154 崇禅寺の紅葉 2011-11-28 08:34:51 | 初冬の風景 桐生崇禅寺の紅葉 桐生崇禅寺は1205年、法然上人の弟子智明上人により開創された寺である。 古くから桐生川内の阿弥陀様の寺として知られた臨済宗の名刹であった。 境内には寺の歴史的・文化的資料と自然が豊富な所でもある。 晩秋には境内のいたるところに紅葉がみられ、寺と紅葉が良く調和している。
153 神楽坂 2011-11-21 08:40:22 | 初冬の風景 東京神楽坂界隈を歩く 東京神楽坂の商店街を少し横道に入ると全く違う町が展開される。 ここは神楽坂の昔の姿が残っていた。神楽坂花街である。 立派な黒塀の料亭が並ぶ。道路は狭くとうてい車などは入れない。 迷路のような小路が続く。タイミスリップしたような衝動にかられる。 昔このの花街が最盛期には神楽坂芸者が600人以上はいたという。現在では30数名に激減してしまったと聞く。 昔の料亭遊びをした人たちには想像もできないことだろう。 しかし、この小路を歩いていて感じたことは小路が総て石畳みが敷いてあるのには驚いてしまった。 この石畳こそが昔の神楽坂の実力と歴史を物語っているようだ。
152 住めば都 2011-11-14 08:34:06 | 秋景色 住めば都 車の旅で鄙びた集落に行ってみた。 人家が四軒という集落であった。 昔はこの集落も二十軒の家があったそうだ。 町まで十キロもある、冬は雪が四メートルも降ると聞いた。 今は静かなになったが、昔は賑わっていた。 田圃で稲作をしたり野菜を作ったりしていた。 農閑期にはお蚕さんを飼っていた、晩秋には炭焼きもした。 毎日が忙しかった。 集落を散策していたらお婆ちゃんと会った。 おしゃべりしていたら、上がってお茶を飲んで行けと勧められた。 やはり人が懐かしいのだろう、お話する相手も欲しいのだろう。 勧められるまま上がりお茶をいただいた。 おじいちゃんは86歳、私は82歳だといっていた。 『毎日何をしていますか』と聞いたら、『おじいちゃんは字を書いている』という。 般若心経を写経していた。上手い筆字には驚いた。 お婆ちゃんは造花や小鳥の模型を作っているという。 『仲の良い夫婦ですね』と云ったら、『そんなこともないよ、喧嘩するのも面倒くさい』 と答えていた。 この集落でも花も咲き、秋には紅葉も始まる。 二人にとってはこの集落がやはり住めば都なのだろうか。
151 ススキ百景 2011-11-07 08:55:43 | 秋景色 ススキ百景 新潟県から福島県に行くのに只見線というローカル線がある。 この鉄道で奥只見に行くと抜群の景観が見られると聞いたので車で走ってみた。 ところが鉄道と道路は台風12号、15号で山崩れが発生し通行止めになり、 鉄道も運休していた。 途中ススキの綺麗なところがいっぱいあったので撮影してきた。 最後の線路脇のススキの中を電車が走っていたら、 最高の景色が撮れたのだと思った。 残念!!