世界中で一番尊敬する母が亡くなった

2016-12-31 13:32:54 | 日々
12月19日 田舎の従妹から幾度かの着信
掛け直すと
「伯母が死んだ(母のこと)」という。
取るのもとりあえず奄美へ

母は 誰にも看取られることなく
16日 お風呂でその命を終わっていた。

発見してくれた従妹は
いつも 母の面倒を見てくれていた。
悲しい発見をさせてしまったことに申し訳ないと思いつつ
これまで 私たちに代わり
母の手助けをしてくれてきたことに感謝をしている。

母は私にとって
どこの誰よりも一番尊敬する存在であった。
もちろん
批判的に見る目も持っている。
しかし、その存在そのものが何にも替えることができないものであった。

母は 父と離婚後6人の子を一人で育ててくれた。

働きながら
へき地の医療をより良いものにするための活動や
生活困窮の人々への支援を
政治的な問題も含めて活動してきた。

母の葬儀を営みながら
そんなことが走馬灯のように浮かんできた。
葬儀の参列者たちは
異口同音に
「お母さんには本当に世話になったのよ」
「いつもためになる話をしてくれたのに…」
と声を掛けていただいた。
また
「つい2~3日前にシャンシャン歩いていたところに会ったのに…」
と残念がって下さった。

母と私たちののくらしを支えてくれたのは
こうした母の従妹たち親類や友人たちであったことも葬儀で痛感した。

94歳を過ぎて
いつまで生きていてくれるのだろうと考えていた。
今年春 脳の動脈瘤の手術翌日からピンピンしていた母である。
あと数年は生きていてくれる気がしていた。

来年になれば 本当にひまができるので
奄美に返って母とゆっくりできると思っていたのに

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