133 菖蒲の花

しょうぶ（菖蒲）の撮影は雨の日がしょうぶ(勝負）どき


寄板の通路にも小雨が降り小さな水溜りが出来ていた。
そこに菖蒲の花が写り込み実に美しい景色を演出していた。
この風情ある風景は雨の日でないと絶対に見ることが出来ない。
さらに雨の日は花の色が濃く、クッキリと浮かび上がる。

ここは東京都金町の水元公園の菖蒲園である。
最後にはカエルまで出てきて歓迎してくれた。

132 不思議な水

穴地獄の不思議な水


群馬県中之条町に六合地区（クニ地区）というところがある。
この集落に「穴地獄チャツボミゴケ」という珍しい苔が自生している。
この苔は水が酸性のところに自生すると聞く。酸性度は分からないが多分ＰＨ・６前後なんだろう。
日本にはここにしか自生しないそうだ。
またこの穴地獄から流れ出す川の領域には見事なヤマツツジが至る所で咲き誇っていて、
カメラマンにとっては絶好な撮影ポイントとなっている。

131 ラストオーダー

ラストオーダー


バスが峠を越えたころ目の前に素晴らしい風景が飛び込んできた。
遥かかなたには霧のなかの連山と足元には田植えの済んだ棚田が横たわっていた。
この霧の中の連山と棚田の盛り合わせセットが今回のラストオーダーであった。


最後の花は自宅に咲いた色付きのドクダミです。これは品種が違うドクダミです。

130 雨も上がって

雨も上がって


ホテルを出発するときはまだ雨が降っていた。
バスは少し高い山に入ってきた。
峠の途中でバスから下車したころは、すっかり雨も上がり霧が出てきた。
山の下の集落はガスの中に霞んでいた。
ここにも被写体との一期一会の出会いがあった。


最後の画像は私の家に咲きだしたサボテンの花です。