ここのところ雨降りが続き、
ブドウのスチューベンの摘粒作業が遅れていました。
スチューベンは糖度が高くて酸味が少ないので、
甘みを強く感じます。
香りがよく果汁も豊富で、
粒が多く日持ちがよいのも魅力です。
ちなみに、人気の高い「シャインマスカット」の
母親は「安芸津21号」ですが、
安芸津21号の母親は「スチューベン」なので、
シャインマスカットはスチューベンの血を受け継いでいます。
我が家のスチューベンは老木で、
2本あったのですが一本は去年枯れて現在は一本だけ。
老木ながら今年は良く実を付けてくれました。
シャインマスカットの作業が一段落して
スチューベンの摘粒作業を一週間前から始めたのですが
天気が悪くやっと先日終了しました。
摘粒前の房はハサミが入らないほどビッシリしています。
もっと早くやれば良かったと悔やむが既に遅し。
ハサミの入るところから一粒一粒切り落とします。
約半分位にして隙間ができる程度にしました。
今朝まで雨が降っていましたが、午後になると雨露が無くなり
この後も雨が無さそうです。
やっと消毒が出来る。
袋掛け前の消毒です。
殺菌剤を2種類、予防薬と治療薬。
ジマンダイゼンとオンリーワンです。
散布の液が乾くのを待って袋掛けを始めました。
袋は白色の18号。
200袋掛けたところで、ワンちゃんの散歩の時間
残りは明日にまわして作業を終了です。
スチューベンの散布液が乾く間を使って
シャインマスカットの10回目の消毒をしました。
袋掛け後に行う予定でしたが雨のため今日になりました。
使用薬は殺菌剤のボルドーと殺虫剤のコマロイド水和剤。
袋の中は如何に
兎に角天候に悩ませれる今年のブドウ栽培です。