ルールのお話

ちょっと愚痴っぽくなっちゃうけど、ルールについて考えてみました。
何人かの人が集まるとそこにルールーとか決まりを作らなきゃならなくなってしまいます。　
しかし、”ルールや決め事は、ないほうええんや。”と、僕に教えてくれる人がいます。
その時は、なんかよくわからなくて、”沢山の人がいっしょにやっていくためにはルールがあった方が、おたがいに楽で良いのにな？”と、その時は思ってました。
だけど、そういう決め事を作ると、それに縛られて、本来どうあるべきか、どうするのが正しいのかということを忘れてしまって、“ルールだから、皆で決めた事だから従うべきだ”　と、言い出す奴が出てくる。　明らかにそのルールに従うと、まちがいが明白に見えているのに。あたかも正義を振りかざすかのようにルールに従わせようとする馬鹿みたいな奴がでてくるわけです。　ま、そんな奴に限って裏で自分の都合のいいようにやってるわけですが…。
ルールがなくてもやっていける世界は、たしかにお互いの信頼関係がうまくできていて、ルールがないからこそ自分を律して、相手の事を気遣えると言う事なのかなぁと思います。それは、それで、たいへんきびしい世界ですが…。
ルールを作って、本人達は、こまかくきちんとやっているつもりでも本来の目的から外れているのが見えていない事が多いんですね。
やっと、”ルールや決め事はないほうがええんや。”　というのが少し分かったような気がします。

僕は、まだまだ気に入らない事が多くて、人間が大成してません。