Bの世界を塗り替えてきた巨匠です。
今年でいよいよ70歳になられ、連夜の2ステージ・・・昨夜もステージへの足取りはさすがにお疲れが見え、今年のブルーノートではとうとう半分近くは椅子に腰を持たせての演奏。
しかしも何も・・・ひとたび楽器を吹きだせば、そのサウンドの輝きは更にも増し、失礼ながらも「目で見ている光景と出てくる音のギャップ」がとんでもないことになっているんです。
私はよく「え?27歳で楽器始めたんですか?遅いですねぇ」と言われるも、今年で楽器歴も26年、そろそろ人生の半分です。
その最初から、私はデヴィッドサンボーンにかぶれていました。サラリーマンバンド時代はカバーバンドもやっていて、自称「サンボーン小僧」・・・、今でこそ「え?どこが?」というくらいに違う芸風になっていますが、当時はかなりブイブイと吹きまくっていたものです。
というわけで、私にとってサンボーンはまさにバイブル、「サックスはどうやって勉強したの?」と言えば、「サンボーンのCD聴いてマネまくっていました」というものです。「神」です^_^;
毎年やってくるブルーノートでのLIVEはほとんど欠かさず、年に一度この日だけは「栄養補給に行ってきます」と、・・・そうですね、サンボーン氏が40代のころから行っているんですねぇ。
昨日はそして特別でした!
10年以上前にお世話になったことのあるサックスの用品を手掛けていらっしゃる方に偶然に会い、終演後「私の作ったマウスピースを渡しに行くからいっしょに入りますか?」と、なんと!サンボーン氏とバンドメンバーの楽屋に同行させていただけました。
嬉しくてたまらない!自分のサックス歴の最初っからの「崇拝神」ですからね!
Ipadで「新しいお家の写真見る?」と我々に見せてくださいました。
ipadの暗証番号覚えちゃいそうでした^_^;
マンハッタンまで25分、和風の建物でスタジオも有り、プールもある。毎日泳いでいると。
すごいお元気そうです!
「彼のマウスピースは君も吹いたの?好きか?」と聞かれ、嗚呼、口から出まかせで「イエス!」とか言うしかないし^_^;
なんとなく聞こえても返せない・・・語学力の無さ。。。嗚呼本当に英語勉強したいな^_^;
楽屋でのツーショット写真、もうこれは宝物です。
元気で来年も来てほしいです!ステージ全部腰かけていても良いですから。
まだまだ輝き続けていてください!