東村山市で約750万円の横領事件発生

2008-02-01 19:15:13 | Weblog
今日、議員にFaXによって知らされたところによれば、
東村山市で横領事件が発生したとのこと
何で?と、怒りがこみ上げ、
何で! と、落ち込みたくなりました。

市民課の職員中里が、住民票等の発行窓口の、住民が納めた手数料を
昨年(07年)4月から12月に掛けて
754万4550円を横領していたというもの

経過の説明によれば、
発覚したのは 昨年12月上旬
実際に東村山市が調査を開始したのは 12月16日から今年の1月7日

不明金は、07年6月1日から、12月17日までの間
中里のレジ担当時間に発生していたというもの。

調査結果に基づいて、
今年08年1月9日、16日に本人から事情聴取を行い、
本人も事実を認めたと言う。

1月16日に、本人と両親から全額返済があった。
警察、監査委員会で金額を確定した後、利息も請求する。
1月21日、東村山警察に刑事告発したという報告であった。

この報告の中だけでも幾つかの疑問がわく

1つ、6月から横領されていたのに、なぜ気が付かなかったか
   窓口の入金は、毎日、住民票等の発行枚数と照合されていなかったのか?
2つ、なぜ調査に時間が掛かったか
   毎日、レジスターの現金照合が行われていれば、高々同じ会計年度中の
   不祥事の発生の調査にこれほど掛かるはずが無い
3つ、議会への報告がなぜこうも遅れたのか
   12月16日といえば、定例会の最中であった。
   まだ、最終日を残していた。報告の機会は幾らでもあった。
   遅くとも、1が9日には、本人が認めたわけであるから、
   この日以後、直ちに議員、市民に横領事件発覚の事実を公表すべきであった   と、私は思う。
  
   今日は2月1日、市長が5時から記者会見をする直前に、議員に知らせると   いうのは、姑息な手段だといいたい。

サテ、私が議員になって1期目、今から10年ほど前にも横領事件が発覚した。
公民館の使用料を、当時の職員が数百万横領していたという事件であった。
横領の期間は今すぐには思い出せないが
大事件であった。

その際、再発防止策を講じ、
それまで、年度末にしか金銭の帳尻を合せていなかったものを、
横領が発生できないように、改善したはずであった。

その再発防止のための改善策が厳格に守られていなかったのかということも
大問題である。

市民は、住民票発行手数料の値上げを実施され、
高いね~、何とかならないの?
といいながら、納めてきたお金である。
その市民のお金を、職員が自由(決して言い過ぎではないと思う)に、
盗って、自分のために使う事が出来る
その程度の管理意識しかなかったということを、今回の事件は示した。

この事件を審議するための臨時議会が
2月13日、水曜日の午前10時に召集される。
新市長の就任後の事件である。
きちんと、厳しく追及されなければならない。

取り急ぎ、悔しい、憤りの報告です。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
横領事件 (nqk54327@nifty.com)
2008-02-02 09:13:33
発覚が何故半年後なのだろうか?
経理(金銭の取り扱い)が日毎、週毎、月毎でもチェック無いのはどういう事なのか。
悪事の発見はもっと早いはずである。
6ヶ月間も放置可能なシステムが理解できない。
複数人の犯行ではないのか。
職員はどう考えて、仕事やってるんだろうか。
10年前の事件後の対策はどうなっていたのか、
去年の購入稟議と同じ失念でしょうか?
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質問です (寄り道)
2008-02-03 21:44:18
>今日は2月1日、市長が5時から記者会見をする直前に、議員に知らせるというのは、姑息な手段だといいたい。

上記について質問です。「記者会見をする直前に、議員に知らせる」ことがなぜ、「姑息な手段」なのかがわからないのですがお答えいただけますでしょうか。

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