東京神楽坂の商店街を少し横道に入ると全く違う町が展開される。
ここは神楽坂の昔の姿が残っていた。神楽坂花街である。
立派な黒塀の料亭が並ぶ。道路は狭くとうてい車などは入れない。
迷路のような小路が続く。タイミスリップしたような衝動にかられる。
昔このの花街が最盛期には神楽坂芸者が600人以上はいたという。現在では30数名に激減してしまったと聞く。
昔の料亭遊びをした人たちには想像もできないことだろう。
しかし、この小路を歩いていて感じたことは小路が総て石畳みが敷いてあるのには驚いてしまった。
この石畳こそが昔の神楽坂の実力と歴史を物語っているようだ。