牧師の読書日記 

読んだ本の感想を中心に書いています。

10月28日(月) 直売所の営業が終了

2013-10-28 06:57:37 | 日記

 8月中旬からスタートした自分たちの直売所の営業が昨日で終了した。当初予定していたよりも人が多く来なかったが、毎日お客さんが来てくださり、その中からリピーターの人も与えられたので、とりあえず成功と言えると思う。総括すれば、始めたことが一番大きな収穫であった。頭だけでなく、またただの話し合いだけでなく、実際にスタートさせたことによって、見えてきたものがある。一番の課題は、前の地主が建てたプレハブを使ってしてきた直売だが、建物(外枠)を拡張してもっと目立つようにするかどうか。もう一つは駐車場をもっと広くするためにどのような土地利用をしたらよいか。これらをゆっくりと冬考えて、来年更に良い直売所にしていきたい。

 生産面だが、品質(美味しさと安全面)には自信を持っている。品揃えは八百屋のようにすべてが揃っているわけではないが、主な(旬の)地元の野菜と果物を揃えているのでそれなりに自信がある。であるから、やはり課題は中身(内枠)というよりも(もちろん改善は必要であると思っているが)、広告、宣伝、営業面であると思う。これがなかなか農家ができないことであると感じる。地域にたくさんの直売所があるが、本当に成功しているのは一握りである。彼らの直売所を見ると、共通しているのはやはりある程度の外枠を最初に用意しているということである。直売の分野では少しずつ成功していくというのはかなり難しいと思う。そのようにしているうちに経営が行き詰ってしまうだろう。ただ経済的な問題があり、用意できるお金が限られていて外枠が簡単にできるわけでないので、そこが悩みどころである。さてどうしたものか、、、

 昨日思いがけなく最後のお客さんが何とタイ(バンコク)からの観光客だった。20~25人ぐらいいただろうか、レンタカーを使って北海道を旅行しているようだったが、彼らが来てくださり、とても喜んでくれた。賑やかで楽しいひと時であった。外国の人が来てくださったのは始めてだったので、私たちにとっては来年に向けて大きな励まし(励み)となった。