人工股関節のち晴れ、時々バセドウ病

applecider's diary (ブログタイトルを変更いたしました!)

足の事(幼少期)

2004年10月23日 | 股関節のこと
私は赤ちゃんの頃から股関節が悪かった。
母親から聞いた話だけど、ようやくつかまり立ちをしたと思うとすぐにストンと腰が落ちてしまい、いつになっても歩かない、これはおかしいと思った母は市立病院へ私を連れて行った。
病院での診断は「先天性股関節脱臼」。
すぐに入院し、足にバンドをつけて治療していたらしい。
でもいつまでたっても良くならないので、無理矢理私を退院させた母は、股関節で有名な某大学付属病院へ文字どおり駆け込んだ。今でこそ、どこの病院でも紹介状無しで診てくれるけど、当時の大学付属の大きな病院で、紹介状無しで診てもらおうなんて、私の母も随分思いきった事をしたもんだと思う。
大学病院ではバンドの治療では間に合わないからと(母はどうしても幼稚園に入園するまでに普通に歩けるようにさせたかったらしい)手術をとすすめられ、結局、私は両足の手術を受けた。
ここまでの話は私が幼稚園に入る前までの話。
でもところどころ覚えてるんだよね。入院生活のこととか。

・ベッドの上ではしゃいで大騒ぎして叱られた後、注射されたこと。(たぶん騒ぎ過ぎて熱出したんだろうなあ)
・子供用の車いすに乗ってみたくて仕方がなかったこと。(私はまだ小さすぎて乗せてもらえなかった)
・病院の屋上にいっぱいハトがいたこと。(病院の名前が難しくて覚えられなかったので、かなり大きくなるまで、ここの病院を「はとぽっぽ病院」って呼んでたくらいハトの印象が強かった)

他にもいっぱい、入院してた頃の記憶がある。
でも残念なのは、この頃の私の写真がいっさいないこと。
普通の子なら、よちよち歩きのとっても可愛い写真がいっぱいあるんだろうけど、
母もきっとギブズした私の写真なんか撮りたいとも思わなかったんだろうな。
当時の大学病院は完全看護なんてないから、母は毎日病院に泊まり込んで世話をしてくれた。
病室の床におふとん敷いて寝ていた母の姿を今でもなんとなく覚えている。






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