人工股関節のち晴れ、時々バセドウ病

applecider's diary (ブログタイトルを変更いたしました!)

理解

2007年09月16日 | 股関節のこと
今の職場に誘いを受けたとき、私の股関節の状態についてきちんと説明をしていませんでした。
「今は股関節の状態が良いけど、重たいものは持てないし、長く歩くこともできません」とだけ話していました。
詳しく話さなくても分かってくれるだろうと思っていました。

ところが先日、大きな紙袋二つ分の郵便物を郵便局へ持っていくように頼まれました。
急ぎの郵便物でしかも夜だったので、本局まで持っていかなくてはいけません。
タクシーで行っていいからと言われましたが、タクシー捕まえるまでこの荷物を持てるほど私の脚は丈夫ではありません。
無理だと言う私に、どうも職場から冷たい視線が・・・。
まるで私が「こんな重たいモノ、持ちたくない」とゴネているような感じになってしまいました。
結局はアルバイトの男の子に荷物を持ってもらうことで解決したのですが、何とも後味の悪い経験でした。
脚のこと、理解してもらっていると勝手に思い込んでいたようです。

指示したのは私を今の職場に誘ってくれた人です。
一番理解してくれていると思っていただけにショックでした。
このままではまた同じようなことが起きると思ったので、きちんと話をしようとしましたが、何せ忙しいのでナカナカじっくりと話をする時間がありません。
そこでメールで私の股関節のことをきちんと伝えました。
人工股関節のことや、障害者であることも、いつか再置換しなくてはいけないことも、感染症や脱臼の可能性があることも書きました。
ここまで書く必要があるのか悩みながらも、その人だけでも理解していて欲しいという思いで書きました。

その後、無理を言われることはなくなりました。
理解してもらえたようです。
私の中でも、きちんと伝えることが出来たというだけで、どこかホッとしました。
お互いの信頼関係を保つ上でも良かったと思っています。
ちゃんと説明もしていないのに理解してくれ、なんて無理ですものね。
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