この時期のブドウは成長が早いのに感心します。
6月10日に2回目のジベレリン処理をしたときは小さな粒でした。
あれから半月、1cmほどの粒に膨らんできています。
昨年より一週間早めに摘粒を始めました。
摘果(粒)前の房です。
摘果後です。ちょっと不揃いですが(笑)
大粒種のブドウですと指先でも摘粒できますが、スチューベンは小粒種で隙間もありません。
そこで摘果バサミで摘粒をしていきます。
小さい粒・上下向きの粒を切り落とし適度な隙間を開けて房を整えていきます。
果軸から3粒以上付いているものは2粒~1粒にします。写真は3粒のものを真ん中の1粒を切除したところです。
一日一日粒が大きくなっていきますのでスピーディーな作業が必要です。
下の写真はまだ隙間があり作業し易いですが…
下のようにパンパンになるとハサミも入りにくく手間取ります。
形の悪い房や小さな房は切り落とします。
切り落としたブドウ房です。
もったいない気もしますが、美味しいブドウにするには必要不可欠な作業です。
ブドウ栽培で一番手の掛かるのが摘粒です。
上向きで作業するので首と肩がひどく疲れます。
今回は述べ4日間ほどで摘粒作業が終わりホッとしました。