エウレカセブン「第七の幸運をもたらす宿」

人気アニメ「エウレカセブン」を愛し、ツッこみ、ゲスの勘ぐりでエピソードを読み解くブログです(ひでぇ)。リンクフリー。

第25話「ワールズ・エンド・ガーデン」World's End Garden

2006-02-10 10:32:21 | 各話ガイド(第2クール)


レントンを探すため、町へやってきたホランド。だが、そこで州軍の動きを察知する。
その頃、エウレカのもとへと急いでいたレントンは、行き倒れていたところをウィリアムという青年に救われる。
彼は、パイルバンカーを抜いた土地で、マーサという絶望病の女性とともに、自給自足の生活をしていた。
彼らとの出会いを通して、絶望病と大地の関係、そして自分にとって一番大切なものは何か、レントンは改めて知るのだった。【公式あらすじ】






→近日追加予定です。



【今週のみどころ、ツっこみどころ】A-part
●ウィルのミドルネーム「B」は、酔っ払った父親につけられた、恥ずかしい名前らしい。間違いなくボンズの「B」だな。
●レントン少年がマーサの胸を見たときの目つき。超真剣。
●なんで、この土地だけこんなに膨大な数のパイルバンカーが打ち込まれているのか。刺さりすぎ。近くに塔もないのに。





【今週のみどころ、ツっこみどころ】B-part
●若い頃からギャランドゥ(死語)だった、チャールズ。
●コミックとは異なったアプローチの少年ホランド写真。隣はデューイ(髪の色のせいで)と思えるが、ホランドが優勝してるので、そうじゃないみたい。

●キツネみたいな美人と、タヌキみたいな親父・・・うはは、みんな考えることは同じだったのか! ホランドもそれでピンときてるし(笑)。
●ホランドが浮浪者からレントンのDバッグを取り返した場面で、少し好感度回復。しかし、よく分かったな。ドギーのオキニだったから知ってたのか?


●週刊「日本の名車」シリーズ。第2号はサニトラ、特別定価で発売中!(第1回は発掘屋のバモスね)
●話の展開上、仕方がなかったのかもしれんが、故郷に帰るのに、わざわざ危険な道のりを何ヶ月もかけて通った件。
●久々に旧エウレカ(笑)が登場しました! 瞬間的に。





【初登場人物】
●ウィリアム・B・バクスター(元軍人)
●マーサ(ウィリアムの妻)





【伏線とか】
●ウィルがパイルバンカーを模した杖(フィルム職人のニールも同じものを持っていた)で、パイルバンカーをコンコンと叩いただけで、巨大なパイルバンカーが自ら倒壊した。
●1本のパイルバンカーが抜けたことで、その影響が地脈を伝わり、少し離れた場所で地殻変動が起きた。
●ウィルは本来不必要であるパイルバンカーを感じ取って、大地(この場合スカブ・コーラル)がもともと持つ異物を排出しようとする自然治癒の力を利用して、この離れ業を行ったのだろうか。
●パイルバンカーを叩く行為が、それが突き刺さっている直下のスカブコーラルに刺激を与え、パイルバンカーを排出させたというのなら、人間でいうところの鍼灸医療に例えられるかもしれない。
●絶望病になる瞬間。周囲に乱立していたパイルバンカーが天に向かって途方も無く伸びるという描写は、逆にマーサの精神が地にひかれて落ち込んでいく様子を相対的に表現しているのかもしれない。精神(魂)が星の奥深くに引きずり込まれ、個人の人格を失ってしまう。全にして一、一にして全・・・つまり、惑星の意志に取り込まれてしまったのではなかろうか。





【判明した事柄・世界観】
●都市の中心・基盤となる塔は、あくまでもトラパー発電のために後から建造されたものであり、人類がこの惑星に移民してきた際に用いた宇宙船(箱舟)がベースになっているものではないということが、ウィルの言葉から分かる。