東村山駅西口再開発ビル内の市の施設 本当は10憶7000万円を超えていた

2009-08-27 22:51:11 | Weblog
今日 報告した 東村山駅西口再開発ビルに買い入れる
市の新しい施設の買い取り価格の減額変更議案

審議の中で
本当は 10憶200万円でなく、10億7000万円になったことが明らかになりました。

私の質疑で わかったものです。

今回の議案は 180万円強を減額されるというものでしたが
本当は 資材高騰・期間延長などの影響で
再開発事業費そのものが約2憶1200万円増額し
ビルの建築費は 4憶3000万円増えていたそうです。

それで計算すると
10憶200万円の市の施設買い取り価格は 10憶7000万円を超えるというものです。
事業費が増えたのだからそれをきちんと反映すると市の買い取り価格は幾らになるのかという私の質問に
7000万円まけてくれたと答えました。

そして これらの事業費の増加分を一手に引き受けるのが
三菱地所、西武不動産という ビルのマンションを売って利益を得る大手企業です。
その損失の肩代わりをこれらの企業が引き受けたので180万円の減額ができたというのです。

2憶円を超える増加分を マンションを売って得た利益で相殺できてなお
利益が出るのが 今度の再開発事業だということが明らかになったわけです。

健康増進施設で 医療費が減ると 自らが説明し、施設を購入する理由にしてきた市が
改めて 佐藤議員から問われ
むにゃむにゃ と明確な答弁をできないことも
この施設の買い入れが いかに不当かということも明確になりました。

議案の提案説明も、その後の与党の質疑も
三菱地所などの企業がおまけしてくれたということに終始した感がありましたが
10憶200万円でも市民が怒っているのに
7000万円も増えたら 新たに市民の怒りが爆発すると見越してのおまけではないか~…

共産党は 私が質疑を行いましたが
たとえ 買い入れ額が180万円減ったとしても
10憶円を超えるお金が使われることは間違いなく
無駄遣いであることに変わりはありません。

公明党は この議案が否決されれば
10憶200万円で買わなければならないから賛成と言いました。

私の反対の理由は
1、施設買い入れを市民は住民投票の際 一番反対していた
2、この施設は市民が切望した、いや少しも要求していなかった
3、市に運営のノウハウはなく、市民の税金で作り、民間が設ける施設に、10億円を超えるお金を投入するゆとりはないはず。今後毎年の予算支出を必要とする施設は、市民の暮らしを二重三重に圧迫する。
からです。

今後毎年この運営費に 約6300万円かかります。
本当に ため息が出 暗澹たる思いが拭えません。

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