医療的ケアが必要です

2010-01-27 14:40:14 | Weblog

1月23日、東村山市内で“地域での医療的ケアの必要性”を説く学習会が開かれ、呼びかけに応えて参加しました。
主催は、東村山市内の福祉施設あゆみの家成人部です。

正直、初めはその表題の意味がわかりませんでした。
しかし、事は大変重要な課題だったのです。

医療的ケアとは、呼吸器障害や摂食・嚥下障害のある方への
呼吸管理=痰の吸引や酸素吸入、人工呼吸器使用
栄養管理=胃や腸へ直接栄養補給を行うこと
排泄管理自己による導尿や介助導尿
その他、静脈栄養など
学校や施設で行われるケアのことです。

特別支援学校では、20年間のとりくみでノウハウを培ってきたと
講師の飯野順子先生がその とりくみを話されました。

また、調布市の障害福祉課長山本雅章さんは、ご自身の体験、
吸引や人工呼吸器使用など医療的ケアが必要な方の、
地域の施設への入所を断った経緯から地域の施設における医療的ケアが必要と、その後の取組みを進めたことを紹介して下さいました。

お二人が異句同音に話されたのは、
医療的ケアを行うことによって、障害を持つ子どもさんや人々がその人らしく育ち、生活できる
医療的ケアを行うことによって自らの意思を伝えることができるようになるなど学校生活や、地域生活を豊かにする
ということでした。

もちろん、医療的ケアを実施するには
看護士の配置が必要不可欠であり、職員の研修も重要です。

我が地域でも、医療的ケアの必要な障がい者の入所を受け入れるためのとりくみが直ちに行われるべきだと感じました。


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