東日本大震災49日に娘が帰って来た

2011-04-28 23:13:13 | 災害について

今、テレビのニュースを見ていたら 今度の大震災で 学校で津波にさらわれ行方の分からなかった愛さんの遺体が発見され、確認を行ったご両親、お姉さんなどのご家族の様子が報道されていました。

お母さんが、「足首にミサンガをしていた間違いないよね」とお姉さんにはなし、お父さんがこの日に帰ってくれたと悲しいけれどもほっとしたように話す その姿に泣きたくなりました。

我が子が津波にさらわれて 行方がわからず 捜索も困難で でも遺体が見つかったからと言って それが嬉しい知らせであるはずがないのに・・・

しかし、この大災害は、遺体が返ってくることが困難であるという現実を 被災者はこの間思い知らされていたです。

お父さんやお母さんにしてみれば 遺体が帰ってくれたことがせめてもと思うことなのでしょう。

テレビを見ていて 不覚にも 泣きそうになりました。

愛さんのお父さんやお母さん、お姉さんなどのご家族のことを思えば、私が泣いてはいけないと思いました。

お母さんに問われたお姉さんの表情に 足にミサンガがあっても それを愛さんだと認めていいのか 認めてはいけないのではという気持ちが表れていました。

お姉さんの 苦しみは 今後も続くんだろうとおもいます。

同じような苦しみを抱えたご家族が 他にも大勢いらっしゃることと思います。がんばってと言いたくはないけれど でも 泣き言を言いつつがんばって下さいと申し上げたい。

弱音を吐きつつ 自分を奮い立たせ、更に弱音を吐いて、でもがんばってほしい
国民が、世界中の人々が応援しているから・・・
でも 悲しみの底に居ることも 自分を守ることだから 自分を守るためにがんばってほしい

災害で 不可抗力で 家族が亡くなる。ありそうであってはいけないことです。

備えは自治体の仕事です。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。