午前は雨がちの天気で,午後は曇り空。
秋晴れがなかなか来ないね。
昨日の⑭真玉御嶽に続いて,本日は⑮人頭税石の紹介。
かつての宮古島の紹介には必ずこの人頭税石の写真があり,
そして,「背丈がこの石の高さ(約143cm)を越えると課税
させられた」とその過酷さを象徴するものだった。
しかし,人頭税制度はあったとしても,この「人頭税石」
説は根拠が無い様で,宮古島市でも現在は観光スポット
と言うだけで,指定文化財・史跡ではない。
注:「人頭税」と言う税制度ではなかったと言う
議論もある。
民家のすぐ脇に立っている。
この石が税に関係ないとすればどんな由来なんだろう。
それもよくわからないらしい。
なお,明治中頃に人頭税廃止運動の展開があり,webでも
記事が多いが,全体像は生半可では理解できそうもない。
「幕府―薩摩藩―琉球王府―離島」,「明治政府―琉球藩
・沖縄県―離島」の政治・税・土地制度・近代資本主義・
貨幣経済などいろいろあるようだ。
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[人頭税石]
道路沿いに 民家の脇に
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市中に最も近いパイナガマビーチ(昨日の帰路に)