ポリティカルセオリスト 瀬戸健一郎の政治放談

政治生活30年の経験と学識を活かし、ポリティカルセオリストの視点から政治の今を語ります。気軽にコメントして下さいね!

成人式おめでとう!~20代の思い出。

2007-01-08 13:55:27 | Weblog
今日は成人式ですね。新成人の皆さん、おめでとうございます。最近は休日が月曜日に移動するので、成人式が今年は1月8日ですが、私の時はまだ、1月15日が成人の日でした。

20代という時期がいかに大きな変化に富んだ年代であったか、私も今日は懐かしく振り返っています。

私の成人式は、当時、練馬区民でしたから、豊島園で行われました。新成人は豊島園で一日中、乗り物乗り放題。サーカスのような大きなテントが特設されていて、その中で飲食もかなり豪華だったです。石神井公園駅で男女数人の小学校時代の同級生とおめかしして待ち合わせ、いざ、豊島園へ!

豊島園につくやいなや、朝日新聞の同行取材を申し込まれて、最後は池袋東武百貨店の最上階にあった、ニュートーキョーで取材のお礼だとワインをたくさん、ご馳走になりました。まだみんな、将来の夢が定まっていなかった・・・。私の仲間は進学組だったので、みんな学生でした。

添付画像は獨協大学白鳥ゼミの仲間たち。白鳥令先生のご自宅にお正月に遊びに行った帰りに撮ったものだと思います。

この後、私は英国エセックス大学に白鳥教授といっしょに留学。先生の懐の中で育てていただいて、白鳥先生が所長(現・会長)を務めておられた日本政治総合研究所に就職し、さらに5年間、先生の秘書として、日本政治の舞台裏をきめ細かく見せていただきました。

そしてある日、白鳥先生から、「君、政治家になりたいんだろう?海部さんの秘書になるか、草加で市会議員になるか決めなさい。」と聞かれました。私は、市議会議員からコツコツやっていきたいと即決しました。今でも、とっても不思議なくらい、そう決めたのです。

練馬の家から出て、草加に転居したのはその翌日でした。

獨協大学在学中から、政治学の白鳥ゼミで草加市政は身近に感じていました。白鳥先生ご自身が草加市の数々の行政委員をなさっていましたし、草加市と獨協大学の共同プロジェクトにゼミ生として参画していたからです。

今でも、あの頃、現職の市議会議員の先生方にアンケートをお願いに伺ったことを思い出します。今でも、民主党草加市議団の新井貞夫団長がその頃のことを覚えていて下さって、とってもいい思い出です。

そして28歳の時に、私は草加市議会議員に当選させていただきました。

練馬から獨協大学に松葉杖をついて3時間もかけて通ったこともありました。白鳥ゼミで政治学(学問)と草加市政(実態)を身近に学んだ。その獨協大学から英国エセックス大学に第一期の派遣学生として政治学(デモクラシーの原点)を学んだ。当時業界最大手のECC外語学院の英会話講師を務めながら、日本政治総合研究所で修行した。

これが、20歳から25歳までのたった5年間に私が通された道でした。

そして、そのすべてが今の私の根っこの部分になっています。

私も自分の成人式を振り返ると、区長があいさつしたことはおぼろげに覚えていますが、中身は思い出せません。来賓の区議さんたちは印象にも残っていません。

ただ、小学生時代の幼なじみと今日のようなさわやかな陽光の中で輝く自分たちの成人の姿だけが思い出されます。

今日、成人を迎えた新成人の皆さん、皆さんにこれから用意されている5年間の出来事がおそらく、皆さんの人生にとって一番密度の濃い時期になるだろうと思います。今日の日を門出として、私に神様がそうされたように、皆さんにもあふれんばかりの祝福が与えられるように、心から祈っています。

成人式おめでとう!

※私の甥も今日、成人式を祝っています。

瀬戸健一郎
Kenichiro Seto
草加市議会議員
Soka City Councilor

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