KenKenの日々青春

私の好きな言葉に「青春とは心の若さである」がある。青春の日々を書き続けたい。

種なしブドウを作る ジベレリン処理

2024-06-08 21:39:27 | 果樹

シャインマスカットの開花が進んでいます。

咲き始めの花房です。

穂先まで咲き満開状態になった花房。

並べて比較してみると

なかなか全部そろって満開状態にはなりませんが、

8割がた咲き揃ったので、ジベレリン処理をしました。

 

ジベレリン処理とは、種無しブドウをつくるための処理で

受粉しなくても果実を肥大させる作用を利用した方法です。

ブドウは受粉しなくても、房をジベレリン液に浸すことで

実を作ることができます。

その結果、

受粉していないので種なしブドウができるというわけです。

 

準備したものは、ジベレリン錠剤、フルメット、カップ

と、処理目印のカサジゾウです。

 

 

ジベレリンは、植物ホルモンの一種で、植物の成長を助けるホルモンです。

フルメットは細胞分裂を促進して細胞数を増加させて

果実肥大を促進する作用があります。

 

カップにジベレリン溶液を入れその中にブドウの房をひたして処理をします。

房全体をジベレリン液に漬けます。

ブドウの房全体に付着させたら房を軽く振って

余分な水滴を落としておきます。

 

そして処理目印に準備したカサジゾウを付けておきました。

2回目の処理日がわかる様に、今日の日付を記しておきました。

 

下の様な満開前の花房は日を変えて処理をします。

 

約2/3のジベレリン処理が終わりました。

2回目の処理は10日から14日後に行います。

日の幅があるので天気予報を見ながら実施していきます。

 

 

 

 

 

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